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民放ラジオ4局ネットでお送りしている『シティポップ・コレクション』、11月はLucy in the Room のmiiちゃんと、隔月レギュラーの自分でお送りしています。…というワケで、先週末に順次、今月第1回目のオンエアあり。radioのエリアフリーでは、12日(火)早朝までRKK熊本放送分が視聴可能です。

ここのところの自分の出演回は、リスナーさんのリクエスト曲にリアクションして特集を組むコトが多いのだけれど、今回はティナの<シャイニング・スカイ>にリクエストが来たので、そこから展開して、《秋のコーラス・グループ特集》的に。

オンエアしたのは、それを含め3曲。

● シャイニング・スカイ / ティナ
1970年代前半に惣領泰則をリーダーとしてアメリカで活動したバンド「ブラウン・ライス」のヴォーカル、惣領智子と高橋真理子によるデュオ。この曲は79年に全日空(現ANA)のCMソングに採用。全日空提供のラジオ番組(ニッポン放送)のテーマ曲としても知られる。如何にも当時の洋楽ポップスっぽい名曲です。

2. ルームメイト / SOAP
男女各2人のコーラス・グループの81年唯一盤『1st HARMOTOPIA』から。緻密で技巧的なコーラス・ワークから、和製マンハッタン・トランスファーの呼び声高し。この曲自体はスパイロ・ジャイラにインスパイアされている。シングルのカップリング曲でもあるが、A面曲は<新宿トランスファー>と、狙いは明白。

3. Let’s Dance Baby / ザ・キングトーンズ & マリエ
山下達郎のライヴ定番曲として有名だが、元々はこのキングトーンズに提供されたもの。キングトーンズ は1960年デビューにした日本の代表的ドゥワップ・グループ。スカイテナーと称された故・内田正人のヴォーカルを武器に、<グッドナイト・ベイビー>(69年)を大ヒットさせている。この曲を収めた78年作『RESURRECT』はシティポップ路線を志向。タツロー書き下ろしを3曲取り上げた。マリエは本作のみに参加した学生シンガー。

実は収録時にはもう1曲ご紹介したが、放送時間の関係で編集カット。う〜、解説が長すぎですかね〜

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