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ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ポール・マッカートニーなど、主に70年代の超大物アーティストのレコード・ジャケットを手がけたデザイン集団・ヒプノシスのドキュメンタリー映画『ヒプノシス 〜 レコードジャケットの美学』が2月に公開。その試写会@恵比寿ガーデンシネマ、に足を運んだ。

ヒプノシスは、クラシック・ロック・ファンは絶対的な存在感を誇るアート集団で、2013年に亡くなったストーム・トーガソンと、写真家オープリー・“ポー”・パウエルが68年に立ち上げた。ケンブリッジで知り合ったピンク・フロイドの仕事を手始めに、前述のレッド・ツェッペリン、ポール・マッカートニー以下、10cc、ジェネシス、ピーター・ガブリエル、ウィッシュボーン・アッシュ、UFO、ブラック・サバス、ピーター・フランプトン、イエス、バッド・カンパニー、アラン・パーソンズ・プロジェクト、スコーピオンズ等など、数多くの斬新なアートワークを提示してきた。日本ではユーミン『昨晩お会いしましょう』のナゾなジャケが一番有名かな?

代名詞的存在であるストーム・トーガソンが故人なので、必然的にオーブリー・パウエルが語るヒプノシスという感じの内容になっていたが、アーカイヴ映像を随所に交えながら、今まで知られていなかった事実を明かしていくあたり興味津々。登場するのはピンク・フロイドのメンバーを始め、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ポール・マッカートニー、ピーター・ガブリエル、グレアム・グールドマンに、後継世代代表?でノエル・ギャラガーも出演していた。

上記のようなアーティストに興味があれば、見て損はない映画です。

公式サイトはこちら。
https://www.hipgnosismovie.com/