hold up

かつてタワー・レコードと筆者のコラボで展開していたCD復刻シリーズ【Light Mellow's Picks x Tower to The People】で、2013年にCD化したHOLD UPのレア盤『島まで10マイル』(78年)が、めでたく昨年末から配信スタート。それに合わせて、グループの中心人物:安藤芳彦(パラシュート〜AB'S / 作詞家)にインタビューし、その記事がアップされた。筆者が12月20日にDJ出演したLight Mellow Summitでも、自分の1回目のセットでハイライト的存在となったのが、実は Hold Upのナンバーだったのだ。

改めて紹介すると、Hold Upは和光大学の音楽サークルを母体に結成されたバンド。近年のシティポップ・ブームで再評価機運に乗る紀の国屋バンドとは兄弟関係にあるが、何より細野晴臣が2曲アレンジに参加し、マリンバやスティール・ドラム、シンセサイザーをプレイ。そして大滝詠一も1曲コーラスで参加している。これが注目され、ナイアガラ関連のマニアにはコソッと注目されていたのだ。安藤以外のメンバーも、後にチャクラを結成する横澤龍太郎(ds)、佐藤奈々子とSPYを結成する戸田吉則(b)、あんぜんバンドのサポート・ギタリスト:藤田義治らが名を連ねる強力布陣。その陣容で超トロピカルな南国シティ・ポップス、言わばサヴァンナ・バンドみたいな音を展開していたのだ。

果たしてこの Hold Up はどのように結成されたのか。そして細野や大滝・両御大がレコーディングに参加したキッカケは? はたまたパラシュートやAB'Sといったスタジオ・ミュージシャン集団の中にあって、どうも経歴がナゾだった安藤芳彦の歩みを知ることだってできる。

そこから先は、以下のインタビュー記事を見るべし、読むべし、そして聴くべし。
https://soundfuji.kingrecords.co.jp/column/5366/

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