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これはあまりに突然でショキング 人気セッション・キーボード奏者にして名アレンジャー、そして00年以降はビクター傘下のaosis recordsプロデューサーとして大活躍した新川博が、1月8日に虚血性心不全で逝去していた。奥様によれば、 起床からわずか30分、まさに突然の出来事だったという。既に近親者で葬儀を済ませた上での公表だった。享年69。

新川は東京都出身で、Charとは中学からの同級生。一緒にバンドを組んで、コンテストに出演した仲だ。その後、ヤマハ音楽振興会に出入りするようになり、20歳の時にハイ・ファイ・セットのバック・バンドとしてデビュー。その後、松任谷由実のツアーへの参加を経て、アレンジャーとして本格的に仕事を始めた。

編曲家として記憶に残るアルバムは多数あって、アイドルものも多いが、ココではシティポップ的なアルバムを数点ピックアップ。真っ赤なジャケットが印象的なAKA-GUYは、斉藤ノブ、松原正樹、島村英二、長岡道夫らで86年に結成したセッション・ミュージシャン集団のワン&オンリー作。aosis では自身のソロ・プロジェクトのほか、松原正樹・松原秀樹・濱田尚哉と結成したGARP、山本潤子をフィーチャーしたボサノヴァ・プロジェクト:nanan などを率い、レーベル・プロデューサーとしても活躍した。自分が最も新川さんに近かったのもこの頃で、恵比寿にあったスタジオにお邪魔したり、レーベル・コンピレーションを数枚組ませてもらったり…。2年前にソロ作やGARPのアルバム群を再発した時も、あれこれライナーを書かせていただいた。

そうそう、今みたいにシリーズ化する前の単発LIVE Light Mellow、2004年9月@恵比寿ガーデンシアター。あの時、南佳孝、ブレッド&バター、EPO、ミズノマリ(paris match)、堂島孝平らのバックを務めるスゴ腕バンドを集め、バンドマスター/アレンジャーとして動いてくれたのも新川さん。ラインナップは新川さん以下、青柳誠/南部昌江(kyd)、松原正樹(g)、美久月千晴(b)、石川雅春(ds)、小池修/山本一(sax)、小林正弘(tr)だったかな。いろいろお世話になりました

このところしばらくお目に掛かっていなかったが、複数のフォーマットで定期的にライヴを開催していたので、近いうちに顔を出そうと思っていた矢先。まさかこんなに急に逝ってしまうとは…

ご冥福をお祈りします。どうぞ安らかに…

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