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今週もありがとうございます。民放ラジオ4局でお届けしているシティポップ・コレクション、その1月最終第5週のオンエア・リストを公開。山下達郎さんの恒例ツアーが1月17日の東京振替公演でハネたということで、それにちなんで山下達郎の歴代ツアー・バンド・メンバーの特集を。radikoでは2月03日23時まで視聴可能です。

 1. シルバーグレイの街 / 難波弘之
現在もキーボード奏者としてバンドに在籍する古参メンバーの一人、難波弘之。81年のソロ2作目『PARTY TONIGHT』収録曲で、山下達郎がコーディネイト/コーラス・アレンジで参加。 達郎バンド+北島健二(g) +吉田美奈子 (cho) でレコーディングされている。難波さんといえばプログレのイメージが強いが、この曲はまさにキラッキラのアーバン・ファンクだ。

 2. 浮気なルナ / NELSON SUPER PROJECT
NELSON SUPER PROJECTは、タツロー『Performance '98-'99』に召集された敏腕ミュージシャンが意気投合して結成。顔ぶれは、青山純(ds)伊藤広規(b)佐橋佳幸(g)難波弘之 / 重実徹(kyd)土岐英史(sax)佐々木久美(vo, organ)国分友里恵(vo)三谷泰弘(vo)の9人。青山・土岐は既に故人。02年に自主制作オリジナルCDをリリース。08年デラックス・エディション、2024年に初アナログ化された。実力派が揃っているだけでなく、メンバーのセンスや咀嚼度が近く、気心がしれている。お楽しみバンドとしての一体感が強力だ。

 3. Cause Of Life (夢を抱きしめて) / UGUISS
佐橋佳幸・柴田俊文が在籍していたロック・グループで、80年結成。82年に山根栄子が加入し、83年レコード・デビュー。これは84年に発売された2ndシングル。同年末までに2ndアルバムを完成させるもお蔵入りし、解散。その幻のアルバム『UGUISS 2』は、93年に発表。昨年2枚組アナログとして再発された。佐橋さんが愛情を寄せる米国西海岸ロックのテイストがストレートに噴出している。

 4. Travelin’ Band / 村田和人
山下達郎のバックアップで82年『また明日』、シングル<電話しても>でデビューした村田和人。83年の2作目『ひとかけらの夏』は、山下達郎プロデュース。この曲は達郎アレンジで、曲調がどこか恩師の<クリスマス・イブ>に似て。実際のリリースも同時期。村田和人は2016年2月死去。

さて、お楽しみいただけましたか? 1月最終週なので、自分のコメンテイター出演はココまで。来月はmiiチャンと栗本斉クンがお相手いたします。カナザワ次回の出演は3月6日以降の放送日に。風邪ひくなよ〜

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