SHOGUNの復刻ライヴ・アルバム第２弾『ALIVE! II』。前回に続きライナーを書かせていただきました。収録されたのは、06年にアルバム『KEEP ON PLAYING』発売記念として開催された渋谷Duo Music Exchangeでのパフォーマンス。オリジナルDVDは『MTV PREMIUM LIVE in duo』として発売されていて、その映像作品のオーディオ・ファイルを新たにデジタル・リマスターしたのが、この『ALIVE! II』になる。
参加メンバーは、芳野藤丸 (g,vo)、ミッチーこと長岡道夫 (b)、大谷和夫 (kyd) という中核３人に加え、木村キムチ誠 (perc) 以下、山根修一 (g)、刀祢信夫 (ds)、ケイン富永 (cho) がサポートで。彼らはいずれも『KEEP ON PLAYING』のレコーディング・メンバーで、パーカッション＋セカンド・ギター入りの編成はSHOGUNには珍しかった。収録曲も全16曲中11曲が『KEEP ON PLAYING』からで、＜Bad City＞＜LONELY MAN＞＜男達のメロディー＞といった人気曲も当然。ボーナス・トラック＜Strange World＞は、昨年亡くなったケイン富永をフィーチャーした楽曲で、これまで未発表だったものを追悼収録したものだ。
オリジナルSHOGUNの３作品に関しては、シティポップや和製AORなどに明るい方なら、よくご存知だろう。しかし97年以降の再編期は、活動自体が断続的だったため、熱心なファンでないと動向が把握しにくかった。『KEEP ON PLAYING』は、『NEW ALBUM』 (97年)、『SHŌGUN 2002』(01年) に続く６枚目で、活動再開後の作品群ではかなりの力作だった。でも今ではなかなか入手しにくいので、遅れてきたSHOGUNファンは、是非このライヴ・アルバムをチェックされたし。
４月７日には Blues Alley Japanで現行SHOGUN（芳野藤丸・ミッチー長岡）のライヴもあります。
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オリジナルSHOGUNの３作品に関しては、シティポップや和製AORなどに明るい方なら、よくご存知だろう。しかし97年以降の再編期は、活動自体が断続的だったため、熱心なファンでないと動向が把握しにくかった。『KEEP ON PLAYING』は、『NEW ALBUM』 (97年)、『SHŌGUN 2002』(01年) に続く６枚目で、活動再開後の作品群ではかなりの力作だった。でも今ではなかなか入手しにくいので、遅れてきたSHOGUNファンは、是非このライヴ・アルバムをチェックされたし。
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