
売れっ子アレンジャー/キーボード奏者でカシオペアの新メンバーでもある安部潤さんから音源ファイルが届き、ライヴにもお誘い戴いて、WAKASA『BE REAL』のリリース・ライヴ@Blues Alley Japan。歌メチャうま
という前評判はかなり前から耳にしていたものの、実際に聴く機会には恵まれず、ようやく『BE REAL』を聴いて大いに納得。それをナマで再現したのが、この日のライヴ。演奏陣も潤さん以下、 川崎哲平 (b)、入江誠 (g), 乘冨鼓 (ds), 宮崎隆睦 (ts) というレコーディング・メンバーそのままで、潤さん、入江くん、鼓クンは、先々週の今井優子ライヴでも。だから初めてなのに、ちょっと親近感の湧くライヴでもありました。当ブログでは初登場のWAKASAなので、簡単に紹介すると、フィリピンと日本のハーフで、ニューヨークのアポロ・シアターの決勝ラウンド "スーパートップドッグ" でアジア人初の決勝ゲストとして出演した経験を持つ驚愕の実力派シンガー。22年に洋楽カヴァーによる初アルバムをリリース。普段はクラブ歌手として、ホテルなどのラウンジやクラブ、ディナー・ショーなどで歌っているらしく、ソウルやR&Bがお得意なようだ。
今月リリースされたばかりの『BE REAL』は、全曲日本語で書き下ろされた新曲よる、初めてのオリジナル・アルバム。サウンド・プロデュースを任された潤さんが、交流のある著名作家陣に楽曲提供を依頼。芳野藤丸、濱田金吾、山川恵津子、中崎英也、中西圭三、林田健司、松井五郎ほか、錚々たる顔ぶれから好曲が集まった。それを最良のアレンジ、若手・中堅の敏腕ミュージシャンの卓越したプレイで制作したのが『BE REAL』になった。楽曲よってシティポップもあれば、昭和歌謡、ラテン・グルーヴ、ポップR&B、超絶技巧のヴォーカル・フュージョンと、バラエティに富んだ作風で、全方位的にWAKASAの魅力を追求する、そんな作りになっている。
アルバム同様<ゆらゆら>でスタートしたステージも、『BE REAL』を全曲披露しつつ、大好きなホイットニー・ヒューストン<I Wanna Dance With Somebody>や<Greatest Love Of All>を取り混ぜたもの。新曲、ましてあまり歌い慣れていない日本語詞だったはずだが、抜群の歌唱力は遺憾無く発揮され、歌も演奏も、めっちゃクオリティの高いパフォーマンスだった。アンコールではアレサ・フランクリン<Think>、そしてエピローグにスタンダードの<Alfie>。この辺りはもう水を得た魚というか、ホント素晴らしい歌い込みぶりで。
ただし個人的には、ちょっとアウェイ感の強いライヴだと感じたのも正直なところ…。ソールド・アウトの満員御礼なのはメデタイ一方で、初めて WAKASAのライヴを観るオーディエンスはホンの僅か。彼女のライヴに足繁く通う、熱心なファンが多かったようだ。そのため新曲では大人しいのに、十八番のホイットニーのカヴァーで「キターッ」とばかりに喝采が起こる。アルバムが出て日が浅く、まだ楽曲が浸透してないので仕方がないけど、これから新しいファンが入ってくる余地があって欲しいものだ。
それにWAKASA自身、文句ナシのヴォーカル・パフォーマンスに対し、オリジナル楽曲を歌うシンガーとしてのステージングや見せ方・聴かせ方は、当然ながらまだこれから。誰とでも瞬時に仲良くなれちゃうオープンかつフレンドリーなキャラは、WAKASAの大きな魅力だから、自らREBORNと謳っているように、新しい自分、飛躍していく姿を、多くの音楽ファンに見せていって欲しいと思う。せっかくカヴァー集ではなく、初めてオリジナル・アルバムを作ったのだから、その充実した内容を広く知らしめていく意味でも…。
《amazon》
《Tower Records はココから》
今月リリースされたばかりの『BE REAL』は、全曲日本語で書き下ろされた新曲よる、初めてのオリジナル・アルバム。サウンド・プロデュースを任された潤さんが、交流のある著名作家陣に楽曲提供を依頼。芳野藤丸、濱田金吾、山川恵津子、中崎英也、中西圭三、林田健司、松井五郎ほか、錚々たる顔ぶれから好曲が集まった。それを最良のアレンジ、若手・中堅の敏腕ミュージシャンの卓越したプレイで制作したのが『BE REAL』になった。楽曲よってシティポップもあれば、昭和歌謡、ラテン・グルーヴ、ポップR&B、超絶技巧のヴォーカル・フュージョンと、バラエティに富んだ作風で、全方位的にWAKASAの魅力を追求する、そんな作りになっている。
アルバム同様<ゆらゆら>でスタートしたステージも、『BE REAL』を全曲披露しつつ、大好きなホイットニー・ヒューストン<I Wanna Dance With Somebody>や<Greatest Love Of All>を取り混ぜたもの。新曲、ましてあまり歌い慣れていない日本語詞だったはずだが、抜群の歌唱力は遺憾無く発揮され、歌も演奏も、めっちゃクオリティの高いパフォーマンスだった。アンコールではアレサ・フランクリン<Think>、そしてエピローグにスタンダードの<Alfie>。この辺りはもう水を得た魚というか、ホント素晴らしい歌い込みぶりで。
ただし個人的には、ちょっとアウェイ感の強いライヴだと感じたのも正直なところ…。ソールド・アウトの満員御礼なのはメデタイ一方で、初めて WAKASAのライヴを観るオーディエンスはホンの僅か。彼女のライヴに足繁く通う、熱心なファンが多かったようだ。そのため新曲では大人しいのに、十八番のホイットニーのカヴァーで「キターッ」とばかりに喝采が起こる。アルバムが出て日が浅く、まだ楽曲が浸透してないので仕方がないけど、これから新しいファンが入ってくる余地があって欲しいものだ。
それにWAKASA自身、文句ナシのヴォーカル・パフォーマンスに対し、オリジナル楽曲を歌うシンガーとしてのステージングや見せ方・聴かせ方は、当然ながらまだこれから。誰とでも瞬時に仲良くなれちゃうオープンかつフレンドリーなキャラは、WAKASAの大きな魅力だから、自らREBORNと謳っているように、新しい自分、飛躍していく姿を、多くの音楽ファンに見せていって欲しいと思う。せっかくカヴァー集ではなく、初めてオリジナル・アルバムを作ったのだから、その充実した内容を広く知らしめていく意味でも…。
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