
ジャンクフジヤマ『Horizon』リリース・ライヴ with island etc. @ COTTON CLUB 1st show を観た。いわゆるレコ発にふさわしく、ニュー・アルバムをまるっとガッツリお披露目するステージ。ちょいとセレブなライヴ・ヴェニューでは 1st / 2nd 入替制が基本なので、ワンステージはアンコール混みでおよそ70分が目安。アルバム1枚フルで演奏すると、他の曲は数えるほどしか組み込めず、自ずとMCも短くなる。それでも新作1枚全部演る、というのは、リリース直後のスペシャル・セット。この日のステージは、まさにそのパターンであった。
今回のリリース・ライヴは、5月中旬に行われた名阪ツアーに次ぐ4本目にしてハイライト。ココしばらくバックを務めている island etc. +坂田明奈のチーム・コンビネーションは、すっかり安定してきた。…とはいえ半分以上の楽曲は、このツアーでライヴ初登場。しかも2週間の時間が空いての本番というコトで、若いバンドの面々ははやや緊張気味の滑り出し、ロー・ギアからのスタートだったか。演奏自体は良いんだけれど、少々遠慮気味の気がした。
でもジャンク自身は、いつものようにノッケからフルスロットルで。暑苦しくなきゃ自分じゃないッ
とばかりに、表現力たっぷり、ダイナミックに歌い飛ばしていく。オープニングから4曲目までは、CDそのままの順番。ドライヴ・チューン<Tokyo highway disco drive>で見せた island etc.の中核:神谷樹との絡みで、バンドもオーディエンスも少し硬さが取れたのか、ノリがグイッとワンランク・アップした印象。<大切なもの>では、楽曲提供した滝沢ジョーがサプライズ出演。アコギを抱え、大きく膝でリズムを取りながら楽しそうにプレイする様子は、とても好感が持てた。そして本編ラスト、アンコールの定番曲<Morning Kiss>と<あの空の向こうがわへ>で、遅ればせながらの最高潮へ。
新曲お披露目ライヴなので、多少よそ行き感が強いのは、仕方のないところかもしれない。ましてスケジュールが空いた後の1st setだ。でもだからこそバック・バンドの盛り上げ方が重要。演奏だけに意識を集中させるんじゃなく、プラス・アルファで、ジャンクと自らを鼓舞するように、少し大げさなフリでオーディエンスを楽しませる、そういう意識があってイイんじゃないか、と思う。セッション・ミュージシャンの寄せ集めで譜面と睨めっこしているタイプのサポート・バンドじゃないんだから、そこはメンバーが一丸となってもっと盛り上げないと。いつもは姉御的ポジションで盛り上げる明奈ちゃんも、今回はセット的に出番が少なめだったので、その影響もあったかなぁ。<Tokyo highway disco drive>での絡みや、滝沢ジョー君の楽しそうなパフォーマンスを目の当たりにして、何か足りないとすればコレかも、と…。真面目すぎる、というか、若いのにオトナしいのよ、 island etc. の面々は…。
もっとも2nd Showだと、オーディエンスも最初からノリが良いはずだから、逆に演者の方が乗せられるってコトもある。良いライヴというのは、演じる側と観る側が一体になってこそ。阿吽の呼吸が必要だ。だから、もし客のノリが悪いようだったら、もっと意識的に盛り上げる、そういう現場での対応力が欲しい。ジャンク自身は充分そこを心得ているけど、若いバンドはこれからの経験。もう少し若々しいプレイでジャンクを煽るぐらいに成長したら、もっともっと良いステージを作ることができると思うぞ。
出演:ジャンク フジヤマ(vo,g)
island etc.:神谷樹(g,cho)、biki(keys,cho)、舞野州(b)、河田勇利(ds)
坂田明奈(sax)、 サプライズ・ゲスト:滝沢ジョー(g,cho)
【Set List】
1. Horizon
2. Wonder History
3. 花柄の街
4. Sweet Little Lies
5. I Miss You So
6. Tokyo highway disco drive
7. 夏のマーメイド
8. 大切なもの
9. Essence
10. Morning Kiss
【Encore】
11. あの空の向こうがわへ

《amazon》
《Tower Records はココから》
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でもジャンク自身は、いつものようにノッケからフルスロットルで。暑苦しくなきゃ自分じゃないッ

新曲お披露目ライヴなので、多少よそ行き感が強いのは、仕方のないところかもしれない。ましてスケジュールが空いた後の1st setだ。でもだからこそバック・バンドの盛り上げ方が重要。演奏だけに意識を集中させるんじゃなく、プラス・アルファで、ジャンクと自らを鼓舞するように、少し大げさなフリでオーディエンスを楽しませる、そういう意識があってイイんじゃないか、と思う。セッション・ミュージシャンの寄せ集めで譜面と睨めっこしているタイプのサポート・バンドじゃないんだから、そこはメンバーが一丸となってもっと盛り上げないと。いつもは姉御的ポジションで盛り上げる明奈ちゃんも、今回はセット的に出番が少なめだったので、その影響もあったかなぁ。<Tokyo highway disco drive>での絡みや、滝沢ジョー君の楽しそうなパフォーマンスを目の当たりにして、何か足りないとすればコレかも、と…。真面目すぎる、というか、若いのにオトナしいのよ、 island etc. の面々は…。
もっとも2nd Showだと、オーディエンスも最初からノリが良いはずだから、逆に演者の方が乗せられるってコトもある。良いライヴというのは、演じる側と観る側が一体になってこそ。阿吽の呼吸が必要だ。だから、もし客のノリが悪いようだったら、もっと意識的に盛り上げる、そういう現場での対応力が欲しい。ジャンク自身は充分そこを心得ているけど、若いバンドはこれからの経験。もう少し若々しいプレイでジャンクを煽るぐらいに成長したら、もっともっと良いステージを作ることができると思うぞ。
出演:ジャンク フジヤマ(vo,g)
island etc.:神谷樹(g,cho)、biki(keys,cho)、舞野州(b)、河田勇利(ds)
坂田明奈(sax)、 サプライズ・ゲスト:滝沢ジョー(g,cho)
【Set List】
1. Horizon
2. Wonder History
3. 花柄の街
4. Sweet Little Lies
5. I Miss You So
6. Tokyo highway disco drive
7. 夏のマーメイド
8. 大切なもの
9. Essence
10. Morning Kiss
【Encore】
11. あの空の向こうがわへ

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金澤さんがいらっしゃっているなと拝見しておりました。
いつもブログを見てますとお声がけは出来ませんでしたが苦笑
ライブ自体はジャンクさんの声も出ていたし、
とても良かったと思います。
ただ、最近クラブ系でライブを見ていて思うのは、
業界人らしき人が演奏中しかり、スマホをみたり、ずっと話をしていて、すごく耳障りで音楽が聴けないので席を変えて貰いました。
違うライブでビルボード横浜でも似たような事があり、席を変えて貰いました。
この手の業界人っぽい方たちは、何が目的でライブにきているのでしょうかね?
ライブを見る側もマナーも必要だと最近痛感しております。
ライブと関係ない内容ですみません。