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以前から応援している大阪のネオR&Bバンド、Neighbors Complainのライヴを約8ヶ月ぶりに。前回は自分が大阪に乗り込んでトーク・ショウとDJプレイ、そして彼らのライヴというイベントで共演。更に遡ると、9月に自分が選曲したカヴァー・アルバム『MADE IN STREET 3』のリリース・ライヴ、6月に佐藤竹善サンとのジョイント・ツアー、3月に『A life like ice cream』 のツアーと、去年は頻繁に顔を合わせていたので、ちょっとお久しぶり感アリ。でもその間にも彼らは、ひと回り大きく成長していた。
ニュー・アルバム『LUCKY 7』のツアーは5月からスタート。でも前半戦を終えたところで、3回目となる13ヶ所の中国ツアーを間に挟み、6月頭に帰国して、これが後半戦の皮切りに。中国ツアーの好調ぶりはSNSなどで見ていたが、その勢いを駆って、まさに非の打ち所がないパーフェクトなステージを観せてくれた。

新作ツアーとはいえ、元々上手いバンドだし、もうトータル20本近い本数をこなしているので、新曲だって充分に熟れている。そもそも何か特別に目新しいコトをやるバンドじゃなく、せいぜいセットリストが替わるだけ。なのにステージ運びは極めてスムーズで、ノンストップで曲を繰り出すところ、カウント待ちのところ、MCでひと息入れるところ、そのすべてが何の淀みもなく、シームレスに展開していく。OTOのMC、オーディエンスの煽りもごく自然。ギターGOTTI、ベースKASH がステージ前に繰り出すことはあっても、4人の立ち位置は基本的に不動のままだ。それなのに彼らの表情やボディ・アクションで、メンバーがノリノリで楽しんでいるのが伝わる。だから客席のリアクションが自ずと良くなり、小屋全体に一体感が広がっていく。きっと中国でもコトバなんか要らずに盛り上がったのだろう。

デビュー曲<Decision>では、思わず彼らの11年前の初上京ライヴを思い出し…。あの時はお客さんが両手で数えられるくらいしかいなかったなぁ…。それが今ではduoがソールドアウトし、中国ツアーも大成功。メンバーもコーラスが上手くなり、ステージングもナチュラルにこなして…。今までずいぶんNeighborsライヴを観てきたけれど、このステージが10年で一番だったかも。そんな想いがよぎった。でもコレからも彼らが何処まで伸びていくか、それを見届けるのも楽しみだな

ちなみに『LUCKY 7』のフィジカルは(CD / LP)は既に完売状態。追加プレスの予定はないそうなので、サブスクなどでお楽しみあれ。

M1 Milky Way
M2 Night Drivin'
M3 Virtual Dance Floor
M4 Utopia
M5 Navigate
M6 Jaam
M7 Decision
M8 One's First Love
M9 雨のカフェテラス
M10 Moon Train
M11 My Sweet Home Town
M12 メドレー (Aurora〜Gotcha Feelin'〜Got It Goin' On 〜Shine On 〜Sha La La Disco)
M13 夢のカケラ
Encore : Milky Way(=M1)