
中一日置いてのBillboard Live Tokyo は、パトリース・ラッシェンの来日ツアー初日1st Show。ここから東京でもう1日、そして横浜、大阪と続く計8公演のジャパン・ツアー。ゼロ年代に入って以降、再編リー・リトナー&ジェントル・ソウツなどでの来日もあったパトリースだけれど、ソロ名義での来日は2012年のCotton Club以来だから、13年ぶり2回目となる(その時のライヴ・レポートはコチラ)。コケティッシュな魅力を放っていた彼女も、既に70歳代、見た目はサスガにずいぶんふくよかになったが、持ち前の愛くるしさはシッカリとキープしていて、言わばカワイイおばあちゃん状態。何てたって、デビュー間もないプリンスが恋心を抱いて、<I Wanna Be Your Lover>のモデルにしちゃった人だからネ
このステージでも、白ブチの丸メガネに左右色違いのハイカット・バスケットシューズと、なかなかのオシャレぶりが目を引いた。オンタイムでライツアウトすると、ステージは『STRAIGHT FROM THE HEART』からの人気曲<Number One>で軽快にスタート。そのまま『PATRICE』からの<Hang It Up><Music Of The Earth>と、スキャットや軽いコーラスが入るタイプの曲を続けていく。ヴォーカルはパトリース自身で、2nd kydのアレクシス・エンガロがハーモニー兼任。サックスのラスティーン・カルホーンもちょっとだけ歌う。 アレクシスはまるで孫ほどの若さだったが、彼女とイケメン・ロック・ギタリスト風情のエンゾ・イアネロは、実際にパトリースの教え子だそうだ(パトリースは長年バークリー音楽院や南カリフォリニア大で音楽を教えていて、南加大音楽部では学部長まで務めた)。
続いて『PIZZAZZ』からのスロウ・チューン『Settle For My Love』、再び『STRAIGHT FROM THE HEART』からはハンドマイクでポップなライト・ファンク<I Was Tired Of Being Alone>を披露。わざわざホーン・セクションを帯同してきた効果がこの辺りで発揮される。そのクセ、ピアノ・ソロではハービー・ハンコックをアイドルにしていたジャズ少女が顔を出し、なかなか攻めたプレイで圧倒。このあたりのバランスの良さがパトリースの魅力なんだな。
ちなみに他のメンバーは、マーカス・ミラーやジョージ・デュークと縁深いマイケル・パッチェス・スチュアート (tr)、ジャン・リュック・ポンティのバンドで頭角を現してスタンリー・クラークやジョージ・デューク、アイズレー周辺でプレイ、パトリース『WATCH OUT』(87年)でも叩いていたレイフォード・グリフィン (ds)、L.A.界隈でセッション歴を重ねて安室奈美恵のツアーにも参加したアンドリュー・フォード (b) というラインナップ。故ンドゥグ・レオン・チャンクラーやポール・ジャクソンJr、エヴェレット・ハープが一緒だった前回来日に比べたら、どうしたって見劣りするものの、各メンバーをフィーチャーするというより、パトリース自身のレパートリーを多く並べた2025年セットでは、充分すぎるほどに機能していた。
ただ、唯一プレシティッジ時代からチョイスされたミディアム・ファンクのインスト<Kickin’ Back>や、前回もプレイされた『SIGNATURE』収録のラテン・チューン<Arrival>あたりでは、もう少しメンバーを前に出した方が良かったかも。 特にパッチェスの使い方は、ちょっともったいない気がしたな…。
でも気になったのはそれくらい。大人気曲で、パトリース自ら前へ出てきてオーディエンスにコーラスを取らせた<Remind Me>、新曲<Song For A Better Day>を挟んでは、<Feels So Real><Haven’t You Heard>と、サンプル・ソースとしてもお馴染みの楽曲連発で、アンコール代わりと思しき<Forget Me Nots>まで一気に。最後に赤いキーター(ショルダー・キーボード)を肩に掛けてソロを弾こうとしたが、これは音が出ず。すかさず定位置へ戻って鍵盤に指を走らせたが、こういうトラブルは、まぁご愛嬌、ということで。トータル80分超えのパフォーマンス、やっぱりこの人のキュートさはワン&オンリーとの思いを強くした。
この後も以下の公演が続くので、どうぞお見逃しなく。
7月6日(日)ビルボードライブ東京
1st stage 16:30 / 17:30 2nd stage 19:30 / 20:30
7月7日(月)ビルボードライブ横浜
1st stage open 16:30 / 17:30 2nd stage 19:30 / 20:30
7月9日(水)大ビルボードライブ大阪
1st stage open 16:30 / 17:30 2nd stage 19:30 / 20:30

Billboard Live SNSより
続いて『PIZZAZZ』からのスロウ・チューン『Settle For My Love』、再び『STRAIGHT FROM THE HEART』からはハンドマイクでポップなライト・ファンク<I Was Tired Of Being Alone>を披露。わざわざホーン・セクションを帯同してきた効果がこの辺りで発揮される。そのクセ、ピアノ・ソロではハービー・ハンコックをアイドルにしていたジャズ少女が顔を出し、なかなか攻めたプレイで圧倒。このあたりのバランスの良さがパトリースの魅力なんだな。
ちなみに他のメンバーは、マーカス・ミラーやジョージ・デュークと縁深いマイケル・パッチェス・スチュアート (tr)、ジャン・リュック・ポンティのバンドで頭角を現してスタンリー・クラークやジョージ・デューク、アイズレー周辺でプレイ、パトリース『WATCH OUT』(87年)でも叩いていたレイフォード・グリフィン (ds)、L.A.界隈でセッション歴を重ねて安室奈美恵のツアーにも参加したアンドリュー・フォード (b) というラインナップ。故ンドゥグ・レオン・チャンクラーやポール・ジャクソンJr、エヴェレット・ハープが一緒だった前回来日に比べたら、どうしたって見劣りするものの、各メンバーをフィーチャーするというより、パトリース自身のレパートリーを多く並べた2025年セットでは、充分すぎるほどに機能していた。
ただ、唯一プレシティッジ時代からチョイスされたミディアム・ファンクのインスト<Kickin’ Back>や、前回もプレイされた『SIGNATURE』収録のラテン・チューン<Arrival>あたりでは、もう少しメンバーを前に出した方が良かったかも。 特にパッチェスの使い方は、ちょっともったいない気がしたな…。
でも気になったのはそれくらい。大人気曲で、パトリース自ら前へ出てきてオーディエンスにコーラスを取らせた<Remind Me>、新曲<Song For A Better Day>を挟んでは、<Feels So Real><Haven’t You Heard>と、サンプル・ソースとしてもお馴染みの楽曲連発で、アンコール代わりと思しき<Forget Me Nots>まで一気に。最後に赤いキーター(ショルダー・キーボード)を肩に掛けてソロを弾こうとしたが、これは音が出ず。すかさず定位置へ戻って鍵盤に指を走らせたが、こういうトラブルは、まぁご愛嬌、ということで。トータル80分超えのパフォーマンス、やっぱりこの人のキュートさはワン&オンリーとの思いを強くした。
この後も以下の公演が続くので、どうぞお見逃しなく。
7月6日(日)ビルボードライブ東京
1st stage 16:30 / 17:30 2nd stage 19:30 / 20:30
7月7日(月)ビルボードライブ横浜
1st stage open 16:30 / 17:30 2nd stage 19:30 / 20:30
7月9日(水)大ビルボードライブ大阪
1st stage open 16:30 / 17:30 2nd stage 19:30 / 20:30

Billboard Live SNSより
































