
ブラジリアン・フュージョンの雄、アジムス9年ぶりの新作。御多分に洩れず、NHK-FMの人気番組『クロスオーバーイレブン』のテーマ<Voo Sobre O Horizonte(Fly Over the Horizon)>からのファンで、それ以降、出るアルバムはほとんど網羅、一時はCD解説も書かせてもらっていただけに、J.R.ベルトラミ(12年)、イヴァン・コンチ(23年)という創設メンバーの逝去は残念至極。単独公演も、マルコス・ヴァーリとの共演ツアーも観に行ったなぁ…。
9年ぶりというだけに、イヴァン・コンチ他界後では初めてのアルバム。解説によれば、唯一の生き残りオリジナル・メンバー:アレックス・マリェイロス(b)は、「アジムス・サウンドを体現すると同時に、その音楽的遺産を守ることを自身の精神的使命」としているとか。現メンバーは、マリェイロス以下、16年から在籍するキコ・コンチネンチーノ(kyd)と、新加入のドラマー:ヘナート・マッサ。マッサはマルコス・ヴァーリやエヂ・モッタをサポートしてきた名手だそうだ。そしてプロデュース&アレンジは、『AURORA』(11年) と『FENIX』(16年) を手掛けたダニエル・モーニックが引き続き。それをマリェイロスがコ・プロデューサーとしてサポートする。ダニエルはメンバーと共作したり、シンセやパーカッションをプレイしたり、エンジニアを務めるなど、ほとんど4人目のメンバー状態の活躍ぶりだ。
収録曲で目を引くのは、82年作『TELECOMMUNICATIONS』の収録曲<Last Summer In Rio>のセルフ・リメイク・ヴァージョン。ココではダニエルの親父であるインコグニートのブルーイがゲスト参加してギターを弾いている。タイトル曲は創設メンバー3人の共作だけれど、J.R.ベルトラミ生前の楽曲の蔵出しかしらね? <Samba Pro Mamao>はタイトル通り、キコ・コンチネンチーノがイヴァン・"ママォン"・コンチに捧げるべく書き下ろした楽曲。
90年代中盤以降、英国のクラブ・シーンで再評価が始まり、それからずーっと Far out Recordigs が彼らをバックアップしている。それは今回も同様。だけど今作はアジムス全盛期の音に戻ってきたというか、Far Out でのクラブ色を少し抑えて、古き佳きクロスオーヴァー・サウンドのカラーが強くなってきているような…。9年ぶりのご時勢か、トリビュートの意図なのかは分からないけど、この路線が定着するのであれば、長くファンをやってきた者として好ましいトコロだと思うな。
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《Tower Records はココから》
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収録曲で目を引くのは、82年作『TELECOMMUNICATIONS』の収録曲<Last Summer In Rio>のセルフ・リメイク・ヴァージョン。ココではダニエルの親父であるインコグニートのブルーイがゲスト参加してギターを弾いている。タイトル曲は創設メンバー3人の共作だけれど、J.R.ベルトラミ生前の楽曲の蔵出しかしらね? <Samba Pro Mamao>はタイトル通り、キコ・コンチネンチーノがイヴァン・"ママォン"・コンチに捧げるべく書き下ろした楽曲。
90年代中盤以降、英国のクラブ・シーンで再評価が始まり、それからずーっと Far out Recordigs が彼らをバックアップしている。それは今回も同様。だけど今作はアジムス全盛期の音に戻ってきたというか、Far Out でのクラブ色を少し抑えて、古き佳きクロスオーヴァー・サウンドのカラーが強くなってきているような…。9年ぶりのご時勢か、トリビュートの意図なのかは分からないけど、この路線が定着するのであれば、長くファンをやってきた者として好ましいトコロだと思うな。
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