LM crosspoints

これぞ音楽のメルティング・ポット。ジャンル、時間、人種、文化、
そのすべてを超越したリアル・クロスオーヴァー・サウンドがココにある。


筆者が監修・選曲を手掛けたコンピレーション『Light Mellow presents URBAN CROSSPOINTS』が、来週23日、いよいよ発売になるので、繰り返し前振りを。

《収録曲》
01. Area Code 213 / 鳥山雄司  from『SILVER SHOES』(1982年)
02. 真昼 / ジャンク フジヤマ  from『憧憬都市』(2024年)
03. Key Of Happiness / 中村照夫ライジング・サン・バンド  
                 from『BIG APPLE』(1979年)
04. Love Is Easy / 尾崎亜美  from『HOT BABY』(1981年)
05. Switch-Blade Hero / パラシュート  from『HAERE MAI』(1981年)
06. Busted / 松原正樹  from『SNIPER』(1983年)
07. Phase Dance / Bill Ware  from『PLAYED RIGHT』(2009年)
08. Agatha / 今 剛  from『STUDIO CAT』(1980年)
09. ピリオド / 広谷順子  from『Blendy』(1980年)
10. Rolling / Tom Browne  from『S’ UP』(2010年)
11. 1969 (The Real) / 沢井原兒  from『薩婆訶 (SOWAKA) 』(1984年)
12. I Don’t Know / Bob Mintzer  from『SOURCE』(1982年)
13. Sunday Night To Monday Morning / Char  from『HAVE A WINE』(1977年)
14. What You Won’t Do For Love / Onaje Allan Gumbs  
                   from『JUST LIKE YESTERDAY』(2010年)
15. Yes I’m Ready / Jay Rodriguez  from『BROOKLYN CONNECTION』(2010年)

近年注目が高まる J-Fusion 作品、鳥山雄司やパラシュート、松原正樹、今剛らを中心に、ニューヨークで活躍した音楽プロデューサー/ジャズ・ベーシスト:中村照夫が手掛けたファンキー&ジャジーなトラック、更にクロスオーヴァー・テイス ト濃厚なシティポップを、邦楽・洋楽、歌モノ・インストゥルメンタルを飛び越えて全15曲収録。

鳥山雄司<Area Code 213>のバックはラーセン・フェイトン・バンド(フルムーン)だし、 尾崎亜美<Love Is Easy>はデヴィッド・フォスターのアレンジの下、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、トム・スコットなど、80年代初頭のL.A.トップ・ミュージシャンが参加している。Charの<Sunday Night To Monday Morning>は、彼のポップ・サイドを象徴するAORチューン。ジャンク フジヤマ<真昼>は、彼のソウルが伝わる渾身の歌いっぷりが堪能できる。

中村照夫の制作モノでは、再編スティーリー・ダンのツアー・メンバーを務めたヴァイブ奏者ビル・ウェアのパット・メセニー楽曲<Phase Dance>、ジャコ・パストリアスがゲスト参加しているボブ・ミンツァー(sax / イエロージャケッツ)の<I Don’t Know>、ベテラン・ピアノ奏者オナージェ・アラン・ガムスによる言わずと知れたボビー・コールドウェル<What You Won’t Do For Love(風のシルエット)> のカヴァーあたりに注目を。

<Rolling>のトム・ブラウンは、もちろん<Funkin' For Jamaica>で知られるトランペット奏者。そして知る人ぞ知るサックス奏者:沢井原兒<1969 (The Real) >は、ヒップホップの先駆けとなったハービー・ハンコック<Rock It>の多大なる影響を形にした、ビル・ラズウェルとのコラボ楽曲。

BGMとして流せばサラリと聴き心地良く、対峙するように聴き込めば発見や学びがある。しかも音質の微調整や曲間の編集によって、リスナー個人が寄せ集めたプレイリストよりも、格段にナチュラルでシームレスに楽しめる仕上がりになっているはず。是非ともトライしてみて下さい。

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