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既報の通り、ヘヴィ・メタル・レジェンドのオジー・オズボーンが、現地時間22日に亡くなった。享年76。わずか20日前の今月4日に、出身地の英国バーミンガムでフェアウェル・コンサートを開催。20年ぶりにブラック・サバスのオリジナル・メンバーが集まってステージに立つなど、オジー最後のライヴを華やかに飾ったばかりだった。当日のオジーはステージ中央に置かれた黒い玉座に座って歌ったが、これは20年初頭に公表したパーキンソン病の影響だろう。一方でパーキンソンは症状が急変するタイプの病気ではないから、直接の死因は他にあったと思われる(現時点で死因は未発表)。

自分が初めてサバスを聴いたのは、おそらく中高生の頃に耳にした<Paranoid>や<Iron Man>あたり。アルバムは高校に入って聴いた『SABOTAGE』(75年)が最初だったと思う。でも、正直あまり印象は良くなかった。サウンドが暗くヘヴィーなのは持ち味として分かるが、滑舌が今イチでスピード感に劣るオジーのヴォーカルに違和感を持ったのだ。しかも後続の『TECHNICAL ECSTASY』『NEVER SAY DIE』は中途半端な内容で、評価も低迷。なのでロニー・ジェイムス・ディオがレインボーから移って来て、『HEAVEN AND HELL』(80年)を発表した時は、「ウン、これが一番好きかも!」なんて思ったのだ。

ほぼ同時期に聴いたオジーのソロ・アルバムも、心機一転、なかなかキレ味の良いハード・ロック・アルバムで。彼のヴォーカル・スタイルが変わったワケじゃなかったけれど、ランディ・ローズ(g)を筆頭にメンバーのキャスティングが的を得ていて、見直すキッカケになった。自分的にはもうハード系ジャンルから離れつつあった時期だけれど、その後もマッドマンを演じ続けるオジーのプロフェッショナルなスタンスは、スゴイと素直に感服させられた。

大盛り上がりのラスト・ライヴから日の浅い急逝は、やはり精神的に「やり切った!」という安心感から来たものなのだろう。直前のインタビューでは、「今日は公演としては別れの挨拶」とし、「これ以上カッコよく去ることはできないだろう」と語っていたそうだから、何か予期するモノがあったのかも。

オジー、今までご苦労様。どうど安らかに…