bryan adams 025

個人的にお久しぶり感の強いブライアン・アダムスのニュー・アルバム『ROLL WITH THE PUNCHES』に、元気をもらった。来年1月の来日公演のインフォメーション画像というのが、ブライアンが横っツラをブン殴られて顔が歪めているという、なかなかインパクトのあるもの。だから、何となく気にはなっていたんだよな。今更チケットを買ってまで観に行ったりはしないけれど、『CUT LIKE A KNIFE』とか『RECKLESS』など、80年代前半のアルバムはそれなりに聴いていたので。でも、今更なんて言っちゃ怒られます。来年1月の武道館公演は、なんとビックリ、追加公演まで出ているようだから…。

お久しぶり感があったのは、19年『SHINE A LIGHT』以降、マトモにチェックしていなかったから。でもその間に、グラミー賞にノミネートされた『SO HAPPY IT HURTS』やセルフ・カヴァー集『CLASSIC』、40周年のライヴなんか、出ていたのよね。要は日本リリースがなく、情報が少なかった、行き届いていなかった、というだけで。だから6年ぶりとなった2023年の来日公演も、やたら唐突な感じがして、「武道館でやって客は入るんか?」と心配しちゃったほど。でも80年代にメガヒットを放ったアーティストって、最新作のセールス如何に関わらず、根強い動員力があるのよね。

ってワケで、ブライアンの新作。クスッって笑っちゃうようなシュールなジャケットだけど、ストレスや猛暑でヘトヘトになっている自分に “喝” を入れてくれるような内容で、なんか元気が出た。別に目新しいコトなんか何もない。でも、ただひたすらシンプルに自分を鼓舞するようなロックを演っている。こういうの、理屈じゃないんだよな。

訳詞を見てみると、社会風刺や政治的メッセージ色を孕んだ楽曲もあって、そういう意味でも、パンチをくれてやるというコト。共に多くのヒットを産み落としてきたロバート・ジョン・マット・ランジ、そしてジム・ヴァランスも参加している。

通算17作目、自分のレーベルを立ち上げて、そこからリリースする初のオリジナル・フル・アルバム。日本盤はボーナス・トラック3曲追加。デラックス・エディションは、ソロ・アコースティック・ヴァージョンを収録したボーナス・ディスク付きの2CD仕様になっている。


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