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筆者の企画・監修によるシティポップ系ライヴ・イベント【LIVE Light Mellow Vol.8】@こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ、大成功のうちに幕を閉じました。酷暑の中、超満員のお運びをいただき、どうもありがとうございました。お客様はもちろん、ご出演いただいた皆さん、スタッフ・関係者にも深く感謝申し上げます。


今回のライナップは、これまで何度か出演をオファーしながら、スケジュールが合わずに来ていた佐藤竹善さん。やはり何度も候補に上がりながら、実現していなかった土岐麻子さん。そしてGood Bye April は、お客さんとして以前のLIVE Light Mellowを観に来てくれていて、「いつか出演させて〜」と手を上げてくれていた。自分もここ1〜2年で彼らのライヴを観たり、ライナーを書いたり取材したりと親しくなっていたこと、林哲司さんやEPOさんたちとのコラボを通じて成長著しいことを知っていたのが相まって、出演兼ハコバンという重責を担ってもらうことになった。特に進行役までこなしてくれたヴォーカル:倉品クンには深謝です

ちなみに竹善さんは、(山下)達郎さんのツアー・バンドでコーラスを担当していた時期に、当時そこに在籍していた土岐さんの父親:故・土岐英史さん(sax)にお世話になっていた間柄。だから彼女のソロ・デビュー間もない頃から付き合いがある。一方で土岐さんとGood Bye Aprilは既にレコーディングでもライヴでも共演している、言わばツーカーの仲。けれど、竹善さんとGood Bye Aprilは今回が初対面。自分としては、良いコンビネーションを築いている竹善さん/Neighbors Complainのシティポップ版を目論んでいたのだけれど。

イベントは、まず定刻に、行き当たりばったりの筆者前説からスタート。ライヴ本編はGood Bye April+サポートKydのはらかなこサンのステージで、一番人気のサマー・ソング<Missing Summer>で勢いよく飛び出した。メンバーみんな結構緊張していたらしいが、期待以上の滑り出しで、続いて佐橋佳幸プロデュースによる最新配信シングル<リ・メイク>を披露。ホール内が一気に熱気に包まれていく。

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続いて倉品クンの呼び込みで登場したのは、土岐麻子さん。早速ジョイント・コーナーで、Good Bye April feat.土岐麻子として最新アルバム『HEARTDUST』に収録された<ふたりのBGM>を歌ってくれた。これは両者が顔を合わせた時だけ歌われる、彼らにとってスペシャルな楽曲。歌うのは昨年のビルボード・ライヴ公演以来だそうで、ファンには格好のプレゼントになっただろう。更に今度は、はらかなこサンの最新ソロEPから、やはり土岐さんがfeat.ヴォーカルの<鱗粉 -Butterfly Scales->を。この曲にはGood Bye Aprilが演奏とコーラスで参加しているので、この3組が全員揃ってライヴ共演する貴重な機会になった。はらサン、演奏している時も常にニコニコしていて、本当に演奏するのが楽しそう。実際は劇伴の作編曲やプロデューサーとしても活躍している実力派なんだけど、以前Good Bye Aprilを見て以来、あの笑顔にスッカリ参っている自分がいる

そしてそのまま倉品クンのシンセに導かれ、土岐さんソロ・パートへ。最新作からチョッとストレンジな<KAPPA>、そしてタイトル曲<Lonely Ghost>、曲名通りのイメージを持つ<ファンタジア>を。土岐さんって、まるでマスコットのように数多くのシティポップ系イベントに呼ばれているけれど、往年の名曲カヴァーを充てがわれることが多く、意外に自分の持ち曲を歌うチャンスが少ない印象があった。だから、自分の企画ではチャンと彼女自身の新しい曲を歌ってほしいと思っていたので、何曲かは自由に選んでいただいたのだ。そしてコーナー・ラストには、EPO作曲のCMソングで、近年のシティポップ神曲といっていい<Gift〜あなたはマドンナ>を。これはGood Bye Aprilメンバーと自分の意見が一致していた楽曲で、オーディエンスにも喜んでいただけたのでは?

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インターバルを挟んでの第2部は、再びGood Bye Aprilのステージから。筆者ライナーの最新アルバム『HEARTDUST』のオープニング・チューン<Love Letter>から始まったが、イントロに"Light Mellow"をキーワードにしたコール&レスポンスを挿してあって、カナザワ感激 続いてシティポップ・フレイヴァーを強調した初めての2020年のアルバム『XANADU』から、まさにシティ感覚の<plastic>を彼ら自身の希望で。ここで第2部のメイン・アクト:佐藤竹善さん登場。まずは倉品くんとのデュエットで、稲垣潤一カヴァー<雨のリグレット>を歌ってくれた。この曲は竹善さんのカヴァー・アルバム・シリーズ『CORNERSTONES』で取り上げられており、またGood Bye Aprilは稲垣さんと共演経験ありで、なかなか良いマッチングだったと思う。

そしてそのまま竹善さんコーナーへ突入し、SING LIKE TALKINGから<夏の彼方>。知る人ぞ知る曲ながら、竹善さんのお気に入りの1曲だそうだ。でもセレクトしたのは、実はGood Bye April。これをさりげなく選んでくるあたりに、彼らのオタクぶりが表れている。エンディングは実演フェイド・アウトで、はらサンのピアノだけが一人居残るスリリングな構図。いやぁ、素晴らしいピアノ・プレイでした

続いてライヴ定番<Rise>では、イントロが始まった途端に、竹善ファンがスクッと立ち上がり、それが一気に広がって、アッと言う間にオール・スタンディングに。イヤァ、コレは監修者としてとても嬉しかったな ホント言うと、小屋的にスタンディングはNGらしいんだけど… ラストのギター・ソロは竹善さんの煽りが入って倍尺に急展開。そのままの勢いで、竹善さんのアコギからエリック・クラプトンのカヴァー<Change The World>に。これも『CORNERSTONES』シリーズからだけど、またしてもギター・ソロを思いっ切り引き延ばされ、ギター吉田クン、焦りながらも味のあるプレイで期待に応えた。そして竹善さんがピアノに移動し、メンバーたちは全員コーラスに回って<Spirit Of Love>。みんながハモれるGood Bye Aprilならではのチョイスで、オーディエンスも手拍子参加のゴスペルチックなエンディング。竹善さんのヴォーカルの素晴らしさは言わずもがなだけど、これまた感動的なエピローグになりました

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アンコールでは、再び土岐さんも参加してのブレッド&バター<Pink Shadow>。最近これをリメイクしたGood Bye Aprilヴァージョンをベースに、土岐さん、竹善さんのハーモニーを加えた3声ハモが絶妙で。これは出演が決まった直後から、Good Bye Aprilと土岐さんの間で「絶対やりたい!」と盛り上がっていた選曲で。歌い分けの設定が若干ややこしかったけれど、竹善さんもシッカリ取り組んできてくれて、その極上ハーモニーに身悶えする自分がいました そしてホントのラストは、これまた全員でシュガー・ベイブ<今日はなんだか>。いやぁ、ホントにホントに良きライヴになりました。

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なお、スタッフがこちらに当日のセットリストをプレイリストに組んでくれました。余韻に浸りたい方、当時おいでになれなかった方は、ぜひ雰囲気だけでも…
https://lightmellow.lnk.to/250830

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さぁて、こりゃあ来年が大変だぞぉ〜