
70年代の英国ロック・シーンを代表するブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジェス・ローデン。ディープ・パープルからイアン・ギランが抜けた際、ポール・ロジャースと共に後任候補に名前が挙がった実力派だ。ご存知のようにパープルはオーディションでデヴィッド・カヴァーデイルを発掘して第3期に突入していくが、当時のパープルがどんなシンガーを欲していたかがよく分かるエピソードである。
パープルを袖にしたらしいローデンが、元ドアーズのメンバーと組んだのがバッツ・バンド。そこのベースがジェフ・ベック『BLOW BY BLOW』に大貢献したフィル・チェン(b)、ゴンザレスを結成するロイ・デイヴィス(kyd)というのも興味深いのだが、ローデンはブルー・サム発のデビュー作のみでバンドを離脱。ニューオリンズでアラン・トゥーサンの制作の下、初のソロ・アルバム『JESS RODEN』(74年)を発表。そのツアー・バンドに英国スワンプ系のバンド:イグアナを起用。それがこのジェス・ローデン・バンドになった。1stアルバムは、76年初頭にリリースされた『KEEP YOUR HATS ON』。それに次ぐのが、半年後に出たこの2作目『PLAY IT DIRTY, PLAY IT CLASS』になる。
70年代末〜80年代にニューヨークで制作した『THE PRAYER NOT THE GAME(愛の狩人)』や『STONECHASER』をAOR的に紹介したため、そちら系のシンガーだと思い込んでいる人もいそうだが、本来はロバート・パーマーやフランキー・ミラーと共に硬派のブルー・アイド・ソウル・シンガーと言われており、タイプとしてはジョー・コッカーやロッド・スチュワートにも近い。ただこの人、歌は申し分ないのに、残念ながら華がないんだよなぁ…。
それでもAOR好きなら、『愛の狩人』や『STONECHASER』の次に押さえておくべきがコレで、テンプテーションズのカヴァー<Can't Get Next To You>を演っていたり、後にアルバム・タイトルに使う<Stonechaser>なんて曲を歌っている。時代的にまだソフィスティケーション低めだけれど、後にニューヨークへ向かう伏線はシッカリ感じられる、というコト。ホーン・アレンジに手を貸しているビリー・ライオールとは、元パイロットで、この年、ブガッティ=マスカー(=ザ・デュークス)も参加したソロ作を出すウィリアム・ライオールその人。プロデューサーのジェフリー・ハズラムも、ベット・ミドラーやマンハッタン・トランスファーの他、エディ・ハリスやハービー・マンなど、USジャズ・ミュージシャンのロンドン録音盤を手掛けていた御仁で、相応のキャパシティの広さがある。
ちなみにジェス・ローデン・バンドのベースのジョン・カートライトは、フォーク出身の奥様ジャッキー・ホイットレンとのデュオ:ホイットレン&カートライト名義で、82年にシャレオツなAORアルバム『RHYTHM HYMN(リズムのト・キ・メ・キ)を出していた人。ココでもやはり、いろいろ繋がります。
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《Tower Records はココから》
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それでもAOR好きなら、『愛の狩人』や『STONECHASER』の次に押さえておくべきがコレで、テンプテーションズのカヴァー<Can't Get Next To You>を演っていたり、後にアルバム・タイトルに使う<Stonechaser>なんて曲を歌っている。時代的にまだソフィスティケーション低めだけれど、後にニューヨークへ向かう伏線はシッカリ感じられる、というコト。ホーン・アレンジに手を貸しているビリー・ライオールとは、元パイロットで、この年、ブガッティ=マスカー(=ザ・デュークス)も参加したソロ作を出すウィリアム・ライオールその人。プロデューサーのジェフリー・ハズラムも、ベット・ミドラーやマンハッタン・トランスファーの他、エディ・ハリスやハービー・マンなど、USジャズ・ミュージシャンのロンドン録音盤を手掛けていた御仁で、相応のキャパシティの広さがある。
ちなみにジェス・ローデン・バンドのベースのジョン・カートライトは、フォーク出身の奥様ジャッキー・ホイットレンとのデュオ:ホイットレン&カートライト名義で、82年にシャレオツなAORアルバム『RHYTHM HYMN(リズムのト・キ・メ・キ)を出していた人。ココでもやはり、いろいろ繋がります。
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