
『Light Mellow 芳野藤丸』発売記念ライヴ@Blues Alley Japan。筆者監修・選曲のコンピレーションにちなんだライヴというコトで、万感繰り合わせて参加。元々藤丸さんご一行は、この時期中国ツアーに出ている予定だったが、諸般の事情で中止に。ならば、ということで、中国行きを予定していたメンバーで、今回の発売記念ライヴを催すことになった。ビックリしたけど、ここは応援しかない。バンド・メンバーは、藤丸さん以下、岡沢章 (b), 宮崎まさひろ (ds), 大久保治信 (kyd), 八木のぶお (harmonica), 原久美 (cho/flute), vahoE (cho) というお馴染みの面々で。
ステージはAB's-2からの疾走チューン<Destination>でシャープにスタート。次いでSHOGUN<One On One (You're The One) >を繰り出し、最近の藤丸ライヴでは、かなりのハイテンションで始まった。事前に「『Light Mellow〜』から全曲演るヨォ〜
」と聞かされて、「エッ、全曲ですか〜
それはスゴイ
」と驚いたが、いつにも増してシッカリとリハーサルを重ねたようで、アンサンブルにも勢いがあるような…。まァ、MCの進行は相変わらずユル〜いんだけど…
Light Mellowシリーズのアーティスト・コンピの特徴は、どれもヒット曲や人気曲には捕らわれず、常に一定の音楽的な基準で選曲している。ロックやファンク、ソウル、ダンス色が過剰なもの、ベタなバラードの類いは外し、都会的で小洒落た洋楽的センスを感じさせてくれる楽曲のみを選んでいるのだ。そしてその範囲の中でバラエティ感を演出する。ヒット曲中心のグレイテスト・ヒッツやシングル集みたいなコンピは、誰でも同じモノを組むことができる。ならばココは自分にしか組めないものを。そんな選曲基準をベースにしつつ、今回は藤丸さんのソロ・キャリア、バンド・リーダー的ポジションにいたグループをオールタイムでフォローした。だから、誰もが知ってる<Bad City>や<Lonely Man>は敢えてオミット。<男達のメロディー>は新ヴァージョンで収録し、その分SHOGUNからは、藤丸さん主導の他の曲をチョイスしている。また裏テーマとして、藤丸さんのギターが活躍しているナンバーを優先。リードであれ、ソロであれ、カッティングであれ、その心地よいギター・ワークで収録時間を満たしたかった。そして何より今回は、未発表の新録曲を提供していただき、コンピとしてハクが付いた。ありがたやァ〜
そうしたセレクトのコンピレーション収録曲でライヴを組んでいるので、ライヴ全体の統一感が生まれたのは、偶然ではないだろう。2ステージ制なので、曲順を組み直しているのは言わば当然。ほとんどライヴでは演っていない、新曲はもちろん、それこそナマでは初めて披露する楽曲もあったそうで…。藤丸フィーチャー度が高く、その分負担は大きかったと察するが、それでもカッチリとバンドをまとめ、しかも従来ライヴに比べ、よりスムーズなフロウ感覚があった。各ミュージシャンの演奏、表現力は言わずもがな。だけど個人的には、今回特に八木さんのハーモニカに耳を持って行かれた。ソロ・パートだけでなく、実はアンサンブルの中でも素晴らしく味のあるプレイをしていたのだ。サックスと違って他の音に埋もれやすい宿命の楽器だけれど、小屋のPAシステムが良くなったのか、今回はいつになくハーモニカの音が聴こえてきて、何を吹いているのかが手に取るように。八木さんはそれこそ日本の第一人者たるスペシャリストだから、藤丸さん同様、もっと大きくフィーチャーされて然るべきだな。
最終的にコンピ収録曲以外で演奏されたのは、最近、海外のサブスクでバズっている藤丸バンド<Paper Machine>のみ。いやぁ、コチラはライヴでの演奏なんて想定せず、半ば勝手に自分の好みで選曲しているだけなので、それを実際にパフォーマンスするとなると、いろいろな難関、苦労があったはずだ。でもそれをいつも以上のクオリティで再現。ギター・パートもたっぷりで、とても良いライヴになった。自分の企画コンピから派生したステージだからいうワケじゃないけれど、ファンが藤丸サンに期待しているライヴって、きっとこういう見せ方なのでは?、と思う。早くも年明けのライヴが決まっているようなので、また観たいゾ!っと。
-- 1st stage --
1. Destination
2. One on One / shogun version
3. Cool Bossa
4. Yellow Magic
5 Iʼll be free alone (新曲)
6. Round about Midnight
7. Whatcha gonna do
8.夏の女
-- 2nd stage --
1. 雑踏の中で
2. Stay in the night
3. Who are you
4. Castle Walls
5. Things being what they are
6. Cry Baby blues
7. Paper machine
8. 男達のメロディー / 2022 version
-- encore--
1. Fill the sail
《amazon》
《Tower Records はココから》
」と聞かされて、「エッ、全曲ですか〜
それはスゴイ
」と驚いたが、いつにも増してシッカリとリハーサルを重ねたようで、アンサンブルにも勢いがあるような…。まァ、MCの進行は相変わらずユル〜いんだけど…
Light Mellowシリーズのアーティスト・コンピの特徴は、どれもヒット曲や人気曲には捕らわれず、常に一定の音楽的な基準で選曲している。ロックやファンク、ソウル、ダンス色が過剰なもの、ベタなバラードの類いは外し、都会的で小洒落た洋楽的センスを感じさせてくれる楽曲のみを選んでいるのだ。そしてその範囲の中でバラエティ感を演出する。ヒット曲中心のグレイテスト・ヒッツやシングル集みたいなコンピは、誰でも同じモノを組むことができる。ならばココは自分にしか組めないものを。そんな選曲基準をベースにしつつ、今回は藤丸さんのソロ・キャリア、バンド・リーダー的ポジションにいたグループをオールタイムでフォローした。だから、誰もが知ってる<Bad City>や<Lonely Man>は敢えてオミット。<男達のメロディー>は新ヴァージョンで収録し、その分SHOGUNからは、藤丸さん主導の他の曲をチョイスしている。また裏テーマとして、藤丸さんのギターが活躍しているナンバーを優先。リードであれ、ソロであれ、カッティングであれ、その心地よいギター・ワークで収録時間を満たしたかった。そして何より今回は、未発表の新録曲を提供していただき、コンピとしてハクが付いた。ありがたやァ〜

そうしたセレクトのコンピレーション収録曲でライヴを組んでいるので、ライヴ全体の統一感が生まれたのは、偶然ではないだろう。2ステージ制なので、曲順を組み直しているのは言わば当然。ほとんどライヴでは演っていない、新曲はもちろん、それこそナマでは初めて披露する楽曲もあったそうで…。藤丸フィーチャー度が高く、その分負担は大きかったと察するが、それでもカッチリとバンドをまとめ、しかも従来ライヴに比べ、よりスムーズなフロウ感覚があった。各ミュージシャンの演奏、表現力は言わずもがな。だけど個人的には、今回特に八木さんのハーモニカに耳を持って行かれた。ソロ・パートだけでなく、実はアンサンブルの中でも素晴らしく味のあるプレイをしていたのだ。サックスと違って他の音に埋もれやすい宿命の楽器だけれど、小屋のPAシステムが良くなったのか、今回はいつになくハーモニカの音が聴こえてきて、何を吹いているのかが手に取るように。八木さんはそれこそ日本の第一人者たるスペシャリストだから、藤丸さん同様、もっと大きくフィーチャーされて然るべきだな。
最終的にコンピ収録曲以外で演奏されたのは、最近、海外のサブスクでバズっている藤丸バンド<Paper Machine>のみ。いやぁ、コチラはライヴでの演奏なんて想定せず、半ば勝手に自分の好みで選曲しているだけなので、それを実際にパフォーマンスするとなると、いろいろな難関、苦労があったはずだ。でもそれをいつも以上のクオリティで再現。ギター・パートもたっぷりで、とても良いライヴになった。自分の企画コンピから派生したステージだからいうワケじゃないけれど、ファンが藤丸サンに期待しているライヴって、きっとこういう見せ方なのでは?、と思う。早くも年明けのライヴが決まっているようなので、また観たいゾ!っと。
-- 1st stage --
1. Destination
2. One on One / shogun version
3. Cool Bossa
4. Yellow Magic
5 Iʼll be free alone (新曲)
6. Round about Midnight
7. Whatcha gonna do
8.夏の女
-- 2nd stage --
1. 雑踏の中で
2. Stay in the night
3. Who are you
4. Castle Walls
5. Things being what they are
6. Cry Baby blues
7. Paper machine
8. 男達のメロディー / 2022 version
-- encore--
1. Fill the sail
《amazon》



































