
6年ぶりのアル・サニー第3作は、
夏の終わりを想起させる甘美なヨット・ロック解釈の
ポップン・ソウルが満載。
ごくシンプルに構築されたリアル・ミュージック、
そして切ない歌声が、ゆるやかにイマジネーションを広げていく。
デジタルな世界観とは真逆の、それでいて新しさを孕んだ、
モア・ヒューマンな息吹きにさらされよ!
“フランスのネッド・ドヒニー” とも称される欧州AOR〜ヨット・ロックの新鋭:アル・サニーが、約6年ぶりとなる3rdアルバム『SUMMER END』をリリースした。一気に秋めいてきたこの時期に、まさにジャストなニュー・アルバムである。
「より成熟したアルバムだと思うよ。おそらく、父親としての新たな責任とも関連しているんだろう。〈Summer End〉をアルバム・タイトルに選んだのも偶然ではない。過ぎ去った夏のノスタルジア、そして共に過ごした美しい瞬間のぬくもり、その両方を表現したかった。夜がなければ太陽は存在せず、太陽がなければ夜もない。だからこそこのアルバムには、明るくグルーヴィーなトラックだけでなく、内省的でメランコリックなものも収録されているんだ。喜びに満ちた面も、暗い面も、自分のあらゆる側面をシッカリと受け入れる。そういう能力が備わったことが成長した点だと思っているよ」
アル・サニーというのは、個人名ではなく、ソウルが大好きな若手シンガー・ソングライター/アレンジャー/ギタリスト:アレキサンドレ・トライカードのワンマン・プロジェクト。そしてそのニュー・カマーたる彼が6年ものブランクを経験したのは、コロナ禍と子供の誕生が大きな原因だった。一方で彼はライヴ・ミュージシャンを生業とし、1年の半分近くをフランス・アルプスのマウンテン・シャレーで、残りの期間を自分が住む南フランス・エリアで、ギタリスト兼シンガーとして日々演奏しているそうだ。そうした環境下で、このアルバムが作られた。
プロデューサーは、アレキサンドレのデビュー当時から変わらず、今回もフローリアン・ペリシエ。彼はつい最近本格的デビュー作を発表したエセル・リンジーのコラボレイターでもある。「彼はもう家族のような存在」だそうで、アレキサンドレのことを熟知し、何が彼の心に響くかを完全に把握しているそうだ。
「フローリアンは常に音に耳を傾け、感覚に導かれている。分析するより先に音楽を感じているところが魅力だね」
最近のアレキサンドレは、クルアンビンやアンダーソン・パーク、トム・ミッシュなど、近い世代のアーティストからの影響があったとか。聞けば、トム・ミッシュのプロデューサー、ギタリスト、作曲家としての才能に感服しているそうで、アンダーソン・パークは、生々しいエネルギーや、アルバムごとにボーダーラインを自由に行き来する手法に魅了されたそう。またクルアンビンの音楽には、ある種のスピリチュアルさを感じていて、別世界へ誘われるという。レコーディングは、南仏マッサーヌのフローリアンのスタジオで約一週間。合宿レコーディングのような没入感で録音したらしい。でも作曲からヴォーカル、ミックス、マスタリングも含めると、トータルで3年近く。なかなかの力作である。
楽曲ごとのリファレンスには、先の3組に加え、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ジョージ・ベンソン、マルコス・ヴァーリから、プリンス、レニー・クラヴィッツ、ジャミロクワイ、そしてスナーキー・パピーやチャイルディッシュ・ガンビーノ…と、幅広く様々。でもそれがアル・サニーの名の下に、ひとつの大きなテクスチャーのように機能している。
日本での人気ぶりも耳に入っているそうで、すごく感謝しているそう。
「日本のリスナーはとても熱心かつ厳しいことで知られている。そんな国で自分の音楽が好評なのは、すごく光栄だよ」
前2作に魅了された先物買いリスナーはもちろん、まだアル・サニーに遭遇していない方々は、是非この機会に。
《amazon》
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「より成熟したアルバムだと思うよ。おそらく、父親としての新たな責任とも関連しているんだろう。〈Summer End〉をアルバム・タイトルに選んだのも偶然ではない。過ぎ去った夏のノスタルジア、そして共に過ごした美しい瞬間のぬくもり、その両方を表現したかった。夜がなければ太陽は存在せず、太陽がなければ夜もない。だからこそこのアルバムには、明るくグルーヴィーなトラックだけでなく、内省的でメランコリックなものも収録されているんだ。喜びに満ちた面も、暗い面も、自分のあらゆる側面をシッカリと受け入れる。そういう能力が備わったことが成長した点だと思っているよ」
アル・サニーというのは、個人名ではなく、ソウルが大好きな若手シンガー・ソングライター/アレンジャー/ギタリスト:アレキサンドレ・トライカードのワンマン・プロジェクト。そしてそのニュー・カマーたる彼が6年ものブランクを経験したのは、コロナ禍と子供の誕生が大きな原因だった。一方で彼はライヴ・ミュージシャンを生業とし、1年の半分近くをフランス・アルプスのマウンテン・シャレーで、残りの期間を自分が住む南フランス・エリアで、ギタリスト兼シンガーとして日々演奏しているそうだ。そうした環境下で、このアルバムが作られた。
プロデューサーは、アレキサンドレのデビュー当時から変わらず、今回もフローリアン・ペリシエ。彼はつい最近本格的デビュー作を発表したエセル・リンジーのコラボレイターでもある。「彼はもう家族のような存在」だそうで、アレキサンドレのことを熟知し、何が彼の心に響くかを完全に把握しているそうだ。
「フローリアンは常に音に耳を傾け、感覚に導かれている。分析するより先に音楽を感じているところが魅力だね」
最近のアレキサンドレは、クルアンビンやアンダーソン・パーク、トム・ミッシュなど、近い世代のアーティストからの影響があったとか。聞けば、トム・ミッシュのプロデューサー、ギタリスト、作曲家としての才能に感服しているそうで、アンダーソン・パークは、生々しいエネルギーや、アルバムごとにボーダーラインを自由に行き来する手法に魅了されたそう。またクルアンビンの音楽には、ある種のスピリチュアルさを感じていて、別世界へ誘われるという。レコーディングは、南仏マッサーヌのフローリアンのスタジオで約一週間。合宿レコーディングのような没入感で録音したらしい。でも作曲からヴォーカル、ミックス、マスタリングも含めると、トータルで3年近く。なかなかの力作である。
楽曲ごとのリファレンスには、先の3組に加え、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ジョージ・ベンソン、マルコス・ヴァーリから、プリンス、レニー・クラヴィッツ、ジャミロクワイ、そしてスナーキー・パピーやチャイルディッシュ・ガンビーノ…と、幅広く様々。でもそれがアル・サニーの名の下に、ひとつの大きなテクスチャーのように機能している。
日本での人気ぶりも耳に入っているそうで、すごく感謝しているそう。
「日本のリスナーはとても熱心かつ厳しいことで知られている。そんな国で自分の音楽が好評なのは、すごく光栄だよ」
前2作に魅了された先物買いリスナーはもちろん、まだアル・サニーに遭遇していない方々は、是非この機会に。
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