

目の前に2つのCDの山がある。一本は、いま追い込みを掛けているAOR本の執筆関連作の山、そしてもう一本は、最近買ったCDの山。そちらには未開封もあれば、サラッと聴いた、もしくは後でもう一回チャンと聴こう、なんて感じのアルバムが積まれている。収納部屋へ持ってく行くヤツは、また別のカゴに入れるのがパターンだ。で、今日は仕事をしていたら、新入荷の方の山が崩れかかって、自分の目の前に一枚のCDが。それがジョン&ヨーコの『POWER TO THE PEOPLE』。10月に出て、サクッと耳を通して、あとでもう一回、のつもりで積んであったモノだ。それがまるで、ジョンに「今日は何の日?」と問い掛けられたみたいで、「あ、そうか…」と。このところ、ビートルズ・アンソロジーとか、ウィングスのベストとかがあったから、何だが偶然には思えなくて…。
ちなみにこの『POWER TO THE PEOPLE』は、9CD+3Blu-rayの12枚組がスーパー・デラックス・エディションとして出ていて。でもジョンのこのシリーズ、いや、ビートルズ周りのボックス全般に言えることだけれど、どんどん内容が肥大化して、定価も当初の2倍以上になった。ハコ物に目がない自分も、さすがに定価3万円越えになった最近は手が出ず、先に出た『MIND GAMES(ヌートピア宣言)』は2CDモノで我慢。なので今回も2CDをチョイスした。
しかもホントは『SOMETIME IN NEW YORK CITY』の拡大版が出るハズが、その最重要曲である<Woman Is the Nigger of the World (女は世界の奴隷か!)>が諸般の事情で外され、ジョン没後の86年にリリースされた『LIVE IN NEW YORK CITY』がベースに。このライヴ盤は、72年にマジソン・スクエア・ガーデンで開催されたワン・トゥ・ワン・コンサート(障害児支援のチャリティー・イベントの一環)の模様を収録したもので、昼夜2回公演が行われ、ジョンのソロでは唯一フル・サイズのライヴとして貴重な存在となっている。元の『LIVE IN NEW YORK CITY』は、その昼夜双方から選ばれたベスト・テイクで1枚のライヴ盤になっていた。それがこの『POWER TO THE PEOPLE』2CDでは、昼夜がそれぞれバラバラにフルで収録。これに『SOMETIME IN NEW YORK CITY』のデモやアウトテイク、ジャム、TV出演時のアコースティック・ライヴなどを目一杯追加し、12枚組に膨らませたのがボックスになった。だから確かに貴重なテイクはあるんだけれど、<女は世界の奴隷か!>のNGで、かなり残念なモノとなってしまったと感じる。ま、差別的NGワード連発で当時から放送禁止を食らった曰く付きの曲だから、不寛容な今の時代にそぐわないのは理解できるけど、そこは音楽文化なんだからねェ… !? 芸術とポルノが区別できないポンコツAIを使ってる何処かのSNSみたい…
…というワケで、気分転換でサクッと。そもそも、このライヴ音源自体の公式リリースが約40年ぶりだから、全面リミックスで再発されたのが大変貴重。今イチ音がよくないなぁ…と思っていた『LIVE IN NEW YORK CITY』が、シッカリ臨場感のあるライヴに生まれ変わっている。ちなみにプロデュースはショーン・レノンだ。
気になるのは昼夜2公演の違いだが、基本セットは同じながら、一方でしか聴けない曲や、曲順変更はアリ。バックを務めるエレファンツ・メモリーは、決して上手いバンドじゃなかったが、ジョンやヨーコの楽曲を演るには程よくワイルドで、ノリが良い。おそらくセッション・ミュージシャンを集めだだけの俄かバンドじゃ、技巧的だったとしても、こういう熱量は出なかったんじゃないか。特に夜の部/イヴニング・ショウの一体感はハンパなくて、ジョンの歌も気合い充分。ヨーコの絶叫も絶好調だ。
しっかし、社会的主張が強くてアルバムとしては人気が今イチだった『SOMETIME IN NEW YORK CITY』がこうなっちゃうんだから、名盤とされる『WALLS & BRIDGES』のボックスなんて、どーなっちゃうんでしょ
今から戦々恐々としている自分です。
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《Tower Recordsはココから》
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…というワケで、気分転換でサクッと。そもそも、このライヴ音源自体の公式リリースが約40年ぶりだから、全面リミックスで再発されたのが大変貴重。今イチ音がよくないなぁ…と思っていた『LIVE IN NEW YORK CITY』が、シッカリ臨場感のあるライヴに生まれ変わっている。ちなみにプロデュースはショーン・レノンだ。
気になるのは昼夜2公演の違いだが、基本セットは同じながら、一方でしか聴けない曲や、曲順変更はアリ。バックを務めるエレファンツ・メモリーは、決して上手いバンドじゃなかったが、ジョンやヨーコの楽曲を演るには程よくワイルドで、ノリが良い。おそらくセッション・ミュージシャンを集めだだけの俄かバンドじゃ、技巧的だったとしても、こういう熱量は出なかったんじゃないか。特に夜の部/イヴニング・ショウの一体感はハンパなくて、ジョンの歌も気合い充分。ヨーコの絶叫も絶好調だ。
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John Lennon / Yoko Ono / Plastic Ono Band
CAPITOL
2025-10-10
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楽曲的には良い曲だと思っているので至極残念です。