








朝イチ訃報。英国の人気シンガー・ソングライター:クリス・レアが、22日早朝、安らかに息を引き取った、と家族が明かした。享年74。
「クリスの音楽は多くの人の人生のサウンドトラックを紡いできた。彼の遺した楽曲と共に、そのレガシーはこれからも生き続けるだろう」
近年は心筋梗塞や膵臓ガン、脳梗塞など数々の健康問題に悩まされ、死の淵にも立ってきた。でもその都度生還。表舞台に立つ機会はほとんどなくなったが、曲作りは続けていくという情報が届けられたばかりだった。
クリス・レアは1951年イングランド北東部のドルズブラ出身。ジョー・ウォルシュに熱中したのがギターを買った動機で、本格的に音楽の道へ進んだのは22歳になってから、という遅咲き。間もなくデヴィッド・・カヴァーデイルがいたバンド Magdalene に参加し、翌74年にはソロ・デビュー・シングル<So Much Love>をリリースするが、この時はまだ芽が出なかった。
78年、エルトン・ジョンを育てたガス・ダッジョン制作で、最初のアルバム『WHATEVER HAPPENED TO BENNY SANTINI?(何がベニーに起ったか)』を発表。ここからリリース<Fool (If Yoy Think It's Over>の全米ヒット(全米12位 / アダルト・コンテンポラリー・チャート首位)が生まれ、グラミー新人賞にノミネート。 これによって2nd『DELTICS』もガス・ダッジョンのプロデュースとなり、エルトン・ジョンやビリー・ジョエルのようなスタイルが既定路線になる。しかしもっとブルース寄りのスタイルを望んでいたクリスは、独自路線を模索。レーベルとの関係は悪化し、契約を消化するだけのリリースが続いた。それでも、超低予算で制作した83年5thアルバム『WATER SIGN』から<I Can Hear Your Heart Beat>がアイルランドやヨーロッパでヒット。それを受けて英欧を集中的にツアーし、84年作『WIRED TO THE MOON』、85年作『SHAMROCK DIARIES』で、ようやく本国イギリスでのファン・ベースを確立するに至る。
その後、日本でもCMに使われて注目された『ON THE BEACH』『DANCING WITH STRANGERS』を経て、新録ベスト『NEW LIGHT THROUGH OLD WINDOWS』を経て、89年『THE ROAD TO HELL』で初の全英アルバム・チャート頂点に。この頃からスタジアム公演を成功させたり、アリーナ・ツアーを行なうなど、英国ではスッカリ大物クラスの扱いとなった。ところが90年代後半になると、健康状態が保てなくなり、ゼロ年代に入って膵炎と診断。再起をかけた大手術を経験し、約半年の療養を経ての復帰後は、ルーツであるブルース・ロックへ回帰。02年作『STONY ROAD』、そして11CD+DVDの超大ボックス『BLUE GUITARS』を発表した。
ちょうど今の時期は、クリスの代表曲となった<Driving Home For Christmas>が街中に溢れている。今年はX'masシーズンを受けての編集EPが出て、当ブログでもコチラで紹介したばかり。スモーキーなシワガレ声と、渋味溢れるスライド・ギターが魅力でした。ベスト盤(たくさんある)のライナーも書いたなぁ…。今年はどこか寂しいX'masになります…
Rest in Peace...
78年、エルトン・ジョンを育てたガス・ダッジョン制作で、最初のアルバム『WHATEVER HAPPENED TO BENNY SANTINI?(何がベニーに起ったか)』を発表。ここからリリース<Fool (If Yoy Think It's Over>の全米ヒット(全米12位 / アダルト・コンテンポラリー・チャート首位)が生まれ、グラミー新人賞にノミネート。 これによって2nd『DELTICS』もガス・ダッジョンのプロデュースとなり、エルトン・ジョンやビリー・ジョエルのようなスタイルが既定路線になる。しかしもっとブルース寄りのスタイルを望んでいたクリスは、独自路線を模索。レーベルとの関係は悪化し、契約を消化するだけのリリースが続いた。それでも、超低予算で制作した83年5thアルバム『WATER SIGN』から<I Can Hear Your Heart Beat>がアイルランドやヨーロッパでヒット。それを受けて英欧を集中的にツアーし、84年作『WIRED TO THE MOON』、85年作『SHAMROCK DIARIES』で、ようやく本国イギリスでのファン・ベースを確立するに至る。
その後、日本でもCMに使われて注目された『ON THE BEACH』『DANCING WITH STRANGERS』を経て、新録ベスト『NEW LIGHT THROUGH OLD WINDOWS』を経て、89年『THE ROAD TO HELL』で初の全英アルバム・チャート頂点に。この頃からスタジアム公演を成功させたり、アリーナ・ツアーを行なうなど、英国ではスッカリ大物クラスの扱いとなった。ところが90年代後半になると、健康状態が保てなくなり、ゼロ年代に入って膵炎と診断。再起をかけた大手術を経験し、約半年の療養を経ての復帰後は、ルーツであるブルース・ロックへ回帰。02年作『STONY ROAD』、そして11CD+DVDの超大ボックス『BLUE GUITARS』を発表した。
ちょうど今の時期は、クリスの代表曲となった<Driving Home For Christmas>が街中に溢れている。今年はX'masシーズンを受けての編集EPが出て、当ブログでもコチラで紹介したばかり。スモーキーなシワガレ声と、渋味溢れるスライド・ギターが魅力でした。ベスト盤(たくさんある)のライナーも書いたなぁ…。今年はどこか寂しいX'masになります…
Rest in Peace...



































金澤さんのおっしゃるように、ホントに今年はどこか寂しいX'masになりそうです。この時期にかかる定番曲のアーチストがまた一人旅立ってしまった。先日、入院→退院→火事→再び入院のアレクサンダー・オニールの容体も気になるところですが、達郎さんにはまだまだ元気でいてほしいものです。クリス・レアも天国でアイルトン・セナに会えてるかな。。。