david pack

新年初の通常ポストは、やはりココから始めましょうか。1〜2年で発刊予定だったのに、結局丸3年お待たせしてしまっているディスクガイド 『AOR Light Mellow Premium 03』、ようやく執筆大詰めを迎えています。正式な発売日はまだ決まっていませんし、昨年末の脱稿予定は新年にズレ込んじゃってますが、もう先が見えてきているので、春までには出すゾ、と。そこでピックアップはコレ。

これまでの『AOR Light Mellow Premium』のコンテンツは、01が30組のAORレジェンズと1976年までのプレAOR、02が黄金期の1976〜1983年が対象だったので、今度の03は、まず1984年以降のAOR衰退期とリヴァイヴァルから始まります。そして90年代以降に発掘されたレアな作品群の再評価。更にCCM、コンテンポラリー・ハワイアンといった特徴的なジャンルを探求しています。

AOR系のSNSグループなどの最近の投稿を見ていると、ルーツやレア・ネタとしていろいろなアイテムが上がってきますが、01・02に掲載されているのをご存知ないのか、あるいは見過ごされているのか、「初めて知りました!」なんてリアクションがあったりして、ちょっとガッカリさせられることが度々。日本でのAOR集大成ガイド、として作っていますが、そっかぁ〜、期待していたほどには読まれていないんだなぁ…と。またレア盤を追っかけている方々の一部が、意外に準定番的作品を軽く扱っている、そういう傾向も散見します。いつでも入手できる、という安心感があるからでしょうが、サブスクはともかく、このご時世、フィジカルはあるうちにゲット!が原則ですヨォ。未CD化作品の復刻も、国内ではドンドン難しくなっています。新しい Premium 03が出る前に、『AOR Light Mellow Premium 01 / 02』の再訪を、是非ともヨロシクお願いします。

もっとも逆に言ったら、03までの3冊に掲載されていなかったアイテムは、何らかの理由で外されてしまった、ということ。恐らくは執筆陣の評価が低いか、もしくはレア過ぎる、と判断されたか、大抵はそのどちらかでしょう。もちろんアルバム数の多いアーティストだと、代表作2〜3作に絞り込まれていたりはしますが。発掘モノやCCMなど、どうしたってレア物多めにはなってきますが、まずは何が来るのか、どうぞお楽しみに。

…ということで、春までには出るであろう『AOR Light Mellow Premium 03』にちなんで、まずはココから。80年代も中盤になって急減速が掛かったAORシーンの救世主デヴィッド・パック。アンブロージア解散後、85年発表の初のソロ・アルバム。美メロ・バラード、自身の美声、そしてマイケル・マクドナルド、ジェームス・イングラムとの美ハモと、美しいモノ尽くしの逸品。まだお聴きでない方は、どうぞチェックを。彼が不在の再編アンブロージアは、アンブロージアであってアンブロージアではない。それこそ自分にとっては、ノスタルジア・サーキット向けの出涸らし出稼ぎバンドに過ぎないですわ。

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