
2021年に亡くなった職人キーボード奏者にして名ブルー・アイド・ソウル・シンガー、マイク・フィニガンの遺作が届いた。18年にレコーディングが始まったものの、闘病生活に入って作業中断。そのまま旅立ってしまったため、お蔵入りしてしまった音源である。その未完の遺作を、マイクと盟友関係にあったエンジニア/プロデューサー:J.J.ブレアが掘り起こし、マイクの取り巻きミュージシャンやゲスト・シンガーの参加で補完し、完成させたものだ。スモーキー・ロビンソン、スティーヴン&クリス・スティルス親子がリード・ヴォーカルを取った曲があるのは、おそらくマイクの歌入れが終わってなかったモノだろう。他にジョン・ボナマッサ、シンガーとして活躍する愛息ケリー・フィニガンも、もちろん参加している。
強靭なノドといい、唸りを上げるオルガン・プレイといい、何処かビル・チャンプリンに通じるな、と個人的に思っているマイク・フィニガン。自分的には、70年代を通じてサポートしていたデイヴ・メイスンのアルバムで知ったのだけれど、その流れで78年のソロ2作目『BLACK AND WHITE』を聴き、コイツはスゴイッ
と感嘆。…というコトは、エアプレイ経由で知ったビル・チャンプリンより、先に聴いていたコトになる。DFK(デューデック・クリュガー・フィニガン)も、輸入盤が出てすぐに飛びついたし。もっともスワンプ名盤とされる76年の1st ソロは、ずーっと後になって聴いたけど。メイスンとの合流前にジェリー・ウッドと組んでいたフィニガン&ウッドの唯一作(72年)は、トミー・リピューマのブルー・サム発。更に遡るとジミ・ヘンドリックスのアルバムに参加したり、ジャズ・ロックのバンドで歌ったり…。要は、ブルースやスワンプだけのヒトじゃない、というコトだろう。
…とはいえ、ルーツがそこにあるのは確かで、この遺作はまさにその路線。ボナマッサ入りの<20 Years of BB King>はタイトル通りのB.B.キング讃歌だし、インプレッションズ、レイ・チャールズ、リトル・フィート、エイス・デイなどのカヴァーも。スモーキーが歌う<The Way You Do the Things You Do>は、テンプテーションがスモーキー・ナンバーを歌い綴った65年作『THE TEMPTATIONS SINGS SMOKEY』から。
何処から何処までが生前のレコーディングなのかはハッキリしないけれど、ボブ・グラウブ/デイヴィー・ファラガー (b)、ジェイムス・ギャドソン (ds)、ディーン・パークス/ブライアン・レイ (g), リー・ソーンバーグ (horns) などのクレジットあり。そういや、マイクが鍵盤のトラでタワー・オブ・パワーのメンバーとして来日したことがあって、思わず観に行き、ファンキーなオルガン・プレイに魅せられた、なんてコトも。あれはもう20年くらい前になるか。
ソロ作や中核グループが少なかったのが残念だけど、めっちゃ良いシンガーでした。
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と感嘆。…というコトは、エアプレイ経由で知ったビル・チャンプリンより、先に聴いていたコトになる。DFK(デューデック・クリュガー・フィニガン)も、輸入盤が出てすぐに飛びついたし。もっともスワンプ名盤とされる76年の1st ソロは、ずーっと後になって聴いたけど。メイスンとの合流前にジェリー・ウッドと組んでいたフィニガン&ウッドの唯一作(72年)は、トミー・リピューマのブルー・サム発。更に遡るとジミ・ヘンドリックスのアルバムに参加したり、ジャズ・ロックのバンドで歌ったり…。要は、ブルースやスワンプだけのヒトじゃない、というコトだろう。…とはいえ、ルーツがそこにあるのは確かで、この遺作はまさにその路線。ボナマッサ入りの<20 Years of BB King>はタイトル通りのB.B.キング讃歌だし、インプレッションズ、レイ・チャールズ、リトル・フィート、エイス・デイなどのカヴァーも。スモーキーが歌う<The Way You Do the Things You Do>は、テンプテーションがスモーキー・ナンバーを歌い綴った65年作『THE TEMPTATIONS SINGS SMOKEY』から。
何処から何処までが生前のレコーディングなのかはハッキリしないけれど、ボブ・グラウブ/デイヴィー・ファラガー (b)、ジェイムス・ギャドソン (ds)、ディーン・パークス/ブライアン・レイ (g), リー・ソーンバーグ (horns) などのクレジットあり。そういや、マイクが鍵盤のトラでタワー・オブ・パワーのメンバーとして来日したことがあって、思わず観に行き、ファンキーなオルガン・プレイに魅せられた、なんてコトも。あれはもう20年くらい前になるか。
ソロ作や中核グループが少なかったのが残念だけど、めっちゃ良いシンガーでした。
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