
クルセイダーズの81年作『STANDING TALL』を久しぶりに。そのココロは実はクルセイダーズではなく、2曲でリード・ヴォーカルを取っているジョー・コッカー。このところ、偶然にもジョー・コッカーとその周辺を聴いたり、思いを巡らせる機会が多く、70年代前半のスワンプ期以降の歌を聴きたくなった。その時期だと、どうしても『MAD DOGS & ENGLISHMEN』とか『I CAN STAND A LITTLE RAIN』『STINGRAY』など、ありきたりになっちゃうでしょ? もちろんソコはジョーを語る上での基本ではあるけれど、偶発的なサントラからの全米No.1ヒット<Up Where We Belong(愛と青春の旅立ち)>以外、日本ではほとんどスルーされた80〜90年代のジョーをどう聴くかが、結構大事なポイントだと思う。
そこでこのクルセイダーズ。スタートするなり、マーカス・ミラーのチャラいスラップが飛び出して、当時から「あちゃ〜」と思っていたけど、アルバム自体はポップながらも、やっぱりクルセイダーズ、という矜持はキープしていて悪くない。イナタいテキサス・ファンクの象徴だったドラムのスティックス・フーパーが在籍した最後のアルバムで、これ以降、加速度的に「らしさ」を失っていくのは否めないけど。
演奏陣で他に参加しているのは、当時のレギュラー・ギタリストであるデヴィッド・T・ウォーカーとバリー・フィナティに、ラリー・カールトンが復帰。ディーン・パークスもいる。ベースにはルイス・ジョンソン、オルガンでビリー・プレストン、パーカッションでポウリーニョ・ダ・コスタ、コーラスにウォーターズ勢とか。初のナッシュヴィル録音だそうで、レジー・ヤングやスティーヴ・ギブソンといった現地のギタリストも。時代を映しビー・か、結構ゴージャスね。
でもそれより、このアルバムで一番感心したのは、紛れもなくジョー・コッカーの起用であって。それまでのクルセイダーズの共演シンガーといえば、ランディ・クロフォードにビル・ウィザース、ウィルトン・フェルダーのソロでボビー・ウーマック、ジョー・サンプルのソロだとフローラ・プリムにジョシー・ジェイムス、ポーリン・ウィルソンと、ある程度の路線に乗っていた。だからココへ来てのジョー・コッカー起用には、結構驚かされた。間を取り持ったのは、彼らのいつも彼らに歌詞を提供しているウィル・ジェニングスかな? <Up Where We Belong>もそうだったし。
何れにせよ、枯れまくったシワガレ声で訥々と歌うジョーのソウル・シンギングが、ジワジワと味が染み出すジョーの楽曲にピッタリとフィット。ジョーの曲で言えば、<You Are So Beautiful>とか<Oh Mama>を髣髴とさせる魂のこもった熱唱を聴かせる。
AORの魅力を本当に理解している人って、単にシャレオツなオケやスタイリッシュなヴォーカルに惹き寄せられるだけでなく、こういうリアルなソウル・ヴォーカルの良さを分かる人であってほしい。
ちなみにクルセイダーズのヴォーカル・チューンは、以下の歌モノ・ベストでもまとめて聴けます。
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《Tower Records はココから》
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演奏陣で他に参加しているのは、当時のレギュラー・ギタリストであるデヴィッド・T・ウォーカーとバリー・フィナティに、ラリー・カールトンが復帰。ディーン・パークスもいる。ベースにはルイス・ジョンソン、オルガンでビリー・プレストン、パーカッションでポウリーニョ・ダ・コスタ、コーラスにウォーターズ勢とか。初のナッシュヴィル録音だそうで、レジー・ヤングやスティーヴ・ギブソンといった現地のギタリストも。時代を映しビー・か、結構ゴージャスね。
でもそれより、このアルバムで一番感心したのは、紛れもなくジョー・コッカーの起用であって。それまでのクルセイダーズの共演シンガーといえば、ランディ・クロフォードにビル・ウィザース、ウィルトン・フェルダーのソロでボビー・ウーマック、ジョー・サンプルのソロだとフローラ・プリムにジョシー・ジェイムス、ポーリン・ウィルソンと、ある程度の路線に乗っていた。だからココへ来てのジョー・コッカー起用には、結構驚かされた。間を取り持ったのは、彼らのいつも彼らに歌詞を提供しているウィル・ジェニングスかな? <Up Where We Belong>もそうだったし。
何れにせよ、枯れまくったシワガレ声で訥々と歌うジョーのソウル・シンギングが、ジワジワと味が染み出すジョーの楽曲にピッタリとフィット。ジョーの曲で言えば、<You Are So Beautiful>とか<Oh Mama>を髣髴とさせる魂のこもった熱唱を聴かせる。
AORの魅力を本当に理解している人って、単にシャレオツなオケやスタイリッシュなヴォーカルに惹き寄せられるだけでなく、こういうリアルなソウル・ヴォーカルの良さを分かる人であってほしい。
ちなみにクルセイダーズのヴォーカル・チューンは、以下の歌モノ・ベストでもまとめて聴けます。
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