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グルーヴ・メイクのパイオニア、死す。米国西海岸を代表するR&B系セッション・ドラマー:ジェイムス・ギャドソンが、2日、亡くなった。原因は明らかにされていないが、数日前から急に体調を崩していたという。盟友関係にあったレイ・パーカーJr.を始め、多くのミュージシャン仲間が追悼のポストを上げている。享年86。

ギャドソンの名前は知らなくても、音楽好きなら必ず彼のドラムは耳にしている。マーヴィン・ゲイやビル・ウィザース、テンプテーションズ、ダイアナ・ロスなどのヒット曲・人気曲には彼のプレイが多いし、クインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコック、B.B.キング、アレサ・フランクリン、パティ・ラベル、ミラクルズ、スモーキー・ロビンソン、タヴァレス、ポインター・シスターズ、グラディス・ナイト、ミニー・リパートン、ナタリー・コール、マリーナ・ショウ、ナンシー・ウィルソン、ランディ・クロフォード、メリサ・マンチェスター、パトリース・ラッシェン等など、参加作は引きも切らない。60年代末〜70年代初頭、キャリアの初期に参加していたチャールズ・ライト&ザ・ワッツ・103rdストリート・リズム・バンドでの、アル・マッケイとの名コンビも知られている。

シェリル・リン<Got To Be Real>、ポール・マッカートニー 『CHAOS AND CREATION IN THE BACKYARD』の何曲かでも叩いているし、ベックやディアンジェロなど、若い世代との交流も多い。日本人では高中正義、野口五郎、上田正樹、シング・ライク・トーキング、古内東子などのアルバムに参加。山岸潤史や清水興(ナニワ・エキスプレス)、デヴィッド・T・ウォーカーらと組んだバンド・オブ・プレジャーでの活動も忘れがたいモノだ。

特筆すべきは、ジェフ・ポーカロが<Georgy Porgy>などで有名にした片手16ビートのプレイスタイルを、最初に編み出したのがギャドソンで。ビル・ウィザース『STILL BILL』の<kissing My Love>がそれとされるが、細かくハネながら大きなグルーヴを描いていくユニークなビート感覚は、まさに唯一無二だった。

Rest in Peace...