chu kosaka 1赤い鳥
buzzcity pop collection sealgaro 2

偶数月は、筆者が隔月でスペシャリストとして出演しているラジオ・プログラム『シティポップ・コレクション』がオンエア。4月から新年度というコトで、放送エリアが5局から6局に拡大しました。と同時に、放送枠の移動もあったので、ブログ・アップは週末から週明けにシフト。radiko premium のエリアフリーなら、FBC福井放送分が8日26:59までお聴き頂けます。特集は『フォーク由来のシティポップ』。

 1. 機関車 / 小坂忠
71年『ありがとう』収録。75年『HORO』に入っているヴァージョンで有名になったが、実はその前、マッシュルーム・レーベル第1弾である忠さんのデビュー・アルバム『ありがとう』がオリジナル。和製R&Bの元祖とされる『HORO』版とは全然違うカントリー/フォーク・アレンジが特徴だ。バックにははっぴいえんどが参加(大滝除く)。忠さんにとってはエイプリル・フール解散後の初アルバム。ミュージカル『HAIR』に出演中だったが、関係者が事件を起こして上演中止に。その空いた時間で制作された。忠さんは22年没。この曲は後に矢野顕子、角松敏生らがカヴァーしている。

 2. 美しい星 / 赤い鳥
69年結成・70年にデビューした5人組フォーク・グループで、音楽の教科書にも載っている<翼をください>や、<竹田の子守唄>が有名。日本各地の伝承歌とソフトロック的スタイルを2本柱とした。この曲は73年の7作目『美しい星』に収録。作曲は村井邦彦で、カーペンターズ的アレンジが特徴。アルバム『美しい星』では、大村憲司・村上ポンタ秀一が正式メンバーとして在籍していた。74年の解散後、グループは紙風船とハイファイセットに分裂。

 3. ケンとメリー 〜愛と風のように〜 / BUZZ
小出博志・東郷昌和のフォーク・デュオ:BUZZの、クルマのCM曲として大ヒットしたデビュー曲。73年1stアルバム『BUZZ』に収録。東郷は高橋幸宏の同級生で、当時は一緒にバンド:ブッダズ・ナルシィーシィーを組んでいた。この曲の作編曲は、幸宏の兄である高橋信之。バックには幸宏と小原礼。BUZZはコーラス隊としてスタジオ・セッションでも活躍したが、82年解散。最近は東郷が BUZZ NEXTとして活動している。

 4. 美しすぎて / GARO
大野真澄・堀内護・日高富明の3人組ガロのシングル曲で、作曲は村井邦彦。カップリングが<学生街の喫茶店>で、ある時からそちらが話題になり、途中からA/B面を入れ替えて発売したところ、7週連続でオリコン首位を記録した。元々はガロは、GAROは小坂忠も参加していたミュージカル『HAIR』で知り合ったメンバーで結成され、クロスビー・スティルス&ナッシュを目標に、71年デビュー。デビュー当時はかまやつひろしのバックを担当した。この曲のベースは細野晴臣。ツアーには小原礼・高橋幸宏がサポート参加していた。堀内・日高は故人で、大野がソロ活動を続けている。