
今が旬
と言ってもイイかな? 今のUS音楽シーンを代表するシンガー・ソングライター、チャーリー・プースの、4年ぶり4作目。発売前から前評判が高く、しかもマイケル・マクドナルド&ケニー・ロギンスがセットでゲスト参加していると聞き、「ナンだ、サンダーキャットのモノマネか
」なんて心の中で毒づきなからも、ムクムクと期待感が湧き上がってきて…。そもそもチャーリー・プースは、デビュー当時から何となくチェックしていた人で、最近の若手の中ではコチラ寄りのシンガー・ソングライターだよな、と。チャーリーはマンハッタン・スクール・オブ・ミュージックでジャズを学び、更にバークリー音楽大学に進んだヒトだけど、そこで教鞭をとっていたリヴィングストン・テイラーの教え子なのだ。しかもチャーリー自身が、好きな教授としてリヴの名を挙げていて、なるほどなぁ、と。あのジェームス・テイラーでさえ、若い頃に弟リヴから受けた音楽的影響はとても大きかったと語っているから、ある意味、テイラー・ファミリーの音楽観を今もっとも正統的に受け継いだシンガー・ソングライターと言えるのかもしれない。
『WHATEVER'S CLEVER』(クレヴァーなら何でも)というタイトル通り、ゲストも多彩で、前述のマイケル・マクドナルド&ケニー・ロギンスが<Love In Exile>に参加しているほか、ケニーG.が<Cry>に、そして<Home>では宇多田ヒカルが参加している。しかも宇多田のは、どうせよくある日本盤用のボーナス・トラックだろう、と思っていたら、しっかりワールドワイドの収録で、オマケに日本語で歌っているじゃあないのォ〜
これ、シティポップが世界的ブームになっている影響とか、あるのかしらね? 更にココ・ジョーンズやレイヴン・レネーと言った若手シンガーや、俳優兼ジャズ・ミュージシャンのジェフ・ゴールドブラムがスポークンワードで参加している。
最近はもうヒット・チャート物やポップ・シーン最前線を闇雲に追っ掛けたりはしてないので、ゲスト陣を除くと、あまりよく知らないスタッフ名がズラズラと並ぶ。それなのに出てくる音は、不思議と自分の感性に無理なく馴染んでしまう感じ。70年代末〜80's〜90年代初頭あたりまでの当時のコンテンポラリー・サウンド、すなわちAORやブラック・コンテンポラリー、アーバン・ポップ、フュージョン系のテイストが満載なのだ。チャーリーは最近「僕のパレットには まだ使っていないたくさんの色がある」と語ったらしいが、それがどうも、その辺りのサウンド・テクスチャーを指しているらしい。シティポップやJ-フュージョンの世界的ブームもそうだけど、誰かが仕掛けたんじゃなく、音楽シーンやユーザーの方が勝手にあの頃の日本のサウンドに近づいてきた感がある。個人的なお気に入りは、アコースティック・サウンドは今の季節にピッタリーな<Hey Brother>かな。
こういうヴィンテージなエッセンスの音は、AIで形だけ整えて作っても「仏作って魂入れず」になるだけ。これはもう、Z世代の教科書になり得るアルバムなのではないかな? エルダー層も聴くべしヨ
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《Tower Records はココから》
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これ、シティポップが世界的ブームになっている影響とか、あるのかしらね? 更にココ・ジョーンズやレイヴン・レネーと言った若手シンガーや、俳優兼ジャズ・ミュージシャンのジェフ・ゴールドブラムがスポークンワードで参加している。最近はもうヒット・チャート物やポップ・シーン最前線を闇雲に追っ掛けたりはしてないので、ゲスト陣を除くと、あまりよく知らないスタッフ名がズラズラと並ぶ。それなのに出てくる音は、不思議と自分の感性に無理なく馴染んでしまう感じ。70年代末〜80's〜90年代初頭あたりまでの当時のコンテンポラリー・サウンド、すなわちAORやブラック・コンテンポラリー、アーバン・ポップ、フュージョン系のテイストが満載なのだ。チャーリーは最近「僕のパレットには まだ使っていないたくさんの色がある」と語ったらしいが、それがどうも、その辺りのサウンド・テクスチャーを指しているらしい。シティポップやJ-フュージョンの世界的ブームもそうだけど、誰かが仕掛けたんじゃなく、音楽シーンやユーザーの方が勝手にあの頃の日本のサウンドに近づいてきた感がある。個人的なお気に入りは、アコースティック・サウンドは今の季節にピッタリーな<Hey Brother>かな。
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チャーリー・プース
ワーナーミュージック・ジャパン
2026-03-27
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