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AOR50周年、そして間もなくの来日を記念して、ボズ・スキャッグスの名盤2作『SILK DEGREES』『MIDDLE MAN』が、SA-CDハイブリッド/7インチ紙ジャケット仕様で再発される。どちらにもアルバムからのシングル盤の復刻ジャケが封入されていて、コレがなかなか気分をソソる。音は2023年の最新リマスターで、『SILK DEGREES』の方は筆者ライナー。発売は来週27日に。

まぁ 個人的には、どちらも、いったい何枚もってるのよ と、自分で突っ込みたくなるほどなのだが、やっぱりこのサイズの紙ジャケCDは欲しくなるね。物欲をチクチク刺激される。間に挟まれた『DOWN TWO THE LEFT』も、かなり好きなアルバムなので、どうせなら3枚まとめて出して欲しかったけれど、それが世間の評価、というコトだろう。でもAORフリーク、ボズのファンなら、3枚ともマスト、ですからね。

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ただ、AOR50周年でボズの2枚だけ、というのは、ちょっと寂しい。50周年というのは、AOR全盛期は『SILK DEGREES』から、という前提で、つまり『SILK DEGREES』50周年なのだけれど、前回のAOR誕生40周年は、『AOR CITY 100』と題して、AOR作品100枚が一気に廉価復刻された。実は今回も「何か良いアイディアはない?」と相談を受けていたけれど、この10年でマーケットが激変してしまい…。しかも海外のレーベル事情で、初CD化や超久しぶりの復刻をまとめて…、というのも、なかなか実現が難しいよう。海外のマニアは、「アレ出せ コレ出せ」と責っついてくるけど、んなモン、できるんならとっくにやっとるワ
で、落ち着いた先が、結局コレだったようで…。

シティポップやJ−フュージョンの人気再燃ぶりを見ていると、カタログ市場も悪いコトばかりじゃないと思えるけれど、洋楽市場に関しちゃ、かなりお寒い。たいしたネタもないのに、ご都合主義的に超大物の再発ばかり繰り返していたら、マーケットはやせ細っていくだけ。ましてホルムズ海峡の問題は、長引けば必ずレコードやCDの製造に影響が出る。果たして来年の今頃は、どうなっているのやら…

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シルク・ディグリーズ (2023年リマスター) (完全生産限定盤) - ボズ・スキャッグス
ボズ・スキャッグス
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