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コイツはなかなかご機嫌なブルース・ロック・アルバム。ロベン・フォードもすっかり日本リリースから遠のいて、情報が入りづらい状況になってしまっている。これも実は4月中旬に出ていて、先週になってリリースを知り、即ポチった次第。でも本人はコンスタントに活動を続けていて。近年ではサックスのビル・エヴァンスとのコラボ・アルバムを2枚続けて出し、それがなかなか好調だった。オリジナル・アルバムとしては、そのあとの21年に出た『PURE』以来。23年に『NIGHT IN THE CITY』というライヴ盤が出ていたのは、今回初めて知ったわ。

ロベン・フォードというと、日本では未だにフュージョン・ギタリストのイメージだけれど、90年代にブルー・ラインを率いた時期からコッチは、ほぼ完全にブルース指向。今作もタイトルから察せられるように、滋養たっぷりのブルース・ロック・アルバムになっている。最近、弾き倒しているらしい白のテレキャスターを、気持ち良さそうにアグレッシヴに鳴らしているのだ。

面白いのは前半5曲をロンドン、後の3曲をUSでと、2カ所で録り分けていること。ロンドン録音の方はドラムとオルガンのトリオ編成が基本で、曲よってベースが入ったり、ピアノが入ったり。その代わりホーン・セクションを入れて豪華に鳴らし、なかなかの迫力で迫ってくる。頭から4曲が歌モノで、ジョン・レノン<Jealou Guy>をタフにカヴァーしてたりも。

対してUS録音の3曲は、すべてインスト。こちらはラリー・ゴールディングス(organ)、ダリル・ジョーンズ(b)、ゲイリー・ハズバンド(ds)の編成で、モア・ファンキー、モア・リラックス。マイケル・ランドウを髣髴させる空間系の鳴りもあって。

ちょっとしたモヤモヤなら吹き飛ばしてくれそうな、痛快な一枚よ。

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Two Shades of Blue
Robben Ford
Provogue
2026-03-27

《Tower Records はココから》

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2026-03-27

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