
もう昔のように積極的には追いかけなくなってしまったピーター・ガブリエル。だけどここへきて、以前のライヴ音源を立て続けに作品化している。どうせ、よくあるハーフ・オフィシャル物だろうと思っていたら、『IN THE BIG ROOM』という03年のツアーのライヴ盤と、この『LIVE AT WOMAD 1982』は、自分のレーベル:Real Worldからの、完全なオフィシャル・リリース。昨年は久々に結構大きなワールド・ツアーをやっていたようだが、年齢的にそろそろ終活なんですかね?
自分的にピーターをシッカリ聴いていたのは、大ヒットした『SO』(86年)や『US』(92年)あたりまで。その後はオリジナル・アルバムが出ればチェックするが、ロクに聴き込まなくなってしまった。なので今回も『IN THE BIG ROOM』はスルーし、『LIVE AT WOMAD 1982』のみゲット。輸入盤の紙ジャケなのに、作りがスゴく丁寧で、軽くビックリ。こういうトコ、サスガに自分のレーベルだから手抜かりはない。
WOMAD(World of Music, Arts and Dance)とは、まさにピーター・ガブリエルの提唱して自らが主催した民族音楽の祭典。商業主義に乗っていない、マニアックだけど素晴らしい音楽やアートを一堂に集めて広く紹介していくフェスティヴァルを目指したモノだ。後にギネスブックに、“世界最大の国際音楽フェス”として認定され、88年以降、イギリスだけでなく、オーストラリア、ニュージーランド、スペイン、シチリア、シンガポール、韓国、カナリア諸島などで、毎年計7回から11回ほど開催されているそう。日本でも『パシフィコ横浜』で91年から5年間開催された。
82年というと、そのWOMADの記念すべき第1回。イギリスのシェプトン・マレットという所で開かれ、22か国約300人が出演したらしいが、興業的には大赤字で、そのため当初は予定していなかったピーターと、古巣ジェネシスが出演したという。つまり、そういう苦渋のライヴ・パフォーマンスだったのだ。
収録されているのは9曲で約55分。これでこの日のセットリスト全部かどうかは分からないが、フェスで他の演者もいるとなれば、持ち時間1時間のステージは妥当な所だろう。メンバーはデヴィッド・ローズ (g)、ジョン・ギブリン (b)、ジェリー・マロッタ (ds)、ラリー・ファースト (kyd) にピーター・ハミル (vo)。そしてEkomeというブリストルのドラム&ダンス・グループが加わっている。タイミング的に『IV』が出て間もない頃で、9曲中7曲がそこから。<Shock the Monkey>や<The Rhythm of the Heat><San Jacinto>などの人気曲も、このWOMADが初演だったらしい。この後に出た『PLAYS LIVE』は、この82年秋〜翌年にかけてのワールド・ツアーからのライヴ・レコーディングになる。しかも『IV』から』からは7曲も演っておらず、ベースはレギュラーのトニー・レヴィン。このWOMADライヴの貴重さが分かるだろう。
ちなみにこのライヴ、配信リリースされたのは去年のこと。この5〜6月で、フィジカルの流通がスタートしている。
《amazon》
《Tower Records はココから》
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WOMAD(World of Music, Arts and Dance)とは、まさにピーター・ガブリエルの提唱して自らが主催した民族音楽の祭典。商業主義に乗っていない、マニアックだけど素晴らしい音楽やアートを一堂に集めて広く紹介していくフェスティヴァルを目指したモノだ。後にギネスブックに、“世界最大の国際音楽フェス”として認定され、88年以降、イギリスだけでなく、オーストラリア、ニュージーランド、スペイン、シチリア、シンガポール、韓国、カナリア諸島などで、毎年計7回から11回ほど開催されているそう。日本でも『パシフィコ横浜』で91年から5年間開催された。
82年というと、そのWOMADの記念すべき第1回。イギリスのシェプトン・マレットという所で開かれ、22か国約300人が出演したらしいが、興業的には大赤字で、そのため当初は予定していなかったピーターと、古巣ジェネシスが出演したという。つまり、そういう苦渋のライヴ・パフォーマンスだったのだ。
収録されているのは9曲で約55分。これでこの日のセットリスト全部かどうかは分からないが、フェスで他の演者もいるとなれば、持ち時間1時間のステージは妥当な所だろう。メンバーはデヴィッド・ローズ (g)、ジョン・ギブリン (b)、ジェリー・マロッタ (ds)、ラリー・ファースト (kyd) にピーター・ハミル (vo)。そしてEkomeというブリストルのドラム&ダンス・グループが加わっている。タイミング的に『IV』が出て間もない頃で、9曲中7曲がそこから。<Shock the Monkey>や<The Rhythm of the Heat><San Jacinto>などの人気曲も、このWOMADが初演だったらしい。この後に出た『PLAYS LIVE』は、この82年秋〜翌年にかけてのワールド・ツアーからのライヴ・レコーディングになる。しかも『IV』から』からは7曲も演っておらず、ベースはレギュラーのトニー・レヴィン。このWOMADライヴの貴重さが分かるだろう。
ちなみにこのライヴ、配信リリースされたのは去年のこと。この5〜6月で、フィジカルの流通がスタートしている。
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Peter Gabriel
REAL WORLD PRODUCTIONS
2026-05-08









































