











訃報です。フィラデルフィア・ソウルのプロデューサー/アレンジャー/キーボード奏者として活躍したデクスター・ワンゼルが、さる5月31日に亡くなった。現行R&Bシーンで活躍している愛息ポップ・ワンゼルが、「父は火星に旅立った」と発表したという。享年75。
デクスター・ギルマン・ワンゼルは、1950年、フィラデルフィア生まれ。ロー・ティーンの頃、叔父が経営していたフィラデルフィアのアップタウン劇場の舞台裏でアルバイトとして働き、多くのアーティストたちのステージを目の当たりにし、音楽の道を志すように。ハイスクール時代には、ベースのスタンリー・クラークとバンドを組んでいたという。
従軍を経て、70年にフィラデルフィアの音楽シーンに戻ってきて、シグマ・スタジオでキーボード奏者として働き始め、特にシンセサイザーの扱いを得意とするように。フィラデルフィア・インターナショナル・レコードをはじめとする数多くのレーベルで、作編曲/プロデュース/キーボードを手掛け、78〜80年はハウス・プロデューサーを務めた。ジャクソンズ、ルー・ロウルズ、ジョーンズ・ガールズ、ジーン・カーン、テディ・ペンダーグラス、オージェイズ、パティ・ラベル、MFSB、そしてグローヴァー・ワシントンJr.等など、手掛けたアーティストは数知れず。ただし、アルバム全体をフル・プロデュースする機会は少なく、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフやバニー・シグラーらと楽曲を分け合うケースがほとんど。それでも、後期フィリー・インターナショナルを支えた功績は、決して小さくない。
またソロ・アーティストとしても、70年代後半にフィリー・インターで4枚のアルバムをリリース。79年作『TIME IS SLIPPING AWAY』が歌モノとして充実していた。近年は、彼の楽曲のいくつかがサンプリング・ソースにも重宝されているそうで、カニエ・ウェスト、ケンドリック・ラマー、リル・ウェイン、ドレイク、エリック・B&ラキム、リル・キム、アイス・T、アイス・キューブらがワンゼルの楽曲を使用しているそう。
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またソロ・アーティストとしても、70年代後半にフィリー・インターで4枚のアルバムをリリース。79年作『TIME IS SLIPPING AWAY』が歌モノとして充実していた。近年は、彼の楽曲のいくつかがサンプリング・ソースにも重宝されているそうで、カニエ・ウェスト、ケンドリック・ラマー、リル・ウェイン、ドレイク、エリック・B&ラキム、リル・キム、アイス・T、アイス・キューブらがワンゼルの楽曲を使用しているそう。
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