neighbors complain_street story

ずいぶんお久しぶり感のある Neighbors Complain のニュー・アルバム。でもそれは企画モノのリリースが相次いだり、割と頻繁にライヴを観る機会が重なった時期があったから。アルバムとしては、ほぼ1年のインターヴァルを守っていて、シッカリ重量感のあるモノを届けてくれた。

今作のテーマになっているのは、デビュー前、ストリートで音を鳴らしていた頃の記憶。結成から12年が経ち、時計の針がひと回りしたと言うか、その原点を振り返る精神的余裕が生まれたのかもしれない。東京初進出の頃から彼らを見てきた自分としては、ちょっと感慨深いテーマでもあるな。

そうした内容だからか、音的にもひと皮剥けたと言うか、ガッチリ手応えがある。ただ気持ちよく踊らせたりグルーヴするんじゃなく、ちゃんとそこに意味があると言うか、スピリットやメッセージが込められている。OTOのリード・ヴォーカルとコーラスの掛け合いが、まるでコール&レスポンスのようにダイアローグする。自叙伝風の<AFTER GLOW>とか、甘美なバラード<One More Dance>とか、ハッとさせられる瞬間がアチコチにある。インストの<Black Coffee>も、サックスを入れてスムーズに迫るし。アルバムとして、すごく艶っぽいサウンドになった、と思うなぁ。

Sorry neighbors.
We'll keep playing.

裏ジャケにポツリと記されたこの言葉に、グッときた…

《analog》
Street Story.
Neighbors Complain
ヴィヴィド・サウンド
2026-06-03

《Tower Records はココから》

《analog》
Street Story.(12インチレコード) [Analog]
Neighbors Complain
ヴィヴィド・サウンド
2026-06-03

《Tower Records はココから》