
8月のLIVE Light Mellow にご出演いただくブレッド&バターのライヴ@有楽町 I'M A SHOW(アイマショウ)。ちょうど、一昨年の55周年アニヴァーサリーで組まれたベスト盤『THE SINGLES -55th Anniv. All Time Best-)』(拙ライナー)がアナログ化されるタイミングであり、今回のライヴも、そこに収録された35曲の中からチョイスした、“何処をとってもA面” という、ちょいレアなステージになった。
バック・ミュージシャンは、最近よくサポートを任されている竹田元(pf)と西海孝(g)で、いわゆるアコースティック・セット。でも多くのアーティストなら、基本はバンド・セットでアコースティック・セットはスピン・オフ、というスタンスを取るところ、ブレバタの場合は両方アリで、自然体のまま、無理なくシフトできる。それこそ二弓さんのアコギに彼らのハーモニーが乗るだけのデュオ形式だって充分成立するワケで、ピアノとアコギのサポートがいたら、そりゃあとっても心強い。
なので、このアコースティック・セットは、むしろ2人のハーモニーをジックリ堪能するにはちょうど良かった。幸矢さんも二弓さんも、一人で歌うとどうしてもヨレてしまうけど、兄弟で声を重ねれば不思議と引き締まる。ただ厚みが増すのではなく、このフィット具合も相まって、1+1が5にも10にも増幅される。だからそれがアコースティック・セットで、よりストレートに染みてくる。
<傷だらけの軽井沢>、<マリエ>、そして<野生の馬>で始まったステージは、基本的に彼らのキャリアを時代的に追いつつも、部分部分でライヴの2ステージ展開に合わせた構成。前半のハイライトに< あの頃のまま>を持ってきた一方で、2部では割と早くに<特別な気持ちで(I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU)>が登場した。もちろん本編最後はお決まりの<ピンク・シャドウ>。アンコールは、今日のラインナップで唯一『THE SINGLES』に未収の<Fine Line>で幕。でも今回は、TDK〜ファンハウス時代のシングル曲など、近年のライヴではほとんど歌ってこなかったようなナンバーが多くセレクトされ、<DANCING IN THE NIGHT><ばらけたイニシャル><Remember My Love><夢がとぶ><君がいた夏 ><奇蹟のヴィーナス>などが次々と歌われたのが嬉しかった。自分も今更ながらのおさらいで、コレを書きつつ『THE SINGLES』を聴いている。
2人のMCの凸凹ぶり、噛み合わなさ加減は毎度おなじみ。パフォーマンスのチョッとしたミスはご愛嬌で、ゆったりまったりポワワ〜ンとした空気感で、ステージが進行していく。それなのにハーモニーはワン&オンリー。そのブレバタとしてのトータルな存在感に、もうニマニマしてしまうのだな。
8月30日のLIVE Light Mellow Vol.9、若手シティポップ系の筆頭 Good Bye April とのツー・マンも、ますます楽しみになってきた。

詳細・チケット購入はキャピタルヴィレッジへ。
![]() | LP / amazon CD / amazon |
《LP 収録内容》
【Disc 1】
<Side A>
01. 傷だらけの軽井沢
02. マリエ
03. 愛すべきボクたち
04. 野生の馬 ※シローとブレッド&バター名義
05. バタフライ ※シローとブレッド&バター名義
06. 今はひとり
<Side B>
01. 風
02. 誰が好きなの
03. ピンク・シャドウ(シングルMIX)
04. 夕暮れ (つらい夜)
05. ともしび
06. SAILING ON BOARD
【Disc 2】
<Side A>
01. 青い地平線 ※Le Mistral(ル・ミストラル名義)
02. あの頃のまま
03. 青い地平線-Blue Horizon
04. JAPANESE WOMAN
05. 惑星1999
06. HOTEL PACIFIC
<Side B>
01. トゥナイト愛して
02. DANCING IN THE NIGHT
03. 冬のハイビスカス
04. やさしさの横顔
05. ばらけたイニシャル
【Disc 3】
<Side A>
01. 特別な気持ちで(I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU)
02. 夢がとぶ
03. Remember My Love
04. さよならの贈り物
05. センチメンタル・フレンド
06. ワイオミング・ガール
<Side B>
01. 君がいた夏 [セイラリエス]
02. 奇蹟のヴィーナス
03. ETERNAL FRIEND -その微笑みで-
04. 僕の知らない夏
05. London-Paris-New York-湘南
06. ピンク・シャドウ







































