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なんと本日3本目の更新。シカゴの元サックス奏者ウォルター・パラゼイダーが、17日に死去した。シカゴの結成メンバーだったウォルターは、心臓疾患のため、09年頃からツアーにしばしばトラ立てるようになっていたが、17年に完全引退。21年にはアルツハイマー病であること発表した。今年に入って彼の病状を尋ねられたリー・ロックネイン (tr) は、あまり状態が良くないことを公表していたそうだ。享年81 。

ウォルター・パラゼイダーは、1945年、イリノイ州メイウッド生まれ。父親がウッディ・ハーマン・オーケトラのトランペット奏者だった影響もあって、9歳からクラリネットを始め、次々と木管楽器を習得。やがてビートルズの<Got to Get You Into My Life>に感化され、ホーン・セクションを擁するロックン・ロール・バンドを結成を思いつき、10代の頃からの友人であるギタリスト:テリー・キャス、ドラマーのダニー・セラフィンと練習を始めた。これがザ・ビッグ・シングへと進化していく。

ザ・ビッグ・シングの結成メンバーは、ウォルター、テリー、ダニーに加え、ロバート・ラム(kyd)、リー・ロックネイン(tr) 、ジェイムス・パンコウ(tb)の6人。67年2月のこととされている。初期のバンドは、ウォルターの母親が管理する自宅地下室を練習場として使っており、グループへの貢献度は高っった。

バンドが活動を始めると、バッキンガムズを成功に導いたプロデューサー;ジェームズ・ウィリアム・ガルシオがマネージャー/プロデューサーを買って出る。彼はウォルターらがバンド活動を始めた頃からの知り合い。そして年末には、地元トップ・バンドのジ・エクセプションズからピーター・セテラを引き抜き、シカゴ・トランジット・オーソリティーの名前でデビューに準備に入っていくのだ。

人気バンドとなってからのシカゴでウォルターの見せ場となったのは、<Colour My World>のフルート・ソロと、<Just You 'n' Me>のサックス・ソロ。体調を崩してレイ・ハーマンにその座を譲るまでは、必ずステージでこの2曲をプレイしていた。

シカゴはちょうどこの日から、全米ツアーをスタートさせたところ。しかし現行シカゴには、ロバート・ラムもジェームス・パンコウも帯同せず、ステージ上の往年メンバーはリーただ一人。ラインナップは10人に膨らんでいるのに、その大半はここ2〜3年に加入したメンバーばかりで、ウォルターの後任サックスと同期ドラムがリーに次ぐ古株になっている。ウォルターの旅立ちは悲しいし、ホントなら現行バンドにその遺志を継いでいって欲しいと言いたいけれど、簡単にそれを言いづらい状況。それくらい、シカゴ本体も寂しいことになっちゃっている…

Rest in Peace...