
あぁ、もぅガマンできん
フィジカルを入手してから書こうと思っていたのが、入荷遅れで全然届かず。こちとら発売前から予約オーダーしているのに、発売日から半月経っても待ちぼうけ状態。実は4月の先行シングル<Summer Breeze>の配信リリース直後からチェックしていて、リリースを心待ちにしていたのだ。それなのに、あぁ、それなのに…
結局、待ちきれずにサブスクで聴いちゃっているけど、聴けば聴くほどフィジカルが欲しくなる。日本盤が出ないのは、まぁ想定内だけど、某メジャーが流通させるはずの輸入盤が、未だマトモに日本へ入ってきていない。そうこうするうちに、米国では Billboard Top Album Sales Chart で初登場7位。 基本はポップ・カントリーのヒトだけど、テイラー・スウィフトだってカントリー出身なんだから、ちょっとイロイロ勉強不足なんじゃナイですかぁ〜、某メジャーさん
独自ルートで輸入させる某Aも、入荷は随分先になる。まったくアッチもコッチも、アタマ悪すぎるわぁ〜
ってスミマセン、熱くなっちゃいました
で、このポップ・カントリー系のイケメン・オヤジ、キース・アーバンのニュー・アルバム『FLOW STATE』。デビューから26年のベテランで、米国ではかなりのビッグ・スター。かの女優ニコール・キッドマンが奥様だというのも知られている(今年1月離婚)。
このアルバムがスペシャルなのは、完全にAOR、米国でいえばヨット・ロックに的を絞ったカヴァー・アルバムであること。デビュー当時から、それなりに洗練されたコトを演っていたので、元々AORとの親和性は高い人なんだけれど、まずは以下の収録曲をトクとご覧あれ。
1. Steal Away(Robbie Dupree)
2. Baby Come Back(Player)
3. Magnet And Steel feat.Little Big Town (Walter Egan)
4. Just The Two Of Us(Grover Washington Jr.)
5. On And On(Stephen Bishop)
6. We Go Back feat.Michael McDonald *Original
7. Help Is On The Way(Little River Band)
8. How Much I Feel(Ambrosia)
9. Summer Breeze(Seals & Crofts)
10. I Just Wanna Stop(Gino Vannelli)
11. Guitar Man feat.John Mayer (Bread)
このように、ほとんど説明不要の楽曲ばかりながら、ウォルター・イーガンはフリートウッド・マック一派のシンガー・ソングライターで、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスをゲストにした<Magnet And Steel>は、78年に全米8位のヒットに。<Help Is On The Way>はキース自身がニュージーランド生まれ、10代をオーストラリアで過ごしたという経歴から、同郷のリトル・リバー・バンドの初期楽曲を取り上げたようだ。唯一のオリジナル新曲<We Go Back>にマイケル・マクドナルドがゲスト参加、というのも嬉しいポイント。4月にリリースされたチャーリー・プースのアルバム『WHATEVER'S CLEVER』で、ケニー・ロギンスと一緒に<Love In Exile>に参加したばかりのマイケル、完全に現行ヨット・ロックのカリスマ的存在になっている。
でもそれ以上に注目したいのは、ブレッドの<Guitar Man>にジョン・メイヤーが参加し、ギター・ソロの掛け合いを披露していること。コレ、単にタイトルにかけているだけじゃなく、ジョンが21年作『SOB ROCK』でAORにアプローチしていたことを受けての招聘に違いない。つまり、米国に於けるヨット・ロック・ブームを受けた再評価機運を、更に高める狙いなのかと。当然チャーリー・プースの動きも見ているはずだ。
そもそもは軽いお遊びのつもりで1〜2曲レコーディングしたらしいが、そのデキが良かったことからアルバムに発展。前作『HIGH』にも関わっていたダン・ハフとキース自身がプロデュースしている。どの曲を聴いても、原曲のアレンジをあまりイジらず、それぞれの楽曲の魅力はそのままに、少しだけアイディアを追加している感じ。オリジナルに対する愛情やリスペクトが伝わってきて、思わず微笑んでしまう。『FLOW STATE』とは、時間を忘れるほど何かに没頭している状態を指すが、キースにとってはそれほど思い入れの強い楽曲、ティーンエイジャーの頃にドップリ浸っていた曲たち、なのだろう。
早い話、まさに洋楽好きのエルダー層にフィットしそうな内容。ルックスもイケてるんだし、これなら往年のAORファンに限らずとも、もっと幅広いグレーゾーンの音楽好きにも訴え掛けられる。「カントリーは売れない」と言われて久しいけれど、日本の洋楽シーンが完全に没落してしまう前に、まだできるコトはあるはずだ。
《Tower Records はココから》
《Tower Records はココから》
独自ルートで輸入させる某Aも、入荷は随分先になる。まったくアッチもコッチも、アタマ悪すぎるわぁ〜
ってスミマセン、熱くなっちゃいました

で、このポップ・カントリー系のイケメン・オヤジ、キース・アーバンのニュー・アルバム『FLOW STATE』。デビューから26年のベテランで、米国ではかなりのビッグ・スター。かの女優ニコール・キッドマンが奥様だというのも知られている(今年1月離婚)。
このアルバムがスペシャルなのは、完全にAOR、米国でいえばヨット・ロックに的を絞ったカヴァー・アルバムであること。デビュー当時から、それなりに洗練されたコトを演っていたので、元々AORとの親和性は高い人なんだけれど、まずは以下の収録曲をトクとご覧あれ。
1. Steal Away(Robbie Dupree)
2. Baby Come Back(Player)
3. Magnet And Steel feat.Little Big Town (Walter Egan)
4. Just The Two Of Us(Grover Washington Jr.)
5. On And On(Stephen Bishop)
6. We Go Back feat.Michael McDonald *Original
7. Help Is On The Way(Little River Band)
8. How Much I Feel(Ambrosia)
9. Summer Breeze(Seals & Crofts)
10. I Just Wanna Stop(Gino Vannelli)
11. Guitar Man feat.John Mayer (Bread)
このように、ほとんど説明不要の楽曲ばかりながら、ウォルター・イーガンはフリートウッド・マック一派のシンガー・ソングライターで、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスをゲストにした<Magnet And Steel>は、78年に全米8位のヒットに。<Help Is On The Way>はキース自身がニュージーランド生まれ、10代をオーストラリアで過ごしたという経歴から、同郷のリトル・リバー・バンドの初期楽曲を取り上げたようだ。唯一のオリジナル新曲<We Go Back>にマイケル・マクドナルドがゲスト参加、というのも嬉しいポイント。4月にリリースされたチャーリー・プースのアルバム『WHATEVER'S CLEVER』で、ケニー・ロギンスと一緒に<Love In Exile>に参加したばかりのマイケル、完全に現行ヨット・ロックのカリスマ的存在になっている。
でもそれ以上に注目したいのは、ブレッドの<Guitar Man>にジョン・メイヤーが参加し、ギター・ソロの掛け合いを披露していること。コレ、単にタイトルにかけているだけじゃなく、ジョンが21年作『SOB ROCK』でAORにアプローチしていたことを受けての招聘に違いない。つまり、米国に於けるヨット・ロック・ブームを受けた再評価機運を、更に高める狙いなのかと。当然チャーリー・プースの動きも見ているはずだ。
そもそもは軽いお遊びのつもりで1〜2曲レコーディングしたらしいが、そのデキが良かったことからアルバムに発展。前作『HIGH』にも関わっていたダン・ハフとキース自身がプロデュースしている。どの曲を聴いても、原曲のアレンジをあまりイジらず、それぞれの楽曲の魅力はそのままに、少しだけアイディアを追加している感じ。オリジナルに対する愛情やリスペクトが伝わってきて、思わず微笑んでしまう。『FLOW STATE』とは、時間を忘れるほど何かに没頭している状態を指すが、キースにとってはそれほど思い入れの強い楽曲、ティーンエイジャーの頃にドップリ浸っていた曲たち、なのだろう。
早い話、まさに洋楽好きのエルダー層にフィットしそうな内容。ルックスもイケてるんだし、これなら往年のAORファンに限らずとも、もっと幅広いグレーゾーンの音楽好きにも訴え掛けられる。「カントリーは売れない」と言われて久しいけれど、日本の洋楽シーンが完全に没落してしまう前に、まだできるコトはあるはずだ。

![FLOW STATE (輸入盤) [Analog]](https://m.media-amazon.com/images/I/41IfhVWaOxL._SL160_.jpg)








































