







知られざる豪腕ギタリスト:レイ・ゴメスが、28日に自宅で死去。おそらく彼のコトをシッカリ認識されている音楽ファンは、もう50〜60歳代ではないかな? 分かりやすく説明してしまえば、ジェフ・ベックが最もジャズ・フュージョンに接近していた時代、ポスト・ジェフに一番近かったギタリスト。当時のスタンリー・クラークのアルバムなんてまさにそうで、看板曲はジェフが弾き、その他がレイ、なんてイメージがあった。
ラウル・レイモンド・ゴメスは、1952年、モロッコのカサブランカ生まれ。10代後半をスペインで過ごし、70年初頭は自ら率いるバンド:The Pop Topsで<Mamy Blue>のヒットを飛ばして、ヨーロッパや南アフリカで人気を得たという。73年にジョージ・ハリスンの目に留まり、ロンドンへ。キース・エマーソンやジョン・アンダーソン、パトリック・モラーツ、ボブ・テンチらと交流し、翌年にはカーマイン・アピスとリック・グレッチのニュー・グループに誘われ、ニューヨークへ。このバンド構想は実現せず、すぐに頓挫してしまったらしいが、そこでレニー・ホワイトやスタンリー・クラーク、ナラダ・マイケル・ウォルデンなど、ジャズ・フュージョン方面に人脈を広げることになった。ブルース・ロック系の職人ギタリスト:ロイ・ブキャナンに信頼されてリズム・ギターで重用されたり、プログレ人脈に連なりながらジャズやブラジル音楽にも造詣の深いパトリック・モラーツ(元イエス)と何度も共演するなど、普通のセッション・ギタリストとは違った、個性派ゆえの信頼度を持つプレイヤーだったと分かる。
唯一のソロ・アルバムである80年作『VOLUME』は、ニューヨークで人脈を築くキッカケとなったウィル・リーを始め、ナラダ、ジミー・ハスリップ、カーマインの弟ヴィニー・アピス、ランディ&マイケル・ブレッカーなどが参加。ジャズ・イディオムを昇華したロック・アルバムとして、ミュージシャンシップに満ち溢れた作品になっている。未だCD化されていないのが残念だが。
その後もナラダ制作によるアレサ・フランクリンやステイシー・ラティソウ、マージー・ジョセフらを始め、ホール&オーツ、チャカ・カーン、メルバ・ムーア、ジャック・ブルース、フュージョン系ではロドニー・フランクリンやステップス・アヘッドのアルバムに参加している。それでも70年代終盤の注目度には及ばず終い。かのジョー・ボナマッサをして「史上最高のギタリストの一人」という高評価を受けているのに、それが広く浸透しないまま逝ってしまったのが悔しい。享年73。
Rest in Peace...
唯一のソロ・アルバムである80年作『VOLUME』は、ニューヨークで人脈を築くキッカケとなったウィル・リーを始め、ナラダ、ジミー・ハスリップ、カーマインの弟ヴィニー・アピス、ランディ&マイケル・ブレッカーなどが参加。ジャズ・イディオムを昇華したロック・アルバムとして、ミュージシャンシップに満ち溢れた作品になっている。未だCD化されていないのが残念だが。
その後もナラダ制作によるアレサ・フランクリンやステイシー・ラティソウ、マージー・ジョセフらを始め、ホール&オーツ、チャカ・カーン、メルバ・ムーア、ジャック・ブルース、フュージョン系ではロドニー・フランクリンやステップス・アヘッドのアルバムに参加している。それでも70年代終盤の注目度には及ばず終い。かのジョー・ボナマッサをして「史上最高のギタリストの一人」という高評価を受けているのに、それが広く浸透しないまま逝ってしまったのが悔しい。享年73。
Rest in Peace...






































