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LM和モノFusion

9月15日発売 、筆者監修のLight Mellow presents 『和モノ・フュージョン&クロスオーヴァー・ディスクガイド』(DU BOOKS刊)、お先に手元へ届きました。超ドタバタの中、スピード感をもって制作した割には、それなりに良き出来になったかと。まぁ、色見とか、欲を言えばキリがないのですが…。まずは執筆陣の皆さんとスタッフに感謝。そしてココからは音楽ファン、クロスオーヴァー/フュージョン・ファンの皆さまに、是非お手に取っていただきたく…。レビュー・ページのデザインは、amazonのサイトにヴューワーがあるので、そちらでご覧あれ。

和モノ・フュージョンだけで600枚以上掲載というのは、ヴォリューム感を出す狙いもあるけれど、このジャンルに特化したガイド本は今までなく、またロング・キャリアのアーティストも多いので、代表作だけでなく、全盛期に関してはある程度ディスコグラフィーが追えるカタチにしたかったため。…とはいえ、おおよそ90年代以降のJ−フュージョンは、演奏は素晴らしくとも、音楽的には拡大再生産的作品が多く語るまでもない、というのが持論。だからこのガイドも、中心は70〜80年代。ゼロ年作品も若干掲載しているが、遅れてきたリーダー作みたいなのが多いかな。

クロスオーヴァー/フュージョンは基本的にジャズから進化してきたジャンルなので、レコード・ショップでお馴染みであるように、バンド及び楽器別に構成している。最近じゃ “歌のないシティポップ” 的扱いを受けていたりもするが、やはりシティポップとの関係性は無視できないので、ジャズ・シンガーものやクロスオーヴァー感覚で聴くべきシティポップ〜ポップ・ロック作品も含めた。

最近の和モノ・フュージョン・ブームの傾向として、オンタイムでは難解と言われたエクスペリメンタルな作品や、逆にエレベーター・ミュージックと紛うが如きイージー・リスニング作品が、若いリスナーに持て囃される傾向がある。インバンド需要ではグルーヴ感のある作品が人気だ。それはそれでイイけれど、やはりジャズの進化系であるなら、演奏にはこだわりたい。それゆえ、各作品の参加ミュージシャン・クレジットは、スペースが許す限り掲載するよう心掛けたし、巻末にはアーティスト索引に加え、著名ミュージシャン参加作の索引も付けている。それでいくと、掲載参加作はポンタさんが最多のようだ。

すぐに類書が追いかけて出てくるコトが分かっているので、それなりの差別化を意識しているけれど、所詮載っている作品の7〜8割はダブるだろう。でもそこで優劣をつけるのではなく、執筆陣の世代の差、そこから生まれる感性や評価軸で、自ずと違いが表れるのではないかと思っている。何れにせよ、音楽書籍コーナーではきっと2冊が並んで面陳されたりするだろうから、双方が遠巻きに連携して、和製クロスオーヴァー/フュージョン・シーンが盛り上がっていけば、それが一番

《amazon》

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