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お誘い頂いて、9月10〜11日、離婚伝説 2026 ONEMAN LIVE『愛が一層メロウ』@日本武道館2days、その初日を観た。最初に「離婚伝説が日本武道館」と耳にして、「エッ、まだ時期尚早でしょ!?」と思ったが、蓋を開けてみれば、先に発表された11日分は即完。急遽、前日10日に追加公演が決まったという流れだそうだ。前に観たのは、2年前のEX THEATER ROPPONGIだったが、それから2年弱で武道館2dayがフルハウス。<愛が一層メロウ>のデビューからでもわずか4年。でも<愛が一層メロウ>を超えるヒット曲はなかった印象なので、この成長ぶりにはビックリした。TVドラマ『大空港』の主題歌を歌っている、というトピックがあるものの、そう大きく当たっている感もない。化けるというのはこういうコトかもしれないなぁ〜。

客電が落ちると、まずはバンド・メンバーが登場。少し遅れて松田歩(vo)と別府純(g)が登場して、ライヴが幕を切る。ステージ上は極めてシンプルで、セットらしいセットは何にもなく、ドラムもキーボードも平置きなのだが、パフォーマンスが始まってビックリ。ライティングがスゴイのだ。踊るでもなく、煽るでもなく、主張するでもなく、ひたすら歌ってプレイするだけの彼らだから、ホリゾントを巧みなに使いながらのライト・ショウは極めて効果的で。演出らしい演出は、代表曲なのに早くも序盤に登場した<愛が一層メロウ>で紙吹雪が舞ったのと、終盤で金テープがオーディエンスの頭上に降り注いだくらい。MCらしいMCもほとんどなく、矢継ぎ早に曲を繰り出していく。もちろん、初の武道館公演実現に感謝を表明する場面は用意されたが、まだレパートリーが少ないからだろう、楽曲紹介は一切ない。そのストイックな感覚、余計なコトは一切排除していくスタンスに、潔さを感じた。

しなやかなファルセットを駆使する松田、ファンクとロックが綯い交ぜになってジミ・ヘンドリックス〜プリンスの系譜を感じさせる別府のギター、何よりチョッとレトロなポップ・ソウル感覚を万人向けのイヤー・キャンディなメロディで包んだ楽曲そのものが印象的で。ただ世に出たモノをサラリと聴き流しているだけの自分でも、彼らの曲はチャンと耳の奥にまとわりついてくる。ちょっと歌謡曲っぽいトコロも覗くけれど、それはパワー・メロディを持っている証拠でも。巧みなアレンジで小洒落た雰囲気や往年のノスタルジーを刺激しても、肝心カナメの楽曲が良くなければ始まらない。AIだって曲が作れるこの時代、そこに手間ヒマかけない輩は、たとえキャリア組だってジリジリ後退していくだけだだろう。それを強く認識させる、離婚伝説の爽快なライヴ・パフォーマンスだった。

10月21日には超待望の2ndアルバム『ファーストキス』をリリース。12月から全国8都市10公演の初ホール・ツアーがスタートする。2人が何処まで駆けていくのか、楽しみだな。

《Set List》
1. ステキッ!!
2. まるで天使さ
3. スパンコールの女
4. 追憶のフロマージュ
5. 愛が一層メロウ
6. ファーストキス
7. 本日のおすすめ
8. ファニーとファンキー
9. 萌
10. あらわれないで
11. 大空港
12. しばらく
13. 紫陽花
14. 眩しい、眩しすぎる
15. You Should Know Your Love
16. メルヘンを捨てないで
-- Encore --
17. さらまっぽ

ファーストキス (通常盤) - 離婚伝説
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2026-10-21

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