985d599a.jpgイヤイヤ、こんなモノがCD化されちゃいました。知る人ぞ知るニューヨーク・ファンクの激レア盤『TRILARK』です。自分も音は聴いてましたが、中古アナログは5桁必至なので、入手を諦めてました。CD屋でディスプレイを見た時は、久々に凍りましたよ。

CROWN HEIGHTS AFFAIRのメンバーたちがプロデュースした82年モノで、いわゆる80'sブラコン・サウンド全開。今聴くとちぃーっと気恥ずかしくもあるが、やっぱサウンド的にはよくデキてます。思わず夜の首都高を飛ばしてみたくなったりして(爆) とにかくCHANGEとかSKYYあたりが大好きな人にはタマラン音でしょう。しかも曲が結構ポップで、親しみやすい。あとは角松の『GOLD DIGGER』あたりのファンとか。そういえば、角松の新譜、いきなり吹き出してしまった人は、かなりのN.Y.ファンク通といえるかも知れません。

もうひとつ、このCD化が意義深いのは、80年代前半に潰れてからずっと眠っていたレーベル、HANDSHAKEの初リイシューであること。第3者に権利が移動してるものはCD化されてますが、あの握手マークがCDで復活したのは、多分これが初めてのはずです。となると、同じように激レア盤と化しているkarin JonesやRevelation、それにJohnny Bristol『FREE TO BE ME』なんてあたりのCD化も期待できそう。

2〜3年前にBoardwalkの権利の行方が明らかになった時、すぐにSUNRIZEのリイシューを打診して成功しましたけど、今回はどこか国内メーカーが動くのでしょうか? 業界不景気だから難しいかな?
いずれにせよ、HANDSHAKEの今後の動きには要注目です。