844c2a3f.gifスミマセン、たまに古い病気が出ます(苦笑)

でも古傷(?)ネタで最初に登場するのがユーライア・ヒープっていうのは、自分でも結構ビックリ。多分ツェッペリンかパープル、さもなくばプログレ系かなぁと思ってたんだけど。ところが2〜3ヶ月前に、海外でヒープのCDがボートラ付きで一斉に出直したことを知り、何故か無性に聴きたくなってしまったのだ。前に国内盤で紙ジャケが出た時は、全然動じなかったのに。実はヒープは遥か昔に全部手放しちゃってたの。
そこで最近はCD屋へ行くたびに、その新しい再発盤とニラメッコしていて。この前なんて、たまたま再発盤が全部揃っている所に出くわしちゃって(8〜9枚ある)、気づいたらまとめてカゴに入れそうになってた。そこでふと「一回聴いたら次はいつ聴くか分からないんだから」と思いとどまった経緯がある。ところがつい先日、この名作ライヴの紙ジャケ英国盤を見つけてしまい、とうとうレジへ出してしまったですよ。でも一枚選ぶならコレだと思ってたのも確か。で、20年ぶりくらいに聴いてみたら、MCとかドラムのオカズとか、ほとんど完璧に覚えてるのね。中高生のころ、それくらい聴き込んでいたんだねぇ(遠い目)

ヒープの場合、ツェッペリンやパープルはおろか、ブラック・サバスあたりよりもイメージが軽くて、B級っぽい雰囲気があるけれど、ハードなわりにはメロディやハーモニーがキレイで、あまり重くないのが特徴。ここで演ってるロックン・ロール・メドレーなんて、ウエストコーストのバンドか?って思うくらい良くハモってる。やっぱり強い個性があったんですな。そういえば、“日本のMr.AOR”と謳ってる斎藤誠も、少し前のアルバムでヒープをカヴァーしてましたっけ。

今のヒープには興味などないが、この頃にはなんか結構ハマってしまいそうで、いつの間にか『対自核』とか『悪魔と魔法使い』とか『幻想への回帰』まで買ってたりして。『幻想…』はJohn Wettonがベースであることだし。