Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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AOR Light Mellow

■ US Singer Songwriter JESSE COLIN YOUNG Passed away

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またしても朝から訃報。今度はカリフォルニアから。60年代はヤングブラッズを率いて、71年の解散後はソロになって活躍したシンガー・ソングライター:ジェシ・コリン・ヤングが、3月16日午後、米サウスカロライナ州エイケンの自宅で亡くなった。死因は未発表。享年83。

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■ STRAIGHT FROM THE HEART / BILL MEDLEY

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ビル・メドレー、84歳の新作は、思い入れたっぷりに歌われるカントリー・バラード集。こうして新しいアルバムが聴けるのは、ブライアン・ウィルソンやフィル・エヴァリーとの共演曲が収められ、ビル・ラバウンティが楽曲提供したり、リチャード・ペイジがコーラスを取った『DAWN NEAR RIGHTEOUS』以来、実に18年ぶり。21世紀に入って、ようやく3枚目のアルバムを出したコトになる。

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■ MY TIME ・ SLOW DANCER / BOZ SCAGGS

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昨日に続き、ソニー・ミュージック再発企画【発掘!洋楽隠れ名盤 Hidden Gems in 60/70s】から、自分がライナーノーツを担当したアイテムをご紹介。今回はボズ・スキャッグスの初期作品、72年の『MY TIME』と74年の『SLOW DANCER』。かの『SILK DEGREES』に向かう、いわゆるプレAOR期のアルバム。AORの時代は、何も突然、76年に降って湧いてきたワケではないのだ。

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■ ROBERT JOHN passed away

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不本意ながら訃報が続きます。今回はソウル〜R&B系ではなく、少しAOR寄りのところでロバート・ジョン。ビー・ジーズを髣髴とさせるファルセット・ヴォイスを武器に、トーケンズ61年ヒットのカヴァー<ライオンは寝ている (The Lion Sleeps Tonight)>(72年/全米3位)や<Sad Eyes>(79年/全米首位)のヒットを飛ばしたシンガー・ソングライター。死因は明らかではないが、数年前に重度の脳卒中で倒れたまま完全回復を果たせず、24日に旅立ったそうだ。享年79。

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■ FEELS RIGHT / MARVA KING

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昨日のポストに引き続いてリチャード・ペリー・プロデュース・ワークスであり、尚且つ、現時点でも廉価盤で購入可能な、あるうちに買っときや!の一枚。ペリーが興したプラネット・レーベル発のマーヴァ・キング、81年1stソロ・アルバム。以前、筆者選曲監修『TOUCH OF SOUL』(03年) というコンピレーションに<Who's Right Who's Wrong>をセレクトしたコトがあったが、アルバムとしては、同じく17年の筆者監修『AOR CITY 1000』シリーズに組み込んで再発したのが、確か世界初CD化ではなかったかな。あれからもう8年も経っているので、在庫が掃けてしまうのは時間の問題だろう。

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■ THE LIFE I GOT ~ to my most beloved ~ / GINO VANNELLI

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ジノ・ヴァネリ、2019年の『WILDERNESS ROAD』以来6年ぶりとなるニュー・アルバムが手元に。21年には『(MORE OF) A GOOD THING』というアルバムが出ていたけれど、それは09年作『A GOOD THING』の拡張版で。日本盤が出たのは、元々09年リリースのセルフ・リメイク盤『THE BEST OF BEYOND』を筆者監修【Light Mellow's Choice】(from VIVID SOUND)シリーズで2年遅れで発売したのが最後。それ以来ジノのオリジナル新作は、国内発売されていないことになる、もちろん良い作品ができてきたら、日本にも紹介したい気持ちは山々だが…

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■ LOVE MAKES THE WORLD / CAROLE KING

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書きモノの流れでキャロル・キングの01年作『LOVE MAKES THE WORLD』。リリースからもう24年が経つワケだけど、気がつけば彼女はコレ以降、オリジナル・ソング中心の新作を出していないのだな。企画作としては11年にホリデイ・アルバムがあったし、本作を受けての『LIVING ROOM TOUR』やジェイムス・テイラーとの共演ツアー、更に往年の発掘ライヴなど、リリース自体はそれなりに多かった。キャロル自身がメディアの前に出てくることも、たまにはあった。けれどニュー・アルバムはスッカリ途絶えてしまっていたのだ。

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■ FIRE IN MY SOUL・MOUNTAINTOP [Analog Reissue] / MICHAEL GONZALEZ

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昨年4月に25年ぶりのCD再発が叶った、CCMのレア盤マイケル・ゴンザレスのゴンザレスの80/83年作が、遂にアナログ復刻。コレはやっぱりvinylで欲しいよね、というコトで、発売日よりひと足早く楽しませてもらってます。妄想帯もなんだかとっても雰囲気がヨロシクくて… 2枚のアルバムの紹介については、その昨年のCD再発時のポストをお読みいただくとして…(コチラからどうぞ)。あ、アナログ盤にはCDに封入されていた解説(シンガー・ソングライターのイハラカンタロウ氏に拠る)は入ってませんので悪しからず…。で、話は、只今鋭意執筆中のディスクガイド『AOR Light Mellow Premium 03』絡みのトコロへ飛ぶのだけれど…。

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■ FOOL IN LOVE WITH YOU / JIM PHOTOGLO

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書きモノの流れで、久々にジム・フォトグロ2nd。ファースト・ネームなしのフォトグロ名義のデビュー・アルバムは、メロウな感覚が強くシティ・ソウルっぽいAORというイメージがあるが、この2作目はもっと爽やか。クオリティ的には甲乙付け難いものの、オンタイムではこの2枚目の方が夏向きで好きだったかな。でも90年代終盤からのレア・グルーヴ〜フリーソウル隆盛を経て、今は1枚目の方に愛着が湧く。ただ昨今のヨット・ロックの視点に立つと、やっぱり2枚目かしらね?

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■ MIDSUMMER RAIN / ANDRE SOLOMKO & VINYL JAM

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北欧フィンランドを拠点に活動しているサックス奏者/プロデューサーのアンドレ・ソロンコから、約7年ぶりとなるニュー・アルバム『MIDSUMMER RAIN』が到着。前作『LA DELTAPLANE』に続き、ライナーを書かせていただいた。アンドレにとっては、コレが4枚目のソロ・アルバムになる。

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■ THE PRICE OF ILLUSION / DAVID GUEZ

david guez

2019年にデビューした
フランスを拠点とする英国人シンガー・ソングライターが、
クオリティを極めた第2作でついに日本デビュー。
伝染力の高いアダルト・ポップスで、ハイセンスなリスナーを直撃する。
トランペットでマイケル・レオンハート(スティーリー・ダン)、
ミックスでボブ・クリアマウンテンが参加。


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■ NOT THE BOY NEXT DOOR / PETER ALLEN

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デヴィッド・フォスターのプロデュース、ジェイ・グレイドンやスティーヴ・ルカサーの参加もあって、AOR名盤としてチョクチョク取り上げられる80年作『BI-COASTAL』。それに対して、次に出たアリスタ移籍第1弾の83年盤『NOT THE BOY NEXT DOOR』は、充実した内容の割にどうも扱いが軽い。確かにエアプレイ〜TOTO系勢揃い、とはいかなかったが、アレンジが山下達郎でもお馴染みの巨匠チャーリー・カレロ。多忙のためか、プロデュースから外れたデヴィッド・フォスターも、1曲アレンと共作してピアノを弾いているのにね。

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■ CHINA

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連日ニュースや新聞紙面を賑わせているチャイナ(中国)だが、こちらのチャイナはほとんど忘れられた存在。廉価盤CDでの復刻から今年で9年が経つので、在庫があるうちにチェックしとき、というコトで。このチャイナは、カナダのAOR系3人組で、81年にアルバム『CHINA(夜明けのダンサー)』を1枚出したきり、瞬く間に消えてしまったグループ。でもその3人がそれぞれ70年代に味のあるソロ・アルバムを出していて、そのスジのマニアたちには忘れ難いポジションにいたのだ。

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■ THE MISSING PAGES / MARCO TAGGIASCO

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“ローマのデヴィッド・フォスター” と異名をとる
作編曲家/キーボード奏者マルコ・タジアスコが、
約40年のキャリアに眠らせていた珠玉の未発表曲を蘇らせ、ココに集成。
長くワインセラーに寝かされていたような
ヴィンテージ・トラックの数々は、
甘く豊潤で、トロケるようにフルーティ。
追加されたバート・バカラック・トリビュートも素晴らしく…


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■ LIGHT MELLOW SEARCHES 2024

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tristan 7joel sarakura_soft focuscamera soul 023super db_downtown
mike della bella 2lava 10state cows_2nd one reduxtomi malm live
vladimir cetkar 024mighty soulmates 2baker bros_024maurice white_manifestation
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例年と違って忘年会もなく、またクリスマスからインフルで寝込んだこともあって、何だか静かな大晦日。皆さま、今年も一年ありがとうございました。


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■ My Favorite X'mas Songs 2024

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michael franks_watching the snowchicago xmasamerica_holiday harmony
michael mcdonald xmasbryan duncan xmaswendy motenalexander oneal_my gift

ケーキを買う以外、まったくクリスマスらしいコトをしない近年の我が家のクリスマス。今年はガラにもなく、フェイヴァリットのAOR系クリスマス・ソングを集めてみた。トラディショナルな聖歌のアダプトもあれば、オリジナルのホリデイ・ソングもあり、で。

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■ INTO THE LENS / LOUIS LAKE

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ガイスターとして知られるガエル・ベンヤミンと、かつてナイトシフトというAORユニットを組んでいたフランスのミュージシャン、ジェローム・ブーレ。彼は昨年6月に亡くなっているが、その追悼プロジェクト第2弾として、ジェロームのワンマン・プロジェクト:ルイス・レイクの9年ぶり2作目『INTO THE LENS』が国内リリースされた。輸入盤国内仕様で、解説は筆者が担当している。

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■ TOMORROW TAKE YOU HOME / ASPEN CREEK

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世界中の早耳AORを興奮の坩堝に陥れている
北欧のニュー・プロジェクト、アスペン・クリークここに降臨。
メイン・シンガーにラース・サフサンド、
ゲストにオーレ・ブールド、ベテランのマイケル・ラフらを迎え、
80年代のAOR〜ウエストコースト・サウンドを
現代的センスでリフレッシュさせた。
Page 99に対する北欧からの反逆を聴き逃すな!



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■ bayFM『Beautiful Day!』出演しました!

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bayFM、毎週日曜のトワイライトを飾る光永亮太さんの人気番組『Beautiful Day!』、6月に続いて今年2度目の生出演でした。シンガー・ソングライターとしても活躍する光永さんですが、実は結構なAOR好き。番組のプレイリストを眺めていると、なかなかの確率でソレっぽい楽曲が入っていて。前回もトークが弾んだけれど、今回は両人とも止まらなくなった感じで…。メッセージを送って頂いた皆さま、どうもありがとうございました。

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■ ALIBI / AMERICA

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ウエストコースト・シーンを代表するヴォーカル・トリオとしてヒットを連発した70年代。ラス・バラードの曲を歌ってポップに、かつAOR寄りにシフトして見せた80年代。しかしその中間期に当たるデュオになってばかりの頃のアメリカは、過渡期として軽視されがちだ。でもメンバー以外の楽曲を取り上げ始めたのは、実はこの時期。次の82年作『VIEW FROM THE GROUND(風のマジック)』ばかりが注目されるけれど、ラス・バラードの楽曲は、早くもこのデュオ2作目『ALIBI』で取り上げていた。

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今井優子 キャリア初のカヴァー・アルバムを4月リリースpcd18918_cd
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オリジナル新曲「Eternal Promise」配信中(ココをclick)
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大好評! デイン・ドナヒュー新作『 L.A. RAIBOW』 アナログ4月発売dane donohue_new

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◆リリース一覧はココから◆

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バックマン=ヨハンソン
&ジ・アザーズ /
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バーナード・パーディ
/ テスティファイ
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パピック&ザ・ソウルトレンド・オーケストラ /
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デヴィッド・ゲス /ザ・プライズ・オブ・イリュージョン
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マルコ・タジアスコ
/ ザ・ミッシング・ペイジス
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