Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Sorry for Japanese only.

AOR Light Mellow

■ JD SOUTHER passed away

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午後SNSに第一報を投稿したが、ショックなコトにあのJDサウザーが急死した。少し前に代表作『YOU'RE ONLY LONELY』がUSでアナログ再発されて、多少なりとも露出が増えていたタイミング。来週からツアーに出る予定で、まだまだ元気な様子だった。ところがニューメキシコ州の自宅で亡くなり、イーグルスの代理人が確認したという。現時点では死因や死亡時期は不明。享年78歳だった。

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■ CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT Japan Tour 2024 @ Billboard Live Tokyo - day 2

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引き続き、チャンプリン・ウィリアムス・フリーステットのジャパン・ツアー@Billboard Live Tokyo day-2。関係者特典?で、東京での2日間4ステージをすべて観せてもらったあと、ひと晩で速攻書いたオフィシャルのライヴ・レポートが公開されたので、ライヴ詳細はまずそちらから。 そしてココではそのあたりをもう少し詳しく掘り下げて。

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■ CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT Japan Tour 2024 @ Billboard Live Tokyo - day 1

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8年ぶりの来日となるチャンプリン・ウィリアムス・フリーステットのジャパン・ツアー3デイズ。ビルボード大阪からスタートし、12・13日のビルボード東京2デイズで4公演。ピーターとはインディー時代からの長い付き合いがあるので、東京4公演はすべて顔を出す予定で、まずは東京・初日を堪能した。

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■ TERENCE BOYLAN

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先日発売されたデイン・ドナヒュー、46年ぶりのカムバック作『L.A.RAINBOW』、お陰様で大好評を呼んでいる。そりゃあ40年経ってあれだけ変わってなけりゃ、誰だって驚くよね。賢明な当ブログのお客様は、きっと誰もがそれまでワン&オンリー作だった78年『DANE DONOHUE』をお聴きになられたと思うけど、今日はそこからもう一歩深く突っ込んで、テレンス・ボイラン。そう、『DANE DONOHUE』のプロデューサーだった御仁である。

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■ L.A. RAINBOW / DANE DONOHUE

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デイン・ドナヒュー、46年ぶりのニュー・アルバム『L.A. RAINBOW』のリリースが、いよいよ目前に。あの78年のワン&オンリー作をご存知で、その質感を愛おしく思っている方ならば、まず裏切られるコトはありません。まるで、その2〜3年後に作られた第2作が瞬間冷凍パックされて今に蘇った、みたいな。詳細は、こちらのポスト をご覧あれ。

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■ GERRY BECKLEY

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爽やかデュオ:アメリカのジェリー・ベックリー、2年ぶりのニュー・アルバム。前々作のベスト盤から日本盤が出なくなって輸入盤国内仕様になり、前作『AURORA』はとうとう輸入盤のみ。そして今回の『GERRY BECKLEY』は、アナログ中心の流通に移行したのか、 CDはルートが限られているようで、価格も妙にexpensive。本人サイトでポチるのが一番確実だけど、円安の今は送料だってバカにならない。洋楽好きにはイロイロと困った状況になってきているな。

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■ 大阪行き決定! EVENT【City Lights meets Light Mellow】

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久しぶりに大阪のイベントに参加します。

【City Lights meets Light Mellow】
Place : RAW TRACKS (大阪市北区天満1丁目6−8-B1F 六甲天満ビル)
Date : 2024.10.05 (sat)
Time : 17:00- 23:00
Charge: 4000円 (drink別)

-Special Guest DJ-
🎧 金澤寿和 (Light Mellow) from 東京
-Special Live Show-
🎙️ Neighbors Complain

-Guest DJ-
🎧 Kitta (Light Mellow West)
-Regular DJs-
🎧 Jazt-60(Chignitta)
🎧 emi(AOR_bot)
🎧 YO-SUKE(Urban Classics)


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■ PAGES

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ペイジスの78年 デビュー・アルバム『PAGES(ファースト・ペイジス)』が、オランダの Music on Vinyl で来月アナログ・リイシュー。ココんちは、日本と並ぶAOR大国であるオランダらしく、9月にこのぺイジスとボズ・スキャッグス『SILK DEGREES』、10月にエリック・タッグ『RENDEZVOUS』を、それぞれカラー・ヴァイナルでアナログ復刻させるそうだから、気合が入ってます。でもボスとエリック・タッグは日本が先に出しているから、やっぱり日本の方がAOR大国かな でもやっぱり日本じゃ、なかなかぺイジスには行き着かないので、そこはヨーロッパの特殊事情かと(ホントに北欧でのペイジス人気がスゴイ…)。

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■ ...TOO / CAROLE BAYER SAGER

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名作詞家にして、一時はバート・バカラックの奥方でもあったキャロル・ベイヤー・セイガーの、78年2nd。本来ならば『TWO』にするところを『...TOO』。オシャレだね。さすが、女流作詞家だね。キャロルといえば、バカラックとの蜜月期に作った甘〜い3作目『SOMETIMES LATE AT NIGHT(真夜中に口づけ)』(83年)が代表作とされるけど、楽曲単位ではこの『...TOO』もなかなか。

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■ YOU'RE ONLY LONELY / JD SOUTHER

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いろいろ締切関係が多い中、改めて “AORとは何ぞや?” と考えている。ちょうど某AOR専門誌が次号でジャーニー特集をブチ上げるそうで、一部で賛否両論喧々諤々。ま、賢明なる日本のAORファンは、誰もジャーニーをAORだとは思っていないだろうけど、スティーヴ・ペリー色が濃い『RASED ON RADIO』ならば拡大解釈でギリOK、とか、これは分かるな。でもそれに比べると、やっぱりTOTOの音楽性の広さ、柔軟性、センスの良さ、演奏スキルの高さというのは特別。ダテにセッション・ミュージシャンやってねぇヨ、ってことだよな。

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■ CWF 3 / CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT

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CWFことチャンプリン・ウィリアムス・フリーステットのニュー・アルバム『CWF 3』、いよいよサンプル盤が到着。発売日は21日に迫ってきた。ジャケットは日本仕様。北欧オリジナルのドライヴァーズ・シート・ジャケは、盤面及びトレイ下にあしらわれている。ブックレットにはビルからのコメントと、11ページ及ぶ筆者の長編ライナー。前回同様、ビルとピーター・フリーステットの濃ゆいインタビューを交えつつ構成しています。

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■ CRY LIKE A RAINSTROM, HOWL LIKE THE WIND / LINDA RONSTADT feat. AARON NEVILLE

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ワーナー・ジャパンが再始動させた洋楽名盤シリーズ【Forever Young】で、今月末にリンダ・ロンシュタットのアサイラム期主要7作が復刻される。その中には、紙ジャケ化含め、長くスルーされ続けてきた『MAD LOVE(激愛)』(80年) と『GET CLOSER』(82年) もラインナップされていて。“オォ、これは”と思っていたら、なんと少し前にこの89年名盤が、35周年記念盤としてサード・パーティーからアナログ復刻されていた。89年といえばもうCD時代に入っていて、新作アナログ盤は珍しかった時期。いち早くCDの波が押し寄せていた日本では、当然のようにCDだけの発売だったと記憶する。

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■ TIME TO FLY / DAVID POMERANZ

david pomeranz_time to fly

少し前に輸入盤国内仕様で初CD化(紙ジャケ仕様)されていた、デヴィッド・ポメランツの2nd『TIME TO FLY』をご紹介。オリジナルは米Deccaで71年リリース。日本では『明日への翔き(はばたき)』の邦題で、翌年初頭に発売された模様。手元にあるアナログは帯ナシの国内盤と輸入盤だけれど、当時は結構期待されていたのか、ゲートフォールドの見開きジャケでちょっと豪華。しかも日本盤には艶消しのマットコーティングが為されていて、珍しいA4サイズくらいの解説が、歌詞を掲載してある見開き部分にペラッと貼り付けてある。それこそAOR全盛期にはあり得ないような豪華な作りで、プリAOR感が満載だ。もっともCDはそこまで再現されているワケじゃないが…。

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■ THE ALBUMS 1983 - 93 / JOHN MILES

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英国人ロック・シンガーで、アラン・パーソンズやルパート・ホームズがプロデューサーとして関わったことで知られるジョン・マイルスのキャリア終盤の3作が、クラムシェル・ボックスにパッケージされた紙ジャケット仕様で再発。エルトン・ジョンやクリス・レアのプロデュースで名高いガス・ダッジョンが手掛けたAOR寄りの83年作『PLAY ON』が、ようやく初CD化された。なのでそこを中心にご紹介。出したのは英Cherry Red傘下の再発レーベル:Lemon Recordings。

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■ CWF 3 / CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT

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CWFことチャンプリン・ウィリアムス・フリーステットの3作目、いよいよ情報解禁になりました。『CWF3』8/21発売決定! 9月には8年ぶりの来日公演も東京・大阪で! 自分も既に解説を入稿済みです。収録されたのは、先行リリース済みの6曲入りEP『CARRIE』に入っていた新曲3曲に、その後のニュー・レコーディング7曲+過去のリテイク物が1曲。更に日本盤オンリーでボーナス・トラックも4曲追加されている。

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■ L.A. RAINBOW / DANE DONOHUE

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都会の裏通り、光と影。
時はめぐり、孤独と哀愁が重なり合う瞬間、今ふたたび感動が蘇る。
幻のAORシンガー・ソングライター、デイン・ドナヒュー、
45年ぶりの奇跡的復活。仕掛け人はペイジ99のジョン・ニクソン。
そして北欧AORの旗手オーレ・ブールドが2曲参加。
新世代が牽引する現行AOR / ヨット・ロックが、
遂にここまで辿り着いた。


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■ THE SECOND ONE REDUX / STATE COWS

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ステイト・カウズが2013年にリリースしたセカンド・アルバムで、
彼らの代表作ともなった『THE SECONDONE』再訪盤。
北欧AORシーンの牽引役となっただけでなく、
休眠していたUSシーンのAOR好きを目覚めさせる契機にもなった彼ら。
その熱きスピリットが、この一枚に詰まっている。


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■ JOE EGAN passed away

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英国版クロスビー・スティルス&ナッシュ、なんて言われた元スティーラーズ・ホイールのジョー・イーガンが、英国時間6日午後、家族や近しい人たち見守られて息を引き取ったそうだ。元相方ジェリー・ラファティ(2011年没)の公式Facebookページを通じて、イーガンの家族がメッセージを寄せた。現時点では死因は不明。享年77。

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■ DAVID DIGGS 3 reissues

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筆者監修【Light Mellow Searches】シリーズの次回発売は、久々のリイシュー物でデヴィッド・ディッグスの代表作3枚。かつてはクインシー・ジョーンズにバンド・アレンジを任され、ブラザーズ・ジョンソンやヒート、リッチー・フューレイ、和モノでは大村憲司『KENJI SHCOK』に参加したこともあった。でも実際はキーボードだけでなく、ギターもドラムもプレイできるマルチ・プレイヤー。 CCM (Contemporary Christia Music) 系のプロデュース及びアレンジでの活躍が多く、ブライアン・ダンカンが在籍したスウィート・コンフォート・バンド、ヴォーカル・グループのウイングス・オブ・ライト、それにボブ・ベイリー、ドン・トーマスといった都会派ゴスペル・シンガーなをど手掛けている。

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■ D / DARYL HALL

daryl hall

トッド・ラングレンとのダブル・ビルでやって来た昨年11月の来日公演の記憶も新しいダリル・ホールのニュー・アルバムが到着。一昨年に『BEFORE AFTER』というデキの良い編集盤があったが、純粋な新録作としては、『LAUGHING DOWN CRYING』以来13年ぶり。唐突にリリースされたと思ったら、アートワークもタイトルも まったくもって愛想ナシ。それでも今のUSの音楽市場を考えたら、CDを出してくれるだけイイのか…と。

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 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

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ジョエル・サラクラ / ソフト・フォーカス
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mighty soulmates 2
ザ・マイティ・ソウルメイツ Vol.2
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vladimir cetkar 024
ヴラディミール・チェトカー / レット・アス・ビー
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Tower Records

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ヴェニス / ステインド・グラス
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Tower Records

dane donohue_new
デイン・ドナヒュー / LAレインボウ
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Tower Records

state cows - the second one redux cover - no logo
ステイト・カウズ / ザ・セカンド・ワン・リダックス
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Tower Records
選曲しました
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■Neighbors Complain■
Made in Street 3 (Live Covers)
スタジオ・ライヴのカヴァー・シリーズ3作目はシティポップ。まずは配信リリース開始
https://linkco.re/UxfEaz6E
LPは8/3 City Pop on Vinyl
Tower Recordsで予約
CDは9/11リリース
Light Mellow 和モノ アーティスト・シリーズ
Light Mellow 森園勝敏LM 森園勝敏
四人囃子、プリズム、ソロ・アルバムから15曲をセレクト
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ラジオ レギュラー出演中
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ネット局が増えました。
岩手IBC 木曜16:30-16:50
福井FBC 金曜12:10-12:40
秋田ABS 土曜16:30~16:50
熊本RKK 日曜22:30- 23:00
radiko Premiumで何処からも
カナザワ奇数月に出演中
Liner Notes
goodbye april_heartdust
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ティエリー・コンドール / エッセンシャル・コレクション・アンド・モア(国内仕様盤)
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チャンプリン・ウィリアムス・フリーステッド / CWF 3
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アン・ルイス / ピンク・キャット+5
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高村亜留 / ARU FIRST
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レギュラー執筆中
●ALFA MUSIC公式note、【アルファミュージック考現学】に寄稿しています。
ALFA+アルファ〜ALFA INTERNATIONAL
最新更新は Billy & The Beaters
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●ギターマガジンWEB にコラム連載中。
『シティ・ポップ・ギター偉人伝』第5回
松下誠の職人ギター・プレイを楽しむ10枚|連載『シティ・ポップ・ギター偉人伝2024-0621-syokunin-guitarist-makoto-matsushita-0001

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