昼過ぎから都心を麻布十番〜新宿〜虎ノ門と駆け回って、ミーティングやら何やら。最後は六本木ミッドタウンのBillboard Live Tokyoで、今年2度目のPYRAMID。スマホを見たら、既に15000歩も歩いていてバテバテだったが、ライヴが面白くてワクワク。いつの間にか疲れもスッ飛んでしまった。しかも今回は、スタッフからの案内より先に鳥山雄司さん直々にご招待いただき、恐縮至極で駆けつけた次第である。
LIVE PYRAMID 〜PYRAMID 5〜@Billboard Live Tokyo 1st Show に鑑賞。彼らのライヴは、前作『PYRAMID 4』のリリース・ライヴ@BlueNote Tokyo(2019.2)以来なので、コロナ禍を挟んで4年ぶり。その間にトライアングルの一角である和泉宏隆を失ってしまったが、そこは気持ちが通じ合う高校時代からの同級生バンド。鳥山雄司・神保彰の2メン・ユニットとして、故人の遺志を継いでいくことになった。コロナ対応の設定だろう、1st Showは平日にも関わらず17時と早い開演。それでもシートはイイ感じで埋まっていて、さすがのベテランの貫禄である。(以下ネタバレあり)
5月に始まる山下達郎 RCA / AIR Years のアナログ再発が大きな話題になっている昨今、実は今、高中正義にもスポットが当たってきているのをご存知だろうか? 昨年はL.A.録音した3rdアルバム『AN INSENTIABLE HIGH』(77年)と2枚組ベスト『ALL OF ME』(79年)がアナログ盤で復刻。年が変わって1月に4th『BRASILIAN SKIES』(78年)が出て、3月にはソロ・デビュー盤『SEYCHELLS』(76年)が復刻される。ただし人気なのは、『ALL OF ME』の収録対象であるキティ前期、70年代のアルバムあたりなのだ。
ウルトラ・ヴァイヴ/ソリッド・レーベル【NIPPON JAZZ SPIRITS〜和ジャズ傑作選】で、今田勝のトリオ・レコード時代のアルバム5枚が期間限定廉価復刻。それを機に、しばらくぶりにそのうちの1枚『哀愁のカーニヴァル(CARNIVAL)』のCDを引っ張り出してみた。リリースは、和製フュージョンが最も華やいでいた81年。ゲストにブレッカー兄弟が参加して話題になったアルバムだ。
和楽器の可能性を追求するフュージョン・バンドとして2019年に結成された“坐音〜Zaon”が、ようやくデビュー・アルバムを発売。そのリリース記念ライヴ@丸の内Cotton Club 2nd Showを観た。実はいろいろ繋がりのある安部潤さん(kyd)が仕掛け人なので、構想段階でチラリと話を聞かされ、音も先にファイルでもらって聴いていた。その上で、これはちゃんとフィジカルで持っていたい!、と思わせてくれる上質サウンド。そそくさとCDをゲットし、ライヴにも足を運んだ。
本多俊之バーニングウェイヴ、山下達郎バンドへの参加を皮切りに、渡辺貞夫、日野皓正、両巨頭のグループで活躍。阿川泰子、伊藤君子、故・松木恒秀が率いたWhat Is HIP?でも、重量級のアコースティック・ピアノを聴かせた野力奏一。最近ではケイコ・リーのバンドでも活躍している。その野力が初めてメジャー・レーベルで組んだリーダー・グループが、83年に結成したNORIKI(ノリキ)だ。オリジナル・アルバムが3枚、ベスト盤が1枚あったと思うが、最近、ちょっと妙な流れで再発が進んでいる。
■Neighbors Complain■ Made in Street 3 (Live Covers) スタジオ・ライヴのカヴァー・シリーズ3作目はシティポップ。まずは配信リリース開始 https://linkco.re/UxfEaz6E LPは8/3 City Pop on Vinyl Tower Recordsで予約 CDは9/11リリース