Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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e.t.c.

■ obscure city pop cd's 1986-2006 / lightmellowbu

obscure city pop

まずは lightmellowbu の皆さん、上梓オメデトウございます。初めて lightmellowbu の名前を聞いた時は「なんだ、そりゃ?」でしたが、その後人づてにご挨拶が来て、「名前を使わせて欲しい」とのお願いがあり…。今では Light Mellow というコトバは音楽紹介の形容詞として普通に使われているので、今更許可もヘッタクリもなく、路線と感覚がシッカリと引き継がれていくのなら…、という感じ。その一方で、ココまで大きくなってしまうと、自分でイメージをコントロールするのはままならず…。とはいえ自ずと良心的音楽ファンの目が光っているワケで、違った意味や悪意で使えば、返ってそちらがハジをかく。よくもまぁ、ここまで Light Mellow を大きく盛り立てて戴いたモノです(感謝)。

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■ YESTERDAY

yesterday

締切を押して地元シネコンで『YESTERDAY』。ビートルズとは直接関係なく、ビートルズの有名曲をネタにしたタイムスリップSFモノ。とある うらぶれた若いクラブ・シンガーが、世界規模の停電が起きた瞬間に交通事故に遭い、瀕死のケガ。病院で目が覚めたら、マネージャーも周りの誰もビートルズを知らない。そこで彼らの曲を歌ってスターダムに駆け上がって行くのだが、やがて良心の呵責に悩み…、というストーリー。

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■ ROCKETMAN / ELTON JOHN

rocketman

台風15号が関東地方を直撃。被害に遭われた皆様がた、心よりお見舞い申し上げます。幸い、さいたま市の我が家は何の被害もなく、たまたま有休を取っていた相方とエルトン・ジョン『ROCKETMAN』を観に行くことに。タイトル曲は、レイ・ブラッドベリの短編集『刺青の男』(51年)に収録された短編「The Rocket Man」に影響を受けて書かれたと言われるが(72年作『HONKY CHATEAU』に収録)、エルトンが立ち上げたレーベルの名前も “ロケット” だし、「火星に向けて一人旅立った宇宙飛行士の孤独」というコンセプトが、よほどお気に入りなのだろう。もっともロケット・レーベルの作品群は、エルトン自身のモノを除いて、全然CD化が進んでいないのだけれど…
(以下ネタバレあり)

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■ ディスクガイド『WA B・O・O・G・I・E』

wa boogie

カナザワも執筆参加しているレコードコレクターズ誌増刊『シティポップ』が好評を呼んでいるが、それを追うようにして、もう一冊の和モノ・ディスクガイドが刊行された。それが『WA B.O.O.G.I.E.』。キャッチコピーは、『2010s感覚の1980s法学キキミミ=和ブギー』というもの。言ってしまえば、シティポップの流れを汲む和モノの中から、クロいグルーヴを持つファンクやモダン・ソウル、フュージョンだけを700曲抽出した、フロア・ユースのガイドブックである。アートワークはナンと、巨匠:永井博さん!

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■ 備忘録 2019.5.13 - 5.26

danny kortchmar liveiikikaku_19.5.22

ご無沙汰しました。約2週間ぶりの更新です。色々とお知らせしたいことやご報告もありましたが、取り急ぎは facebookでご確認いただき、まずは自分用に備忘録から…

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■ YACHT ROCK(ヨット・ロック)

yocht rock_du

少し前にミュージックマガジンのヨット・ロック特集に寄稿し、こちらの記事をアップした。その後、DU BOOKから刊行された『ヨット・ロック』本をジックリ読んで、このヨット・ロックなるシロモノについて、更なるトコロが見えてきた。看板とか定義なんてどうでもイイぢゃん、という声も少なからずありそうだが、それには半ば同意しつつ、でもそのあたりの蘊蓄を語るのが自分の役割でもあるので…

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■ ミュージック・マガジン3月号 特集:AOR / ヨット・ロック ベスト100

music magazine 2019.3

現在発売中のミュージック・マガジン3月号の創刊50周年特集第2弾『AOR / ヨット・ロック・ベスト100』に寄稿している。同社レコード・コレクターズ誌には準レギュラー的に書いているが、本体のマガジン誌でこうした記事に原稿を書くのは初めて。それだけマガジン誌とAORには溝があった。今回も特別に近しい関係になったとは思わないが、ヨット・ロックが介在することによって、シンパも批判派もAORを突き放して、少し冷静に見つめる機会が得られたのだと思う。

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■ FOR YOU / 山下達郎

tatsuro_4u

皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もカナザワ及び当ブログのご愛顧、
よろしくお願い奉ります〜。


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■ LIGHT MELLOW SUMMIT @新宿カブキラウンジ

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パンプキン・パラダイス/スーパー・パンプキン   TOKYO TOWER / 角松敏生


新宿カブキラウンジで毎月第3金曜日に開催されている恒例の和モノDJイベント:Light Mellow Summit。看板を貸しているカナザワ本人は、3〜4ヶ月に一度の割でゲストで回してますが、今回は久しぶりの出番となりました。こ来場戴きましたお客様、どうもありがとうございました! 備忘録的にセットリストをご紹介しておきます(順不同)

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■ 備忘録 3/19〜4/4

tedeschi trucks 016
ブログ更新が止まっていた3月19日(土)〜4月4日(月)の間の備忘録。書きたいコトがたくさんあるので、ホントは半分ぐらい埋めるつもりだったけれど、またもや仕事がドン詰まり状態になりつつあるので、遡って書くこと叶わず。でもそのまま捨て去るのも、自分的にはどーにも気持ち悪いので、ポイントだけ書き記しておくことにした。

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■ Light Mellow presents いい音楽あります 〜 クリス松村 vs 金澤寿和 トーク・セッション

LMbeamsLMneonNights
タワーレコード渋谷店6階で開催された、『Light Mellow presents いい音楽あります〜クリス松村 vs 金澤寿和 トーク・セッション』にお越しいただいた皆さま、どうもありがとうございました。クリスさん人気もあって、多数の立ち見のお客様が出る盛況ぶりでした。多謝!

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■ 70's VIBRATION YOKOHAMA


70's vibration
今日は時間を捻出して、横浜赤レンガ倉庫1号館で開催されているイベント『70's バイブレーションYOKOHAMA』へ。これは日本のポップス/ロックを中心に、現在に多大な影響を与えている70年代のポップ・カルチャーを展示するもので、トーク・イベントやライヴ、キュレーション・ツアーなども行なわれる。イベント詳細は、70’sバイブレーション オフィシャルサイトをご覧戴くとして、ココではカナザワの雑感などを。



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■ GET ON UP / JAMES BROWN


james brown
全音楽ファン必見という話題の映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(原題GET ON UP)』を観て来た。公開初日の上映1回目を観る、なんていうのは、我が人生で初めての出来事だけれど、都内ではなく地元のシネマを選んだので余裕綽々。ゆったりした気分で、ちょっと破天荒なレジェンドの物語を堪能した。実際は、週末に相方と一緒に観るなら、ココしかなさそう…、という状況なのだが…

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■ たまらなく、アーベイン / 田中康夫


たまらなくアーベイン
田中康夫さんの名エッセイ『たまらなくアーベン』が待望の復刻。facebookで繋がり、音楽ネタを時々やりとりさせて戴いてる関係で、ご本人からご献本いただいた(多謝)。我々 特定世代のAOR好きにはディスク・ガイドとしてお馴染みだけれど、当時のまえがき曰く、スタイル・ブックやエッセイ集としても楽しめる。復刻版にコメントを寄せた菊池成孔氏は、“二度とやって来ない時代のライフスタイル読本” と、実に的確なまとめ方をした。

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■ SLY STONE


sly stone
16日から公開されているドキュメンタリー映画『スライ・ストーン』を観た@新宿 K's cinema。何でも監督自身がギリギリまでネタを突っ込むという方針で、スライが今年1月に著作権裁判で勝利したのを盛り込んだため、この日本での封切りがワールド・プレミアになったという曰く付きである。その裁判の結果が作品の方向性を左右しかねないのに、何というドタバタか…。もしかして、それほど素材が少ないのか?と少々不安にもなった。主なストーリーについては、公式サイトをご覧いただくとして、ここではごく私的な感想を書いてみたい。


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■ THE CLASSIC ALBUMS BOX / FRANKIE VALLI & THE FOUR SEASONS


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相方のリクエストにより、仕事を押して、映画『ジャージー・ボーイズ』を観に近隣のシネコンへ。これは、かのフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズのヒストリカル・ムーヴィー。元々はミュージカルとして人気を博していた作品を、名優にして音楽好き、最近は監督としても評価の高いクイント・イーストウッドが映画化した。

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■ ナイトフライ - 録音芸術の作法と鑑賞法 - / 冨田恵一


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昨日、タワーレコード渋谷/横浜ビブレ両店で開催された、レガシー・レコーディング〜AORセレクション及び『Light Mellow Legacy』発売記念のイベント、無事終了致しました。足をお運び戴きました皆様、どうもありがとうございました。当ブログにも「面白かった!」という声をお寄せ戴き、ホッと安堵しているカナザワです。
それに続いて、今月はもう1本イベント出演が決まっています。今をトキめくサウンド・クリエイター:冨田恵一(冨田ラボ)さんが上梓された著書の発売記念イベントに、ご本人から指名されてしまったのです。

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■ 備忘録 2013.10


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ブログ休止中だった9月末からのライヴ参戦及びライナー執筆。自分用の記録として。

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■ WAX POETICS JAPAN #28


wax_poetics28またまた3週間空いてしまいまして、どうもスミマセン。怒濤の3ヶ月、未だ抜け出せず。ようやく先は見えてきましたけど、もう半月ぐらいはドタバタです。そんな中、お知らせしなくてはいけないコトも多々ありで、ブログ再開を強行。まずはこんなトコロから…。

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■ レコードコレクターズ別冊 ADULT CONTEMPORARY


adult_contemporary今日は、カナザワがライターとして参加したムック本のご紹介。いつもお世話になっているレコードコレクターズ誌の増刊『アダルト・コンテンポラリー』という、ディスク・セレクション・シリーズの一冊である。自分は16アーティスト20枚のアルバムをレビューさせて戴いた。
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OLE BORUD 待望のNew Album
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Sleepwalking Again
/ Ole Borud

筆者ライナーノーツ封入
来日も来年2月予定
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Tower Records

Light Mellow 芳野藤丸 好評発売中
LM 芳野藤丸
Light Mellow 芳野藤丸
50年以上のキャリアを網羅したコンピ盤。新曲収録も
収録曲・詳細はココから
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Tower Records

Light Mellow presents 好評発売中 LM crosspoints
URBAN CROSSPOINTS
これぞ音楽のメルティング・ポット。すべてを超越したリアル・クロスオーヴァー・サウンドがココにある
収録曲・詳細はココから
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Tower Records

Light Mellow Searches
 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

al sunny_summer end
アル・サニー / サマー・エンド
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Tower Records

ethel lindsey
エセル・リンジー / プリティ・クローズ
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Tower Records

papik_seabreeze go back
パピック presents シー・ブリーズ / ゴー・バック
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Tower Records

miles_yesterday usa
マイルズ / イエスタデイ USA
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Tower Records

woodbeez
ウッドビーズ / ポニー・ラヴ
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Tower Records

baun_beginnings
バウン / ビギニングズ
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Tower Records

tony o'malley
トニー・オマリー / ナゲンナ
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Light Mellow's Choice
カナザワ監修シリーズ
from Vivid Sound


chris montan
クリス・モンタン / エニー・ミニッツ・ナウ
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Tower Records
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Article Serch
WHAT'S AOR?
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Light Mellow presents アナログ・レコードによるAORのトーク&リスニング・イベント。
毎月第3日曜午後開催予定。

《場所》 西荻窪 アナログ天国
《第5回》 11月16日(日)13:30開場 / 14:00開演
テーマ:ブラック・ミュージック × AOR その接近と離反
《トークゲスト》 KARL南澤
こちらで好評予約受付中!

what's aor #5
ラジオ レギュラー出演中
city pop collection banner
10月から偶数月に出演
ネット局が5局に!
福井FBC 金曜12:10-12:25
宮城tbc 金曜21:30-21:55
秋田ABS 土曜16:30-16:50
長崎NBC 土曜18:30-19:00
熊本RKK 日曜22:30-23:00
radiko Premiumで何処からも
Liner Notes
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ローラ・ニーロ / スマイル
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Tower Records

laura nyro_nested
ローラ・ニーロ / 愛の営み
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Tower Records

barry mmanilow 2
バリー・マニロウ / 哀しみのマンディ
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Tower Records

edgar winter group
エドガー・ウインター・グループ / ゼイ・オンリー・カム・アウト・アット・ナイト
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Tower Records

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エドガー・ウインター&ホワイト・トラッシュ / ロードワーク
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Tower Records

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ブラッド・スウェット&ティアーズ / ミラー・イメージ
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ジャーニー / 宇宙への旅立ち
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dunn huff
ダン・ハフ / ウェン・ワーズ・アーント・イナフ
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Tower Records

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ラッセル・ヒッチコック
/ テイク・タイム
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john paul young
ジョン・ポール・ヤング / ワン・フット・イン・フロント
<輸入盤国内流通仕様>
Tower Records

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