ビル・メドレー、84歳の新作は、思い入れたっぷりに歌われるカントリー・バラード集。こうして新しいアルバムが聴けるのは、ブライアン・ウィルソンやフィル・エヴァリーとの共演曲が収められ、ビル・ラバウンティが楽曲提供したり、リチャード・ペイジがコーラスを取った『DAWN NEAR RIGHTEOUS』以来、実に18年ぶり。21世紀に入って、ようやく3枚目のアルバムを出したコトになる。
ジノ・ヴァネリ、2019年の『WILDERNESS ROAD』以来6年ぶりとなるニュー・アルバムが手元に。21年には『(MORE OF) A GOOD THING』というアルバムが出ていたけれど、それは09年作『A GOOD THING』の拡張版で。日本盤が出たのは、元々09年リリースのセルフ・リメイク盤『THE BEST OF BEYOND』を筆者監修【Light Mellow's Choice】(from VIVID SOUND)シリーズで2年遅れで発売したのが最後。それ以来ジノのオリジナル新作は、国内発売されていないことになる、もちろん良い作品ができてきたら、日本にも紹介したい気持ちは山々だが…
先週末にBlueNote Tokyoで行われた来日公演が大好評を呼んでいるウォー。少し前に代表曲<Why Can’t We Be Friends?>がビールのCMソングに採用されたり、ちょうど初来日から50周年ということで注目度が上がったようだけれど、ソールド・アウトとは驚いた。お陰で観に行くかどうか悩んでいた自分は諦めざるを得なくなったけれど、このライヴ盤を聴いて、改めてチョッと後悔しているところだ。
お呼ばれして、T-Groove & George Kano Experience『MIDNIGHT LADY』のリリース・パーティ@池袋 Soul Bar ZAPPへ。1作目同様、アートワークに呼応した、歯の浮くようなハズかしいキャッチ・コピーを書いて、帯に掲載されているのがご縁です。DJ陣もベテラン勢は顔見知りばかりだし…