Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog.
Sorry for Japanese only.

棚からpick!

■ REJOYCE / THE EMOTIONS

emotions_rejoyce

先日観に行ったGood Bye April のライヴで、メンバー登場時のBGMに使われていたのがエモーションズ。しかも<Best Of My Love>みたいな超有名曲ではなく、ちょっと渋いトコからのチョイスで。「最近AORっぽいのがシックリ来る」と言ってる彼らだから、こういう都会派ソウルもその範疇なのだろう。ちょっと嬉しくなって、書きモノの合間にエモーションズを聴き始めたら、しばしツマミ聴きの無限ループに陥ってしまった。

続きを読む

■ ALONE / 高中正義

takanaka alone

高中、ワールド・ツアー中。初っ端のロンドン2デイズは、5000人クラスのホールがソールド・アウトだったそうで、スゴイ盛りがったらしい。この高中やカシオペアあたりの海外での人気は、それは日本では想像できないほど熱いモノだけど、共に現在の、ではなく、70年代〜80年代作品群に人気が集中しているのがミソ。基本的な魅力はずーっと長く変わっていないのに、その全盛期の作品だけに世界の耳が集中するのは、やはりあの時代のサウンドメイクや空気感に、今でもケミストリーを引き起こすだけのサムシングがあったからだろう。しかも海外の音楽ファンでソコに触発されているのは、主にZ世代。アイドルとハヤリ物にしか意識が行かない日本のZ世代とは、悲しいかな、感覚の違いが明白だ。

続きを読む

■ 3-WAY MIRROR / LIVINGSTON TAYLOR

livingston taylor_3 way mirror

はや4月、家の近所は桜満開。でも、おかしいなぁ〜。今頃はもう次のプロジェクトに入っていたはずなのに、未だにその前の案件の、最後のヤマ場を越えられないでいる。ホント、もう先は見えているんだけど。…というワケで(どういうワケだ?)、今日は新年度の幕開けでもあるので、最近あまりピックアップしていなかった王道AORっぽいところから、より春らしいホンワカしたヤツを。ご存知ジェイムス・テイラーの弟、音楽ファミリーであるテイラー家の三男リヴこと、リヴィングストン・テイラーの78年名作『3-WAY MIRROR(三面鏡)』。

続きを読む

■ FLY BY NIGHT / RUSH

rush 2

昨年末、11年ぶりとなる北米ツアーを発表して話題にさらったカナダの伝説的バンド、ラッシュ。名ドラマーにして作詞家、バンドにとってはコンセプト・メイカーでもあったニール・パートの死去から数えても、もう6年になる。そのラッシュが30日夜に、カナディアン・グラミーとして知られるジュノー・アワードの授賞式に、オープニング・ゲストとして出演。久しぶりのパフォーマンスを披露した。半ば音楽系に特化している自分のSNSのタイムラインでは、もうこれ一色の様相。思わず懐かしいアルバムを引っ張り出してしまったヨ。

続きを読む

■ STANDING TALL / THE CRUSADERS

crusaders_standing tall

クルセイダーズの81年作『STANDING TALL』を久しぶりに。そのココロは実はクルセイダーズではなく、2曲でリード・ヴォーカルを取っているジョー・コッカー。このところ、偶然にもジョー・コッカーとその周辺を聴いたり、思いを巡らせる機会が多く、70年代前半のスワンプ期以降の歌を聴きたくなった。その時期だと、どうしても『MAD DOGS & ENGLISHMEN』とか『I CAN STAND A LITTLE RAIN』『STINGRAY』など、ありきたりになっちゃうでしょ? もちろんソコはジョーを語る上での基本ではあるけれど、偶発的なサントラからの全米No.1ヒット<Up Where We Belong(愛と青春の旅立ち)>以外、日本ではほとんどスルーされた80〜90年代のジョーをどう聴くかが、結構大事なポイントだと思う。

続きを読む

■ HOSONO HOUSE / 細野晴臣

hosono house

NHK朝の連ドラ『ばけばけ』の主題歌、ハンバート・ハンバート<笑ったり転んだり>に妙にハマっているというか、聴くたびに、あのマッタリしたリズムと昭和な空気感に和まされている。その所為か、今日は珍しくこんなアルバムに手が出たりして。細野さんの初ソロ・アルバム『HOSONO HOUSE』。

続きを読む

■ BLIZZARD OF OZZ / OZZY OSBOURNE

ozzy osbourne_ozz

集中力が落ちてきた時のカンフル剤は、自分本来のフィールドからかけ離れたハード・ロックやプログレに限る。その法則に則って、今回はレコード・コレクターズ最新号の『ブラック・サバス/オジー・オズボーン名曲ランキング』特集を眺めながら、オジーの1stソロにしてヘヴィ・メタ名盤『BLIZZARD OF OZZ』を。このランキング特集、自分は執筆不参加だけれど、実はお声を掛けて頂いてたのよネ。

続きを読む

■ THE MUSIC IN MY HEAD / MICHAEL FRANKS

michael franks_music in my head

大雪に見舞われた極寒のUS北東部から、マイケル・フランクスの近況が。地元の動物愛護団体やコミュニティ団体のボランティア活動をしながら、家族とゆったり暮らし、新しいプロジェクトに向けて曲を書いているらしい。昨年夏以来となるライヴの計画もあるそうで、ミニマムなトリオか、もしくはソロで弾き語りのギグを入れて、いつもと違うことにトライしてみようか、なんて考えているそうだ。「溢れ出る創造力に感謝」という下りが、如何にもインテリで穏やかな彼らしい。

続きを読む

■ LIVE ! / CURTIS MAYFIELD

curtis mayfield_live

時々無性に聴きたくなるカーティス・メイフィールド。自分的には、スティーヴィー・ワンダーやアース・ウィンド&ファイアーよりもずっと後から知ったのに、<People Get Ready>とか<Gypsy Woman>、<We've Only Just Begun>など、代表曲のほとんどは他のアーティストのカヴァーで知っていた、という人。それなのに、スティーヴィーやマーヴィン・ゲイ、ダニー・ハサウェイ、EW&Fあたりに比べ、巷で耳にする機会が圧倒的に少ない。それこそ、ビル・ウィザースより少ないかな。だから余計に、そこへ帰りたくなる。自分の音楽観の中にあるソウル成分は、やっぱりこの辺から来てるのだろう。

続きを読む

■ SUMMER RAIN / MICHAEL MONROE

michael monroe

調べ物をしていて、偶然ヒットした一枚。あぁ、コレってまだ オリジナル・アートワークの紙ジャケCDが買えるのね、とチョイ驚き。執筆が大詰めを迎えているディスクガイド『AOR Light Mellow Premium 03』でも、90年代に始まったAOR復活ブーム以降の発掘アイテムとして紹介予定の一枚。オリジナルLPは自主制作なのでかなりレアだけれど、アーティスト自身が今も現役でリリースを続けているので、デフ・ジャケのリイシューCDが出され、今では音もサブスクで簡単に聴ける。でもフィジカル派は、やっぱりこのジャケで持っていたいよねェ。

続きを読む

■ HEAD GAMES / FOREIGNER

foreigner_head games

ルー・グラムが近々に未発表トラックの蔵出しによる3枚目のソロ・アルバムを出す、というコトで、頭の片隅にフォリナーのことが引っ掛かっている昨今。そこでちょっとした気分転換に、79年の3作目『HEAD GAMES』を引っ張り出した。既に米英ミュージシャンが3人づつという結成のメンバー構成は瓦解し、ベースにリック・ウィリス(フランプトンズ・キャメル〜再編スモール・フェイセズ)が加入。イアン・マクドナルド(元キング・クリムゾン)が在籍した最後のアルバムになる。

                 続きを読む

■ CHAIN REACTION / THE CRUSADERS

crusaders_chain reaction

3連休は何処へ行くでもなく、ずーっと自宅で仕事。そんな中、プロデューサーのスチュワート・レヴィンについて調べる機会があり、改めてその守備範囲の広さを実感。ジャズ・フュージョン系が表舞台という認識だったけれど、シー・レヴェルやマーシャル・タッカー・バンドなどサザン・ロック系グループのフィールドを広げることに貢献したし、80年代半ば以降はシンプリー・レッドとかボーイ・ジョージ、クライミー・フィッシャーなど英国勢も手掛け、自らの守備範囲を広げている。

続きを読む

■ MR. LUCKY / FOOLS GOLD

fools gold 2

昨日のビリー・スタインバーグの訃報を受けて、その相方だったトム・ケリーが在籍したフールズ・ゴールドを何となく。名コンビのチーム解消は、売れっ子になってあまりに忙しくなってしまったトムが、作曲への情熱を失ってしまい、90年代にリタイア宣言したから。ソングライターとして、またセッション・シンガーとして活躍したトムが、唯一自らフロントに立っていたのが、このフールズ・ゴールドだった。

続きを読む

■ PAGES

pages 3

オーレ・ブールド来日中というコトで、オーレ及びバンド・メンバーたちが半ばアイドル視しているペイジスを。モードがオーレに向いているので、どうも自分も気持ちがそちらへ向いちゃうのよねぇ。これまでの来日では、必ず1曲はペイジスのカヴァーをセットリストに入れていたけれど、今回は初日・2日目のステージが終わった時点でピックアップはナシ。ニュー・アルバムをフィーチャーした2ステージ入替制の公演じゃ、それも致し方ナシか…。

続きを読む

■ LIVE AT THE BUDOKAN TOKYO 1983 /ASIA

asia in asia

来日していたエイジア、大阪・横浜・東京でのビルボード・ライヴ計5日間10公演、好評のうちにハネたようですね。もっとも自分は完全スルーでしたが… というのも、エイジアは元々2つの側面を持ってデビューしたスーパー・グループだったから。今更言うまでもないコトだけど、彼らはジョン・ウェットン、スティーヴ・ハウ、ジェフ・ダウンズ、カール・パーマーというプログレ・シーンの歴戦の強者たちが結成したワケで、そちら方面の期待を背負っていたことがひとつ。もうしてもうひとつが、そうしたキャリアに関係なく、英国らしい重厚感のあるアリーナ・ロックを標榜して成功したこと。多分、今回のジャパン・ツアーに足を運んで、屈託なく「良かった〜」と言える方々は、後者のエイジア・ファンが多いんだろうな。

続きを読む

■ PRISM

prism

先週『AOR Light Mellow Premium 03』掲載用の対談を行った後は、しばしJ-Fusion方面の執筆。コンピレーション『HORIZON DREAM』関連を書いている。3月に出るのは、81~3年に発売された3枚のLPをCD2枚に集成した『HORIZON DREAM Vol.1-3』と、今回新たに筆者が選曲・監修した『HORIZON DREAM 2026』。初CD化・初復刻の音源を挟みつつ、新しいフュージョン・ファンへの訴求や後続のアナログ・リイシューにも繋がるようなチョイスを考えたが、先行している高中正義やカシオペアあたりの人気ぶりを見るにつけ、もっとこの辺にも注目してほしいなぁ、と改めて思っているのが、このプリズムだ。

続きを読む

■ SEYCHELLES / 高中正義

takanaka seychells

最近、圧倒的に聴く機会が増えているキティ時代の高中。ずーっと『TAKANAKA II』が最高傑作だと言ってきた自分だけれど、今よく聴くのはこの1作目である『SEYCHELLES』。サブスクでの再生回数もこのアルバムが圧倒的らしい。確かに良い曲が多いのは間違いないが、<Oh! Tengo Suerte>や<トーキョー・レギー>といったヴォーカル・チューンが一番人気というのは、やはり海外に於けるシティポップ・ブームと連動しているから、なのだろうな。

続きを読む

■WILD THINGS RUN FAST / JONI MITCHELL

joni mitchell_wild things

スティーヴ・ルカサーとマイケル・ランドウ率いるBoone's Firmのライヴを観ていて、ちょっと思い浮かべていたのが、このジョニ・ミッチェルの82年作。彼女の歴史の中では、アサイラムからゲフィンに移籍してロックに寄ったアルバムという評価が一般的で、結構地味な印象がある一枚だ。確かにスタジオ前作が『MINGUS』、直近が名ライヴ盤とされる『SHADOWS AND LIGHT』だから、コレだとロックに寄った感じはある。でもそれはあくまでジョニのキャリアに照らせば、の話。もともとそっち系のリスナーだった自分から見れば、充分すぎるほどジャズ寄りの作品ではあるのだが…。

続きを読む

■ SUGAR LOAF EXPRESS feat. LEE RITENOUR

lee ritenour_sugar loaf express

リー・リトナー、ジェントル・ソウツを率いてジャパン・ツアー中。観に行きたったけど、この時期メチャクチャ仕事に追われているのが分かっていたので断念。リアル・タイムではさすがに観ていないものの、再集結があった時には何度か観たし、リトナーもパトリース・ラッシェンも最近観たし…、と自分をなだめる。それでもチケットは早々にソールド・アウトしたようで…。あぁ、今回はアーニー・ワッツは一緒じゃなくて、サックスは不在なのね…。

続きを読む

■ FISSION(核分裂)/ HIROSHI (安川宙志)

hiroshi_fission

去年、アナログ盤で復刻されて驚いたアルバムのひとつ。セッション・ギタリスト:安川宙志が、HIROSHI名義で84年にオーストラリアでリリースしたアルバム『核分裂(FISSION)』。今だからシティポップ系という冠で再発されたけれど、実際はポップス的要素は乏しく、大半を占める英語曲はAOR寄り。バラードや日本語曲はニューミュージックに寄っていく。それを包括的にまあるく包んでいるのが、彼のルーツであるジャズ・フュージョン的エッセンスだろうか。

続きを読む
HOME
Light Mellow on the Web
Profile

link_fb
細かいNewsはコチラで発信
x_jpg lightmellow_tk
各種情報・音源リンクなど
TOPICS
Light Mellow presents J-FUSION Renaissance 始動
和製フュージョンを掘る年間ビッグ・プロジェクト
【コンピレーションCD企画】
horizon dream 2026
● HORIZON DREAM 2026
筆者選曲・監修
amazon / Tower Records

horizon dream 1_3
● HORIZON DREAM vol.1-3
81~83年の名企画をCD2枚に集成して復刻
amazon / Tower Records

【アナログ復刻企画第1弾】
j-fusion renaissance vo1
●カシオペア / PLATINUM
amazon / Tower Records
●杉本喜代志 / L.A.MASTER
amazon / Tower Records
●日野皓正 / DETOUR
amazon / Tower Records
●ジョン海山ネプチューン / BAMBOO
amazon / Tower Records

詳細はココをクリック!
Light Mellow Searches
 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

page 99 best
ペイジ99 / ベスト・オブ・ペイジ99 〜チャプター・ワン
amazon
Tower Records

randy goodrum_pieces
ランディ・グッドラム / ピーシズ
amazon
Tower Records

blue desert
ブルー・デザート / デイ・ワン
amazon
Tower Records

Archives
Article Serch
WHAT'S AOR?
What's AOR
whats aor 10_blue eyed vo

Light Mellow presents アナログ・レコードによるAORのトーク&リスニング・イベント。
毎月第3日曜午後開催予定。

《場所》 西荻窪 3313アナログ天国
《第10回》 4月19日(日)13:30開場 / 14:00開演
テーマ:ブルー・アイド・ソウルの歌モノとAOR
ご予約・詳細はこちらから
ラジオ レギュラー出演中
city pop collection banner
偶数月に出演中
ネット局が6局に!
秋田ABS 土曜16:30-16:50
長崎NBC 土曜18:30-19:00
宮城tbc 日曜20:30-20:55
熊本RKK 日曜22:30-23:00
岩手IBC 月曜 21:30-22:00
福井FBC 火曜 20:00-20:30
radiko Premiumで何処からも
Liner Notes
bernie labarge
バーニー・ラバージ / Bargin' In -Deluxe- (国内仕様盤)
Tower Records

kaita
KAITA / KAITA +4
amazon
Tower Records

ole borud_sleepwalking again
オーレ・ブールド / Sleepwalking Again
amazon
Tower Records

Light Mellow Deluxe
Light Mellow 和モノ・コンピのスピンオフ企画 好評発売中

詳細はコチラから

LM ann lewis
Light Mellow Deluxe
アン・ルイス

amazon
Tower Records

LM yasuko agawa
Light Mellow Deluxe
阿川泰子

amazon
Tower Records

LM nina atsuko
Light Mellow Deluxe
二名敦子

amazon
Tower Records
Recent Comments