Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog.
Sorry for Japanese only.

DVD

■ ONE HAND CLAPPING / PAUL McCARTNEY & WINGS

paul_one hand clappaul_one hand clappingpaul_band on the ruc dx box

雨のゴールデン・ウィーク最終日。ずーっと仕事をしている自分には関係ないけど、連休の締め括りはWOWWOWで放映されたポール・マッカートニー&ウイングスのスタジオ・ライヴ・ドキュメンタリー『ONE HAND CLAPPING』で。昨年6月に実現した音源の初オフィシャル・リリースに合わせ、9月には日本でも劇場公開されたが、上映期間が短くて観るタイミングを逸してしまった。もっとも、2010年に国内1万枚限定で発売された『BAND ON THE RUN ~Super Deluxe Edition』(3CD+DVD)に、丸ごとボーナス・フィルムとして入っていたので、もう中身は分かっているのだけれど。

続きを読む

■ 映画『セッションマン〜ニッキー・ホプキンス ローリング・ストーンズに愛された男』

session man

昨日は尾崎亜美さんのライヴへ行く前に、この映画を観に池袋に立ち寄った。『セッションマン〜ニッキー・ホプキンス ローリング・ストーンズに愛された男』。60〜70年代の英国ロック・シーンで活躍したセッション・ピアニストで、ストーンズを始め、ビートルズ、ザ・フー、キンクスという60年代の4大ビート・グループから重用された人物だ。当ブログの読者でも、「知らない」「名前だけなら…」という程度の知名度だが、この曲あの曲、60〜70年代の洋楽好きなら、必ずやそのピアノ・プレイを耳にしている、そういう人物である。

続きを読む

■ JOHN LENNON 『THE LOST WEEKEND 〜 失われた週末』

320

タイミングが合わず、見損ねていたジョン・レノンの映画『THE LOST WEEKEND〜失われた週末』をようやく@隣町の昭和レトロな映画館での上映最終日。通っていた高校がある街で、この映画館の存在は当時から知っていたが、実は足を運んだのは初めて。小綺麗なシネコンに慣れてしまった身には、まるで異空間に迷い込んでしまったような体験だった。でもストーリーそのものが70年代中盤の話なので、ちょうど良かったのかな? 45年前に通った街並も、まるで観光地のようになっていたし…。

続きを読む

■ LIVE AT MONTREUX 1997 / LEGENDS -Eric Clapton, David Sanborn, Joe Sample, Steve Gadd & Marcus Miller

legends_montereux 97legends_montruex 97 reissue

デヴィッド・サンボーン急逝に関連して レジェンズ。何だか自分的にはスゴくビックリしてしまったんだけど、サンボーン好き、サンボーン追悼、という割には、このプロジェクトのことを今までを知らなかったという方が存外多くて… 噂のあったスタジオ・アルバムは作られなかったが、こうして映像作品が残されている。もっともサンボーン自身はあくまでメンバーの一員、あくまで1/5というポジションだけれど。

続きを読む

■ JOURNEY THROUGH TIME / NEAL SCHON

neal schone_journey time

5月に出たライヴ映像作品、ニール・ショーン『JOURNEY THROUGH TIME』をようやく。これは現行ジャーニーの唯一の結成メンバーであるギターのニール・ショーンが、グループに所縁のあるメンバーたちとジャーニーの歴史を振り返るようなプロジェクト。目玉的には、今はもうステージで披露されることがない初期ナンバーを演奏することか。ニールと共にジャーニーを立ち上げたグレッグ・ローリー(kyd, vo)、再編ジャーニーに貢献したディーン・カストロノヴォ(ds,vo)らが参加し、18年2月にサンフランシスコで行われたベネフィット・ショウに出演した時のパフォーマンスが収録されている。ベースのマルコ・メンドーサは、カストロノヴォと共に、ニールが05年に組んだソウル・サーカスの元メンバー。

続きを読む

■ LIVE AT KNEBWORTH '76 / LYNYRD SKYNYRD

lynyrd skynyrd_knebworth 76

5日に訃報をお伝えしたばかりのレーナード・スキナードのギタリスト、ゲイリー・ロシントン。虫の知らせ、とでも言うのだろうか。実は今年に入って、ウォーキングの時にチョクチョク レーナード全盛期のアルバムを聴き直していて。その流れで、ゲットし損ねていた『LIVE AT KNEBWORTH '76』(21年発表)を少し前に海外バイヤーからポチって。それがゲイリーの訃報を挟んで到着した。う〜ん、なんと言うタイミングなのか…。

続きを読む

■ LIVE IN CONCERT AT LOLLAPALOOZA / JOURNEY

journey_lollapalooza

ジャーニーのライヴ映像作は、スティーヴ・ペリー期もアーネル・ピネダ期も複数ずつ持っているので、そろそろお腹いっぱい。昨年リリースされた11年ぶりのニュー・アルバム『FREEDOM』でも目新しさはなく、バンド周辺ではゴタゴタ続き。もう進化はないだろう、映像作品が出ても不要かな…、と思っていた。が、コレが、かつてなかった7人編成でのパフォーマンスだと知って、思わずポチリ。メンバーはアーネル、ニール・ショーン、ジョナサン・ケインに、ナラダ・マイケル・ウォルデンとディーン・マストロノヴォのダブル・ドラム、ベースにマルコ・メンドーサ、そしてサポート・キーボードのジェイソン・ダーラトカ、という布陣で。

続きを読む

■ 映画『WHITENEY HOUSTON 〜 I WANNA DANCE with SOMEBODY』

whitney houston

X'mas? 我が家は夕食にケーキとチキンが出ただけで、ほとんど通常営業。X'masらしいコトといえば、facebookで先に紹介したように、先日 産経新聞のWeb版から『クリスマスに聴きたいシティポップ』というテーマで取材を受けて、以下に記事が載っているが…。

『クリスマスに聴きたいシティポップ11選(前編)』〜山下達郎より切ない大失恋ソングも 
『クリスマスに聴きたいシティポップ11選(後編)』〜愛の祈りはミポリンより情熱的に 

続きを読む

■ SPARKS BROTHERS

sparks bros.

レビュー原稿入稿からの映画鑑賞、相方熱望の『シン・ウルトラマン』、だったらついでにと『スパークス・ブラザーズ』。家からクルマで小1時間のシネコンで両方続けて観られる、ってんで。『ウルトラQ』から『帰ってきたウルトラマン』ぐらいまでリアルタイムで観ていて、エースの時に突然登場した兄弟構想にゲンナリした世代なので、『シン…』には正直 あまり期待してなかったが、まぁ、こんなモンかと。後半の無理繰りな展開にはビックリしたけど、妙に現実的な設定が多かったのは面白かった。シュッとしたプロポーションのメフィラスには、さすがに苦笑するしかなかったが…。外星人と日本政府が交渉する様は、今回は登場しないメトロン星人とウルトラセブンによる夕暮れの四畳半会談を思い出した。

続きを読む

■ 『CITY POP POSTER FLYER EXHIBITION』 + 『SUZI Q』+『LAUREL CANYON』

suzi qlaurel canyon

ゴールデン・ウィーク中ほぼ仕事だったので、最終日は締切をチョイと脇に置いての家庭サーヴィス。相方のリクエストで、プロデューサー井出靖さん主催の『CITY POP POSTER FLYER EXHIBITION』@代々木公園近くのGrand Galleryからの、音楽映画2本立てスージー・クアトロ『SUZI Q』と『LAUREL CANYON(ローレル・キャニオン〜夢のウエストコースト・ロック)』@ヒューマントラストシネマ渋谷と、なかなかに充実の半日。続きを読む

■ US + THEM / ROGER WATERS

roger waters_us+them DVD

今日は1日PCに向かい合っていたので、気分転換にコレ。一昨年暮れのマスコミ試写会で観ることができたので、blu-rayは買うだけ買って実は観てなかった。でも今月末に、ピンク・フロイドの1990年、伝説のネブワース・コンサートのライヴ盤が出るというので、今一度観ておこうと。すると試写会時には映像のド迫力に押されてよく見えていなかった部分が、今度は手に取るように分かってきて。「遅ぇーヨ」というご指摘は、甘んじてお受けします…

続きを読む

■ LIVE IN CONCERT - THE 24 KARAT GOLD TOUR / STEVIE NICKS

stevie nicks live

1月にポロッと出ていたらしいスティーヴィー・ニックスのライヴ盤。14年に発表されたスタジオ・アルバム『24 KARAT GOLD: SONGS FROM THE VAULT』をフィーチャーしたステージで、ワールド・ツアーは結構日が経った16年10月からの1年間。収録されたのは、17年3月に行われたUSインディアナポリスとピッツバーグの2公演となる。リリースは2CD、2CD+DVD、2Vinyl、Blu-rayの4形態にサブスクなどのデジタル・リリース。自分はジックリ悩んでBlu-rayをゲットした。最近ベテランに多い BMG Rights Management 発なので、今のところ日本発売の予定はない。

続きを読む

■ CHAR 2013 LIVE at EX-THEATER ROPPONGI / CHAR

char 2013 live

これは嬉しいライヴ映像作品のリリース。Charが13 年12 月にEX-THEATER ROPPONGIで開催したスペシャル・ライヴ3days、その最終日の模様を丸ごと収めた映像作品である。セットの内容は、1st〜3rdまでの初期作品の再現。最近のCharのライヴなんてまったく観てないが、自分は初期Charに思い入れが強いから、「これは観ておかないと!」と動いたものの、時すでに遅し。チケットはほぼソールドアウト、かろうじて入手できそうな日は自分のスケジュールが合わずで、泣く泣く断念したライヴだった。

続きを読む

■ LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL / CAMEL

camel_royal albert hall

ここ何ヶ月か ずーっと書き進めていたディスクガイド『AOR Light Mellow』20周年プロジェクトの第1弾が脱稿目前ということで、気持ち的に少し余裕。他にも締切間際の仕事があるものの、風呂上がりにビールも呑んじゃったし…、というコトで、早く観たくて仕方がなかったキャメルのBlu-Ray『LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL』を。収録は2018年9月の『MOON MADNESS』再現ツアーのハイライト、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール公演。その少し前、同年5月のジャパン・ツアー(@クラブチッタ川崎)を観に行って、イイに気分になったのを思い出すな。

続きを読む

■ HOMECOMING / CHAKA KHAN

chaka khan_homecoming

チャカ・カーンの新作は、地元シカゴで収録されたライヴ『HOMECOMING』。3月に出ていたが、国内発売がないらしく、まったくと言っていいほど話題になっていない けれどチャカ好きならゲットして損はない充実の内容。知り合いはチャカ初の公式ライヴ盤として紹介していたけれど、映像(何故かDVDのみ)も同発で、収録も少し多いようだから、ココは映像作品として。どうせCDの音は、映像版の切り出しだろうし…。

続きを読む

■ LIVE AT MONTREUX JAZZ FESTIVAL 1980 / 松岡直也 & WESING

naoya matsuoka@montreux1980

これは待望 松岡直也&ウィシング@ライヴ・アット・モントルー1980 の映像版の登場だ。ライヴ・アルバムはすぐに2枚組で出て、当時から愛聴していたが、40年も経っての映像版お見えには、ちょっと意表を突かれた感じ。時間的余裕がないので、1〜2曲だけ拾い見するつもりが、グイグイと引き寄せられて、結局フルに90分超。あちゃ〜、やっちまったヨと思いつつ、心はシッカリ高揚している。

続きを読む

■ ROGER WATERS 『US + THEM』・PINK FLOYD『DELICATE SOUND OF THUNDER』

roger waters_us+thempink floyd perfect live

ロジャー・ウォーターズ『US + THEM』と本家ピンク・フロイドの『光〜PERFECT LIVE!(2019リマスター)』の映像版。共にこの11月末に一夜限定のプレミア上映があるので、チケットを買って観に行く予定にしていたら、運良くマスコミ向けのダブル試写会にお誘い戴いたので、そそくさと市ヶ谷六番町のソニーへ。先日から風邪をひいてしまい、少し頭がボーッとしていたが、どちらも圧巻の映像スペクタクルにドップリ引き込まれ、それぞれ約2時間、時が経つのも忘れて完全に見入ってしまった。

続きを読む

■ BLUE NOTE RECORDS - BEYOND THE NOTES

blue note_movie

音楽ファンにはお馴染みのジャズ・レーベル、ブルーノート。その80年の歴史を追ったドキュメンタリー映画『BLUE NOTE RECORDS - BEYOND THE NOTES(ブルーノート・レコード 〜 ジャズを超えて)』を、渋谷東急文化村 ル・シネマで観た。ちょうど割引がある曜日とあって、お勤め帰りの音楽ファンでかなり盛況。ただし観た印象としては、ある程度ブルーノートに対する予備知識がないと、内容を理解するのは難しいかも、という感想を持った。

 続きを読む

■ LIVE AT MONTREUX 1973 / CAROLE KING

carole king_montreux73

やっと…、ホントにやっと出た。キャロル・キングがアルバム『FANTASY』発表直後に出演した、スイスはモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ映像。このリリース・インフォが日本の音楽シーンを駆け巡ったのは、まだホンの1ヶ月ほど前の3月上旬のことである。でも実を言うと、「キャロル・キングのモントルー・ライヴの映像が出せるかもしれません」と関係者から耳打ちされたのは、なんと今から10年以上前のコトだった。

続きを読む

■ LIVE AT THE RAINBOW '78 / FOREIGNER

foreigner_rainbow 78

最近やたらと目につく隣接権/ハーフ・オフィシャル物のライヴCDや映像作品。元々はオンエア用に録られているケースが多いから、音質や画質はそこそこだったりする。でも中には完全にブート・レヴェルだったりするものもあるそうだし、そもそもアーティストにとっては有難くないシロモノだったりも。もちろんこのフォリナーの映像は正規のモノだけど、古い記録なだけに、思わず音と映像のクオリティが気になってチェックし始めた。ところが気がついたら、70分超、フルで観てしまってたりして…

続きを読む
HOME
Light Mellow on the Web
Profile

link_fb
細かいNewsはコチラで発信
x_jpg lightmellow_tk
各種情報・音源リンクなど
TOPICS
Light Mellow presents コンピレーション最新作 予約受付中
LM crosspoints
URBAN CROSSPOINTS
これぞ音楽のメルティング・ポット。ジャンル、時間、人種、文化、そのすべてを超越したリアル・クロスオーヴァー・サウンドがココにある
収録曲・詳細はココから

amazon
Tower Records

Light Mellow presents コンピレーション2作 好評発売中!
LM_My Guitar sings Mellow
My Guitar sings Mellow
歌うようにメロディアスなプレイが聴けるギター・フュージョン15曲をコンパイル
収録曲・詳細はココから

amazon
Tower Records

LM_Jazzy Ladies
JAZZY LADIES
女性ジャズ・シンガーのポップ・チューンやコーラス・グループのジャジー・ナンバー17曲を集成
収録曲・詳細はココから

amazon
Tower Records

今井優子カヴァー・アルバム、City Pop On Vinylで発売決定pcd18918_cd
今井優子 / Reminiscence
8/2 City Pop on Vinyl で発売
amazon (LP)
Tower Records (LP)
Light Mellow Searches
 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

baun_beginnings
バウン / ビギニングズ
amazon
Tower Records

tony o'malley
トニー・オマリー / ナゲンナ
amazon
Tower Records

monkey house_crashbox
モンキー・ハウス / クラッシュボックス
amazon
Tower Records

lo van gorp_works
ロー・ヴァン・ゴープ / ザ・ワークス
amazon
Tower Records

big horizon
ビッグ・ホライズン / イン・ザ・ビギニングズ
amazon
Tower Records

state cows_closed doors
ステイト・カウズ /
クローズド・ドアーズ・アンド・オープン・ショアーズ
amazon
Tower Records

tristan_frou
トリスタン / フルー・フルー
amazon
Tower Records
Archives
Article Serch
WHAT'S AOR?
506062901_29991594953821317_8482847019789110136_n
Light Mellow presents アナログ・レコードによるAORのトーク&リスニング・イベント。
毎月第3日曜午後開催予定。
《場所》 西荻窪 アナログ天国
《第1回開催》 7月21日(月・祝)13:30開場 / 14:00開演
 詳細はこちらから
LIVE Light Mellow vol.8
いよいよ開催決定!
LLM8
《出演》 佐藤竹善/土岐麻子
GOODBYE APRIL with はらかなこ
2025年8月30日 (土)
こくみん共済coopホール
スペース・ゼロ(新宿南口)
open 15:30 / start 16:00
《料金》7,800円 好評発売中

詳細はこちら
ラジオ レギュラー出演中
city pop collection banner
ネット局が変わりました
福井FBC 金曜12:10-12:40
秋田ABS 土曜16:30-16:50
長崎NBC 土曜18:30-19:00
熊本RKK 日曜22:30-23:00
radiko Premiumで何処からも
カナザワ奇数月に出演中
Liner Notes
himiko kikuchi_flying beagle
菊池ひみこ / FLYING BEAGLE <LP>
amazon
Tower Records

kingo hamada_best
濱田金吾 / ゴールデン☆ベスト
amazon
Tower Records

van stepehson_righteous
ヴァン・スティヴンソン / ライチャス・アンガー<輸入盤国内流通仕様・限定盤>
Tower Records

van stephenson_suspicious
>ヴァン・スティヴンソン / サスピシャス・ハート<輸入盤国内流通仕様・限定盤>
Tower Records

geyster_trop
ガイスター / トロ・ドゥ・ソンティモン
Tower Records

ygsf_pleasure
ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス / プレジャー
amazon (CD)
amazon (LP)
Tower Records (CD)
Tower Records (LP)

shogun alive2
ショーグン / ALIVE II
amazon
Tower Records

Recent Comments